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明らかに中国包囲網を目論む米国、バイデン大統領の戦略と来年の食糧危機を憂う!

髭の隊長、現参議議員の佐藤正久氏も図らずも言ってました。
「米国バイデン大統領の失言ではないか?」逆説ですが・・・
大統領の発言は、中国に対するかなりの威嚇でしょう。

昨日のバイデン大統領が日米首脳会談のあとの記者会見で、
質問に応える形で「Yes, I do.」ときっぱり言い切りました。
もし台湾で有事が発生した場合は中国が武力で台湾統一を
図ろうとした場合、台湾防衛のために軍事的に関与するという
明確な発言です。

さらに続けて「それがわれわれの決意だ」とまで発言しました。

中国の行動を抑止する戦略から踏み込んだ発言だという受け止めが
広がっています。ロシアのウクライナ侵攻で戦略的曖昧さで
侵攻を許してしまった悔恨があったのでしょうか?

ウクライナ戦争においては、米国がいち早く自国の軍隊を派遣しない
ことを明言したことでロシアの侵攻を阻止できなかったことが
米国の右派の有識者に指摘されていました。インド太平洋においては
その轍を踏むまいと思ったのでしょう。

インド太平洋地域においては、確実に中国を牽制しておく必要に
迫られた発言だったのでしょう。今までは、中国の行動を抑止する
「あいまい戦略」とも呼ばれる、戦略をとってきましたが、
バイデン大統領の言葉はこの戦略からかなり踏み込んだ発言だった
言えます。

早速、中国報道官の趙立堅氏が眉間の皺を寄せて反論してました。
この顔も露骨で非常に面白いと、いつも思っていましした。
世界の人々を前にこの強烈な面相はまるで、京劇の役者を思わせる
風情と感じたことでしょう。

相手を罵倒する際に、ロシアの外相のラブロフ氏と中国の外相、
王毅氏、そしてこの趙立堅報道官の人相の悪さがいつも脳裏を
離れず、いつも非常に不愉快に感じていました。

IPEFの13ヶ国の参加表明も含めて、中国共産党は明らかに焦りの
色がうかがえます。最大の懸念はインド太平洋にNATOと同じような
軍事同盟に発展しないかどうかが最大の脅威なのでしょう。

いよいよ、中国包囲網が形成されつつあるようです。それだけ米国は
中国をロシアよりも脅威に感じている証拠です。

日本も確実にこの包囲網の先鋒を担っているというか、担わされている
ように感じます。2022年はウクライナ戦争ではじまり、世界が混沌の
世の中に陥ってしまったエポックメイキングの年になってしまいました。

ウクライナで停滞していた2,500万トンの小麦の一部は陸路で輸出の目処が
たったようですが、トウモロコシを含めて、来年の収穫を見込める作付けが
されていないことを考えると来年のパン、麺、パスタなどの主食の欠乏は
世界的な食糧不足と高騰をもたらします。

日本は来年から主食は米食を中心にせざるを得なくなると危機感を
持っている人がどれほどいるのか甚だ疑問です。





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