【閑話休題01】コインパーキングでの出来事…
寒さが一段と厳しくなったある日の夜の出来事。
早朝に12時間400円のコインパーキングに止め、
9時間ほど止めた後、夕方再びコインパーキングにやってきて精算しようとした。
車庫番号14番のボタンを押した。
「1,200円」
「そかそか、1,200円か」と、
財布を出し1,000円札を取り出して、紙幣挿入口に差し込もうとしたその瞬間…
「1,200円???」
12時間400円。1,200円ならば1日半止めてることになる。
ん…
私は今日の朝に車を止めたはず。
出庫するまでの所要時間は約9時間。
「今日あった出来事は全て夢か?」
もしかしたら、実は前日の昼あたりから車を止めて他のかも…
そうなんだ、きっとそうなんだと思い、再び紙幣挿入口に1,000円札を挿入しようとする。
「あっ、やっぱりおかしい」
その瞬間、差し込もうとした1,000円札を再び引き戻す。
「どういうことだ?」
直ちに管理会社に連絡。
私 「今日の朝に車を止めて、今精算しようとしたら、金額が1,200円と表示されました」
管理会社 「すぐに現場に向かいます」
30分後、管理会社のスタッフが到着したので、精算時の出来事を話すと、
「駐車板のセンサーの誤作動かもしれませんね。1,000件に1件あるかないかなんですが…」
スタッフは精算機を開けて、中の情報を調べながら、
「あぁ、確かに前に止めてた方が精算した後も、なんだかの形で加算されてますね。センサーの異常です。大変ご迷惑おかけいたしました」
そういい、本来の精算額400円を精算機に表示させ、私も精算する。
「滅多にない事象ですが、大変ご迷惑をおかけいたしました」
丁重に謝られた。
「やはり、常に確認は大事だな」と思いながら駐車場を後にした。