【閑話休題03】2019年スト活動を終えて

2019年2月1日 A級小倉劇場(以下:小倉)
私がストリップという大衆芸能(大衆風俗ともいうか)に足を踏み入れた日である。
あの時の感動は、私のブログ【私のスト活動02】を参照願いたい。

あれから一年。
各月頭、中、結、それぞれ最低一日は、小倉に足を運んで、いろんな踊り子さんを見て、スト活動一年足らずの若造が、生意気にもTwitterでステージを見た感想について記載してきた。

当然ではあるが、最初の頃は、知識も少なく、DM等でいろいろとご指摘も頂いた。
ムカッと来ることもあったが、冷静になりDMを読み返し、自分の考えを改め直したことも多々ある。
今となっては、ただ感謝でしかない。

知識の話をしたが、小倉の劇場には、地元の常連さんも見えられるし、全国各地から遠征で見えられるお客様もいる。
地元常連のお客様からは、観劇にあたってのマナーや、ポラ写真の撮り方、チップの渡すタイミングなど、スト観劇においての基本を教わった。

何たって、ポラロイドカメラだなんて、産まれてこの方撮ったことがなく、面食らった事を思い出す。
いざ踊り子さんをポラで撮影するときも、「ポーズどうする」の言葉にも、「どんなポーズがいいんですか?」と、逆に質問してしまう始末。
全てが新鮮でした。

地元常連さんが、すごく暖かく新米の私を見守ってくれた事には感謝でしかない。

全国各地から遠征で見えられる、スト活動大ベテランのお客様とも懇意にして頂いた。
戦後間もない頃に始まったストリップ の歴史や、現役を引退された踊り子さんの話、閉館になった劇場の話、浅草ロック座と他ポラ館の違い、ロック座とそれ以外の経営の話などなど、非常に興味深い話を聞くことが出来、話題としての知識にも繋がった。

そういう話を聞いているうちに、一度、ほかの劇場を見て感じてみたいとの思いが湧いてきた。
6月に栗橋を皮切りに、SNA、大和、横浜、川崎、浅草、渋谷、関西の東寺、東洋、晃生、そして広島と回り、それぞれの劇場模様を体感した。
小倉以外では拝見したことのない踊り子さん、いろんなジャンル、スタイルの踊り子さんを見ることが出来た。

いろんな劇場に行き、全てにおいて驚いたのは、やはり浅草ロック座だろう。
ポラ館しか行った事のない私にとって、
「ポラ撮影がない」
「踊り子さんに直接チップを渡せない、話せない」
「何番目ではなく、何景」
など、勝手が違いすぎて、ただ驚くばかり。
ただ、ステージの構成、照明音響、全てにおいて日本のストリップ の頂点ということ、素晴らしさを痛感した。

また何より得たものは、同じ趣味(スト活動)、同じ推しを共有できる仲間が出来たことである。
後に、スト活動で落ち込んだときに助けていただいたのは、この仲間たちである事は、言うまでもない。
本当に感謝です。

一年間突っ走ってきたが、ここらで一度冷静になって、改めて推しをもっと応援して行こう、二年目はそんな気持ちで取り組んでいきたいと思う。

関係各位においては、引き継ぎのご指摘ご鞭撻賜りたく、今後とも宜しくお願い申し上げます。