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「国境線なんか俺が消してやるよ」 【週末おススメ映画】
名前って何なに?
バラと呼んでいる花を
別の名前にしてみても美しい香りはそのまま
『ロミオとジュリエット』シェイクスピア(小田島雄志訳)
皆さん、こんばんわ。
今週の【週末おススメ映画】はWG宮本がご紹介致します。
本日ご紹介したい映画はこちら、
行定勲監督、宮藤官九郎脚本、窪塚洋介主演【GO】
2001年10月に公開されてから13年たった今もなお多くのファンがいるこちらの映画「GO」は自らを【コリアン・ジャパニーズ】と呼ぶ金城一紀氏による直木賞受賞小説を映画化。そう、これは金城一紀氏の実体験に基づいたお話。
【あらすじ】
主人公は在日韓国人、杉原。民族学校に通うも、進路も将来も決まっていない。
「手の届く範囲のものにだけ手を伸ばしてりゃ、
お前は傷つかずに生きていける。
そういう生き方、どう思う?」
元ボクサーの父から学んだボクシングの腕前でケンカをする日々。。 そしてハワイに行くと言って突然、朝鮮から韓国に国籍を移す父。
「広い世界を見るのだ。」
そして通い始める日本の高校。
「僕らは国なんて持ったことありません!」
民族学校からの大親友、ジョンイルの死。
「俺、自分の肌の色が緑色だったらいいのにって、
本気で思う時ありますよ。
そうしたら自分が在日だって忘れなくてすむし、
恐いって言う奴は最初っから近寄ってこないし」
彼女に「在日」を受け入れてもらうことができない葛藤。
この映画には多くの心に響く名台詞が出てくる。「在日差別問題」という重いテーマを取り上げながらも、コミカルな部分も多く、笑いも絶えない。
なんといっても主演 窪塚洋介の魅力爆発なこの作品。まだ観ていない方は 必ず見て頂きたい程のおススメNO.1映画です。
以上WG宮本からの記事でした☺よい週末を!
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