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【読むもの無いならこれを読め】おすすめ「非」メジャー漫画三冊

ワンダーグラフィックス石田です。今回は、一般にはあまり知られていない(と思う)おすすめ漫画を紹介します。


「ふらいんぐうぃっち」

黒猫のチト」と共に青森の親戚の家にに引っ越してきた主人公、真琴は実は「魔女」。そんな彼女と、親戚・友人達が織りなすほのぼのとした日常ストーリー

「よつばと系」魔女物語

青森を舞台にほのぼのとした日常を描きながらも、その中に「魔女」や「魔法」の要素が無理なく入れ込められた漫画です。ゆっくりとしたストーリー展開、ギャグセンス、さらに絵柄まで「よつばと」に似ていますが、確かなオリジナリティと新鮮さが表現されています。


「ハクメイとミコチ」

身長9センチメートルの小人である「ハクメイ」と「ミコチ」の日常を綴った、ファンタジー漫画。

コマの全てからにじみ出る繊細さ・緻密さ

小人の物語」で「ファンタジー」でありながらも、倒すべき敵が出てきたり、大冒険をしたり、存在理由を問うたりせず、描かれているのは「二人の日常」。美味しい食材を採りに行く話、服を果実を使って染める話、飲み屋で賭けをする話。そんなありきたりな物語を「作りこまれた設定」「描きこまれた造形」によって、リアリティを持たせて描いています。この漫画は超おすすめ!


「くーねるまるた」

ポルトガルから日本に移住してきたマルタの、貧乏ながらも「おいしいものを食べたい欲求」をどうにかして満たしていく「だいたい」グルメ漫画。

異国グルメ+人情

主人公マルタはとにかく貧乏。風呂なしアパートに住んで、夏場はクーラーも付けられない程。なのに「おいしいものを食べたい欲求」だけは人一倍。泣けなしの予算の中から調理された、母国オランダ風味の料理はどれも涎が出るほど美味しそうに描かれています。さらにそれだけではなく、マルタの周りの人々との温かい人情話も丁寧に描かれた漫画です。


いかがだったでしょうか?

たまには気分を変えて、「大きな本屋くらいにしか置いていない漫画」を手にとってみるのもおすすめします。


ワンダーグラフィックス 石田徹弥


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