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Blenderマガジン

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Blendetを利用していて、見つけたTipsや研究記事を掲載しています。
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2022年2月の記事一覧

【Blender】視差マッピング(画像のレイヤー化)

前回、気になっていた下記動画を試してみたものの、画像の積層して立体感のあるやり方がよくわからず、途中で変更。 今回は、参考動画冒頭にあったデジタル時計を思い出し、画像をレイヤー化の方を検証してみたので結果をメモしておく。 画像の積層の方は、次の課題として持ち越し。 <Blender 3.0.1> ■参考動画■視差マッピング(画像をレイヤー化)キャラと屋台の画像を用意。(背景をアルファで抜いたもの) あとは、下記のシェーダーノード構成を作成する。 ※マテリアルプロパティ>

【Blender】シンプルな視差マッピングの作り方

シンプルな視差マップの作り方メモ。<ページ後半に参考動画あり。 平面なのに視差(Parallax)があることで立体感を感じる不思議。 ・・・とか、なにやら難しそうな仕組みだが、とりあえず試してみる。 <Blender 3.0.1> ■シンプル視差マッピング(A)◇下準備 追加>平面 でオブジェクトを用意する。 ◇視差マップのシェーダーノード作成 下記のようにノードを組む。 値ノードの数値を変えると奥行き感が変化する。 ([-]値で奥行き感が増大) これで完成。 た

【Blender】UVスクロール(モディファイアーで)

UVスクロールで、平面状の凹凸が流れていくオブジェクトを作成するメモ。河川などの水流表現に利用できそう。今回は、EEVEEでレンダリングするので、モデファイアーを利用した方法。 <Blender 3.0.1> ■概要表面の凸凹は、ディスプレイスメントで作成する。 凸凹の流れは、UVスクロールで表現する。 ■下準備まず、追加>メッシュ>平面 を作成して用意する。 それとメッシュにスムースをかけておく。 今回のメッシュの細分化は、非破壊編集のため、細分化モデファイアーを

【Blender】HDRIを自作する

Blenderで、HDRIの自作方法をメモしておく。 (HDRI:High Dynamic Range Images) 利用事例としては、自作した拝見シーンを別のシーンで、環境マッピング化したいときに使う。環境光としても利用できる。 <Blender 3.0> ■下準備シーンを作成し、レンダリングできる準備を行う。(EEVEE or Cycles) ■レンダリングしてHDRIを書き出す方法大雑把な流れとしては、所定の設定を行い、用意したシーンをレンダリングして、画像フ