空白で埋める。

スケジュールも本棚も。どうやら人間は箱があれば、目一杯になるまで埋めてしまう習性があるようだ。

だかしかし、箱に少しの余裕もないと、新しいものを入れたり、順序を入れ替えたり、自由に動かすことができなくなる。

川の流れと同じように、大体のことは上手く流れているうちはいいが、滞ってしまうと途端に腐り始める。

なので、スケジュールも本棚も、初めから箱を「空白」で埋めておく。いざという時に自由に出し入れできるように。

「空白」にも立派な役割があるのだ。

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