俯瞰しながら今を見る。
大きなビジョンを持って、計画立てて1年の戦略を練るのが監督。
私たち選手はその中で毎日毎日100%でやるだけなんだけれども、
100%を求めるからこそ、
日々の練習の中で、不完全燃焼になることもある。
私も若い頃はそういうことがよくあった。
その日の内に結果を出せないと嫌っていう負けず嫌いさが。
新しいことを取り入れるとき。
違うポジションをするとき。
感覚的にフィットしなくてこれでいいんだろうかって不安になる。
え、私もっと練習したいんだけど。ってときもある。
結果、何考えてんの、この監督。ってストレスためる笑
コーチングを学んだり、実際に自分がチームを動かしながら練習したり、いろんな監督と接し会話するようになって学んだことだけど、
監督はそんな小さい単位でチームを見ていない。
今日、明日でどうこうってことじゃないんだよね。
いろんな思惑でやっているので、直近の結果なんて最優先してないのですよね。(そうよね?指導者の皆様。笑)
試合で、練習していることをどうオーガナイズしてデザインしていくか、そして結果を出すのか。が最優先なので、日々の練習、ましてやり始めのできた、できないなんて気にしてない。
1試合に数えるくらいしかやらないようなことを丁寧にやって精度を高めていくこともあるし、それがどのくらい可能性があるのかを試し見ているだけってこともある。(ような気がしている。)
ほんで結局やらんのかーーーーいってことも。笑
監督も選手と一緒に練習しながら成長(この言葉が正しいかはわからないんだけど)・変化し、あれこれ考えながらチーム作りしているんだと思う。
練習でいろんなことをやる中で、ひらめいたり掴めたり、ひとつ深く考えることができるようになったりするものだということに気づき、そういうことをする時期だということと、監督の方向性の中で形作ってる過程なんだと気づくことができるようになってからは、
もう少し開けた視点で、1日の練習を捉えることができるようになった。
いや、もう本当にビックな心で練習の内容を振り返ることができるようになった。
だから、うまくいくときもうまくいかないときもあるけど、それを個人としてもチームとしてもどのくらいのスパンでできるようになりそうか、あと試合までどのくらいあるからここはもっとやりこんでいいなとか、そこは諦めようとか、ここはできるから練習はもういいやとか、勝手に判断してゲーム形式の練習でオーガナイズする笑
ゲームメイカーだからできることかな、これは笑
特に今日のテーマはこれって決めてたら、できててもできてなくても、関係なくその日のゲームでやらせる。独裁者のごとく。笑 しつこく。
そういう意味では若いときより、結果が出ることを「待てる」ようになった。
俯瞰して全体を見ることと、ミクロな「今」の現状把握をすることと。
できそうで、なかなかできないことだけど、
目先のことに一喜一憂せずに、
日々100%出しながらも、
監督の思惑を読み取りながら、
全力で監督を信頼して、
試合への万全の準備をしていこう!!!
石立 真悠子
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