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言語化

1対1ってハンドボール始めてから毎日練習してきたし、

それだけハンドボールスキルの中で大切なスキルだと考えている。

1対1がうまい選手がいるかいないかで、チーム戦術の組み立て方も違うし、

自分も相手も生かすことのできる最強の武器だと思っているのです。


ですが、1対1を理論的に習いました、私の1対1の原理原則はここにあります、と言える選手ってなかなかいないんだよね。

実業団でも、はっきりと細かく自分の1対1について指導できる人っていないと思う。


私は、自分の1対1の説明ができる。

それは、ひとつひとつ細かく教えてくれる先生がいたから。

そして、何年もの積み重ねと経験の中で、どうしたらよりよくなるかをいろんな人とトレーニングしながら創ってきたから。


自分のプレー、自分の選択を言葉にできる選手であることを心がけてきた。

最近は言語化できるイコールわかりやすいのかなという考えもあり、言語化できることが「正しい」とは思っていないけど。

むしろ、本能的な選手に憧れとうらやましさを感じることすらあるけれど。。。


それでもこの、「言語化できるプレーヤーでいる」という信念は変わらない。

だからリスクマネジメントができる。

だから波が小さくなる。

だから崩れた時に立て直せる。

だから再現性がある。


選手であるけれど、言語化できる能力があれば指導もできる。

こういう理屈立てて積み上げていくことというのは、

ハンドの中だけではなく、社会においても大切なこと。

理路整然と、自分の目標に対して、何が大切で、

何をしなければならず、

どういう道筋で近づいていくのかを言語化できる人は、

思った道を歩むだろうし、遠回りしたとしてもそれが経験という財産となって大きくなった自分でたどり着くだろう。


思考の言語化。

行動の言語化。


言語化して、具現化して、なりたい自分になろう!!


石立 真悠子




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