「不要不急の人類学ノート」に拍手!

 人類学者・磯野真穂さんの連載「コロナ禍と出会い直す」の最終回(第32回)が掲載された。この連載が『コロナ禍と出会い直す――不要不急の人類学ノート』と題して書籍化され、それを記念するトークイベント(磯野さんと哲学者・永井玲衣さんとの対談)も開催されるそうだ。

 「コロナ禍と出会い直す」は32回分すべてを読めたわけではないが、読み得た限りではすべてに心から共感した。あの不愉快極まりないコロナ対策禍(金井利之東大教授命名)の中で、磯野さんのエッセイは本当に救いだった。それにしても書籍のサブタイトル「不要不急の人類学ノート」は、痛烈な皮肉が炸裂していて痛快である。
 
 トークイベントにも早速申し込んだ。それまでに『コロナ禍と出会い直す』をじっくり読み返したい。

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