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悲しみは消えない

こんばんは、印度孔雀です。

さる4月7日に元ゆらゆら帝国のベーシスト・亀川千代さん、4月10日に現役騎手の藤岡康太さんがお亡くなりになられました。

ゆらゆら帝国は、やはり1ロックフリークとしてライブに足を運んでみたかったバンドのひとつです。もちろん、解散時は年齢的にライブなど行けるはずもないどころか、名前すら知らなかった訳ですが···(当時5歳)

当時のライブの熱狂っぷり、映像を見ただけで本当にワクワクするんですよ。バンドを知って、再結成して欲しいなと思いつつ「完成」された状態に再び手が加わることは無いだろうと心の中では分かっていましたが···やはり、解散前のメンバーが何らかの形で集まるということさえ出来なくなってしまった、という事実はとても残念でなりません。


藤岡康太騎手は、先週土曜日の競馬で落馬後意識を失い、そのまま回復することなく命を落としてしまいました。まだ子供が生まれたばかりだというのに、運命の残酷さをただただ悔やむばかりです。

忘れもしない昨年のマイルチャンピオンシップ、模試の合間にニュースを見てると、「ムーア落馬負傷でナミュールは藤岡康に乗り替わり」といった内容の記事が。当時ははっきりと「これは···負けるかな」と思ってしまいました。

そして模試が終わったあと、レースを鑑賞すると、なんと藤岡康太騎乗のナミュールがモレイラのソウルラッシュを差し切ったではありませんか。今回の来日でも重賞を勝ちまくってるマジックマンを差し切ったその姿に、思わず感動してしまいました。

今年はフェブラリーステークスから兄の藤岡佑介騎手がGⅠ2勝目を挙げ、この勢いで今年は藤岡兄弟が活躍するだろうとばかり思っていました。まさかこんな事になってしまうなんて、本当に悲しいです。訃報を聞いた翌日はそのショックからか、

  • 大学内のコンビニでは生協の電子マネーが「使用不可」という表示を「使用可」と読み違え、レジで店員にスマホを提示し指摘される

  • カラオケの注文がスマホアプリからだと受話器に書いてあるにも関わらず見逃してしまい、電話を取って「ジンジャーエールお願いします」と言って「スマホから注文してください」と言われてしまう

  • JRの電光掲示板の時間だけを見てホームに行き乗り込んだ結果、帰る方向と真逆の電車に乗ってしまう

というミスを一日でやらかしてしまいました。そのくらい衝撃的なニュースだったのだと思います。

本日、福島競馬場の献花台に花を手向けに行こうと思います。僕は残念ながら福島で康太騎手が勝利するところは見れませんでしたが、康太騎手の分も兄の佑介騎手にはより一層頑張ってもらいたいですね(ですがショックが残ってるであろう今は無理しないで欲しい···)。

改めて、両者のご冥福を心よりお祈りします。印度孔雀でした。

献花する花束。藤岡康太騎手のGⅠ制覇時の勝負服(上田けい子氏、キャロットファーム)の配色より赤と白をチョイス。ラッピングは故人が好きだったというピンク色のものを。
最後のダービー騎乗となった2018年、テーオーエナジーに騎乗する藤岡騎手。少しだけメッセージを添えました。

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