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インド美食倶楽部#90 Tres (ニューデリー)

written by iyo
ニューデリー在住の友人から教えてもらったレストラン。「ジモン・渡部のこれが絶景料理だ!2020新春SP」を見た直後に訪問。一刻も早くジモンのように美味しい料理を食べた直後に唸りたい。小雨ということもありデリー方面は若干渋滞していたがグルガオンから約1時間強でニューデリーにあるロディコロニーエリアにある今回お目当てのレストランTresに到着。入り口はシックに決まっている。

店内もオレンジ、茶色、黄色を基調としていて、照明によって生まれた影が良い味を出している。

その他、8人用の個室や、中庭の席もある。暖かい時期に中庭の席は気持ちよさそう。今回は店内のカウンター席に座らせていただきました。

お通しのパン。真ん中の丸いパンが美味しい。普段食べきらないパンですが、この日はおかわり。

エビとイカとキュウリとタマネギ。ソースはアッサリしていて1品目としては正解。

2品目。グリルとオーブンが同時にできるジョスパーという機会を使ってグリルしたラム。ヨーグルト、タマネギ、Kokum Salt(インドで採れる木の実のスパイスを使った塩)を合わせたソース。噛みごたえがあるにも関わらずラム肉がふっくらしている。またこのソースが絶妙な濃さ!噛んでも色あせないソースとでも言いますでしょうか。キッチンまでの距離約10m確認後「スワディシュトーー!(ヒンディー語:美味しい)!」と唸ってみる。ジモン派はキッチンスタッフまで伝わる声量で言うらしい。

3品目はイベリコ豚の生ハム!下にはポテトのテリーヌとウィスキー風味のパンチェッタ(豚のバラ肉)。

赤ワインを頼んでたためチーズを頼むことに。4品目はエシャロット・タルトタタンの上にゴートチーズを乗せた料理。ホイップクリーム状にチーズの形にしている点がオシャレ。ゴートチーズがこの形なのでアポロみたいに口の中で溶けると思いきや、人生で食べた中で最も濃厚!濃厚すぎて皿の周辺に彩っているビーツ、リングとクルミのコンポートも併せて食べてしまう。

そしてメインのエビ料理。ズッキーニ、ペポカボチャ、イエローマスタードシードの黄色尽くしソース。エビも美味しいがソースがあっさりしていてこだわりを感じる。

もうこれ以上食べれないと思ってデザート欄を見たら、ありましたクリームブリュレ。悩んだ末にオーダー。なんと可愛い食器に4種類。左からオレンジ、ベリー、サフラン、コーヒー味のクリームブリュレ。個人的には柑橘系と甘いクリームが合うと思ったためオレンジが一番好きでした。そしてデリーグルガオンエリアのNo.1クリームブリュレだと思います。

肉の焼き加減、そしてコダワリのあるソースが本当に素晴らしい。次回他の肉も食べてみたいと思いました。また雰囲気も良く店員の接客も本当に気持ちがいい。ニューデリー方面でお勧めしたいレストランのうちの1つ。是非食べに行ってください!

Tres
23, Block 13, Lodi Colony, New Delhi, Delhi 110003
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