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インド美食倶楽部#066 Lavaash By Saby(ニューデリー)

written by iyo
クタブ・ミナー付近にあるアルメニア料理のレストラン。アルメニアってどんな国?トルコの東に位置して、人口約290万人。高原で育つ食べ物を使用していること、キリスト教のため食べ物に規制が多くないこと、そして戦争によって離散して再集結した歴史があるため世界各国の料理が混ざっていること、がこの国の料理の特徴。

以前Avenue32を「グルガオンの代官山」と称したが、店があるクタブ・ミナー付近も負けないほどオシャレエリア。「ニューデリーの代官山」と称しても良いほど建物のデザインが洗礼されている。

階段上がった1st Floor(2階)に店はある。店内は南コーカサスや東ヨーロッパっぽいデザイン、食器も雰囲気に合っている。

バルコニー席もあり涼しい時期は気持ちが良さそう。

アルメニア料理がわからず、何を頼んでよいのかわからない。とりあえずサラダ欄から選んでみる。G氏が事前に調べていた。メモ用紙にぎっしりアルメニア料理の事が書いてある。心強い!G氏メモが推奨するトルマという料理を頼んでみた。トルマとは葉や野菜に肉を詰め込んだ料理のことを言うらしい。今回はエビをタマネギに包んだ(?)料理。豪快なタマネギにエビが乗っかている。。!

同じくG氏メモによるスマック・チキン。オリーブ、バジル、白ワイン等で煮込んだチキン。出汁は優しくチキンは香辛料が効いてて美味しい。誤って唐辛子を食べ、しゃっくりが止まらない。

今宵は変化球が多くなりそうなのでストレート球。想像のつくラムのケバブを頼む。うむ、適度な固さ、安定の美味しさ!

魚とエビをスパイスで炒めた料理。

今回一番美味しかったのはこのマンティ。揚げ餃子。ホウレンソウ、マッシュルーム、ラム肉の3種類ありすべて頼みました。ホウレン草のマンティは「これでもか!?」ってくらい刻んだホウレン草が入ってる。一日の野菜をこれ一口で摂取可能。マッシュルームのマンティは風味がスゴイ。揚げた皮を噛んだ瞬間「モワっ!」っと香りがたつ。鼻からキノコが生えてきそう。

そして最後はこの爆弾コロッケ!

中にはラムのひき肉が入っていて、更に中心部には黄身が固まっていない状態の卵。ラム肉のスパイスが非常に強く少し辛いと思うくらい。このスパイスと一緒に食べる卵が絶妙。

味付けは比較的濃い目、また多くの料理の味付けが比較的似ているため、4品くらいが適切。アルマニア訪問の可能性はかなり低いと思うので、ここでアルメニア料理体験をしておくとよいかもしれない。
Lavaash By Saby
H5/1, Ambawatta No.1, Kalkadass Marg, Seth Sarai, Mehrauli, New Delhi, Delhi 110030
https://goo.gl/maps/ks3vXhzRNE6K7FBS6

https://twitter.com/indiabishoku