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インド美食倶楽部#065 香宮SHANG PALACE シャングリラズ エロス ホテル(ニューデリー)

written by iyo
久しぶりのニューデリー遠征。続くホテル内レストランシリーズ。今回はシャングリラズ エロス ホテル ニューデリー内にあり、グラウンドフロアにある香宮SHANG PALACEという中華レストラン。

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入口正面には高そうな掛け軸。

レストランの内装も高級感たっぷり。

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案内された机の上においてある食器も高そうに見えてくる。高そうで目が回りそう。

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下にある皿だけ近距離で眺めたら本当に目が回った。

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お通しはキュウリとチップス。塩味のチップスの後にあっさりキュウリ、再度塩味が欲しくなりチップスに手を出すループ現象。1分で完食。

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まずは野菜系ということでブロッコリーーとシログワイの黒胡椒入の煮込み。シログワイはレンコンに似た食感してサクサク感がある。石鍋が煮込みの味を深く、野菜の味がダシになり、ダシの味が違う野菜に再度染み込む。

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スープは2種類。“カニ&卵入りのコーンスープ“と”酸辣湯“。カニと卵って両方フワフワしていて相性がいいですね、そこにコーンのトロミ、最高です。酸辣湯は酸っぱすぎず、味もこすぎず、バランスの良いスープとなっています。

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ここでシュウマイ。頼んだときに店員が「お客さん見る目あるね、これうちの自慢の料理。」何がおすすめなのか?蓋をあけたら、な、なんとQiandao(千島湖)caviar。千島湖は上海から車で5,6時間に位置する中国・浙江省内に位置する。1,000の島が浮かぶのが千島湖の名前の由来(正確には1,078)。シンガポールほどの大きさの人造湖。ここのチョウザメは一尾ごとにIDがついていて成長具合や病気などの検査を行っている。キャビアの生命線は水質。湖は山に囲まれ、千島湖は中国で最もキレイな湖と言われている。キャビアの輸出先は20カ国に及びインドも含まれていることになる。一口食べてみる。これだけキャビアに書いていて恐縮ですが、驚くべきはエビ。シュウマイの皮から飛び出すと言わんばかりにエビは大きくプリプリ!!なるほど、確かにこの店のオススメメニュー!

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最後は肉系。メニュー眺めてると「TWICED COOKED」という文字が。マンガで二度揚げに関して読んだことあるニワカ知識。対面に座ってるM氏へ聞いたところ「肉の中をまずは低温で火を通し、その後高温で表面をカリッと。最初に低温で火を通すことで表面が揚がる前に余分な油を落とせるのです。」なるほどなるほど。後で調べたところ一般的には揚げ物で唐揚げなどの厚めの肉で使用することが多い模様。きました、豚肉の二度炒め(?)。肉が薄いため二度炒める必要があるのかなぁ、っと思いつつ食べてみると確かに油が少ない気がするが固いわけではない。美味しい!

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中華料理は味付けに違いはあるものの何頼んでも外さなく美味しいというイメージがあったが、ここのレストランはキャビアを使うなど視覚的に違いが大きくわかる中華レストラン。なお、このホテルにはPriveeというデリー・グルガオンエリアで最も流行ってるクラブが隣接していて、以前クラブ好きな友人に誘われて覗いたらお金持ちな若者が多かった記憶があります。
Shang Palace
Ground Level, Shangri-La's - Eros Hotel, 19, Ashoka Rd, Connaught Place, New Delhi, Delhi 110001 インド
https://goo.gl/maps/iDKK5EtevrLUfLNw5