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インド美食倶楽部#88 Baghvan Pench National Park - A Taj Safari Lodge ディナー編(ナーグプル)

written by iyo
ランチを終えトラを探しにサファリへ。窓ガラスなしのサファリ専用車に乗り森の中にLet's Go!

いつトラに襲われるのかビクビクしていたが、ガイド曰くトラは基本的に姿を見せないため、4回に1回しか見れないらしい。トラにGPSつければ見れる確率あがるのにという冗談を話してたらガイドが野生のGPS「モンキーコール」があるという。木の上にいるサルの鳴き声の方向からトラが潜んでいる場所を導く。別の木の上にいるサルが鳴いたら、その方向にトラが動いたことを示すシグナル。これをもとにトラがいる場所を絞り、そこに車を回す。

サル以外にサンバル鹿(大型の鹿)もトラがいると鳴く。サンバル鹿は思ったより大きく迫力がある。ガイドは「静かに」っといったのちに手の平を両手に持ってきて、葉が動く音などを拾おうとする。結局1時間ほど粘ったが見れず宿へ戻ることに。

戻る途中、サンセットの見れる池にドライバーは連れて行ってくれた。サプライズのティータイムを別のスタッフが用意してくれた。お茶とクッキーを満喫してから宿舎へ戻る。

あたりが暗くなり、より一層静寂な森に変わる。ディナーは通常のメニュー以外に追加料金を払えばスペシャルメニューがあるという。内容は明記していないし、スタッフに聞いても曖昧な回答が返ってくる。追加料金を払うことに違和感を感じつつも福袋のつもりで申し込む。ロッジの休憩室で待っているとスタッフから呼ばれ、休憩室の外に我々は連れていかれる。どうやら昼食べた場所とは違う場所らしい。周囲は漆黒、懐中電灯の光しか見えない、、、暗闇に乗じて背後から襲ってくるかもしれない猿(実際はおそってこないらしい)の不安と闘いながら3分あるくと会場に到着。キャンプファイヤーで照らされた森の中のディナー会場。幻想的かつロマンチック!詳細をスタッフが事前に説明したがらない理由に納得。

ドリンクのオーダーを済ませると、最初に出てきたのはチキンティッカとトマトスープ。雰囲気が手伝っていつもより美味しい気がする!

そしてテーブルの横には焼き鳥つくるセットが、まさかグルガオンの出張焼き鳥屋「やきとら」をここまで呼んだのか!?

っと思ったら何やらポットが中に。

これでカレーを煮込んでいた。そしてポットからでてきたのはこちら!ラムカリー、カリフラワーカリー、ダル(豆)カレー、そしてトォライ(tural;トカドヘチマ)入りの野菜カレー。トォライカリーは初めて。全て低温で温めているためか、焦げなどは一切なく、口当たりも全て優しい味。インド人じゃないから辛さは調整してマイルドにしてくれたのかもしれない。

食後はチョコレートブラウニー。

さすがインドの誇るTAJホテル系列ということもあり、サービスがしっかりしていて居心地がいい。自然の魅力を最大限に活用したレストランの雰囲気づくりには脱帽。インド滞在期間中、絶対に訪れることをお勧めする場所のうちの1つ。

Baghvan Pench National Park - A Taj Safari Lodge
Pench National Park, Awarghani -Turia Road, Awarghani, Kohka, Madhya Pradesh 480881
https://goo.gl/maps/MgvxczSDTzjgU7BHA

https://twitter.com/indiabishoku