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インド美食倶楽部#055 Tonino(グルガオン)

written by iyo
Caffe ToninoではないMG Road沿いにあるTonino。既に日本人の多くに知られている有名店。今宵の会は通称「ほぼ同世代」。同じスポーツチームに所属するほぼ同世代四人。若者の流行、好みなどの話題を中心に感性を学ぶ。毎回若者1人を呼ぶ。「徹子の部屋」に徹子が4人いてゲスト1人の話をきく感じ。徹子1名は遅刻。何も知らずに来る若者。20時に会はスタート。店内は比較的暗め(*写真も暗めになる点ご了承下さい)。テーブル席、ソファ席、半個室、個室など用途に合わせて使い分けられる。

今回初めて訪れる人もいたためわかりやすい料理を注文。サラダはカプレーゼ。トマトは敢えての硬め、逆にモッツァレラチーズは柔らかめのコントラストが憎い。バジルソースが濃いため味がハッキリしている。4人は基礎的な質問から若者に聞く。若者の仕事内容、インド赴任の想い、一緒にプレーしているスポーツに対する考えをまずは把握する。

続いてミネストローネ。ここのミネストローネは野菜が豊富に入っていて、かつ野菜の味がスープに深く染み込んでいる。「優しい味」というコメントが飛び交う。スープを飲み干すと4人は若者N氏の奥様との馴れ初め・結婚に至るまでの経緯をきちんと聞く。じっと聞く。

胃が慣れてきたところでエビのガーリック炒め。香ばしい香りによって垂れそうになるヨダレを我慢しながら熱々のエビを頬張る。酸素を口に入れてエビを冷ましながら若者の休日の過ごし方を聞く。このあたりから本来聴く側である4人のうちの一人であり京都出身H氏が我慢できなくなり自身の休日の話を始める。

ペパロニとオリーブのピザ、ボロネーゼスパゲッティ、ラザニアが順番に運ばれる。4人のうちの一人であり大阪出身M氏がピザを食べながら、聞いていないにも関わらず今度は自身の旅行体験の話を始める。そしてそれに対して京都出身H氏が相槌をうちつつ自身の旅行体験をひたすら語る流れに変える。会話泥棒。二人だけでの会話が始まる。このあたりから若者N氏は一言も話さずピザ、スパゲッティ、ラザニアをモグモグ食べ続ける。会の異変に気付き始める私自身も会話に参加できなく食べ続ける。いずれも味付けがしっかりしていて美味しい。ピザやラザニアで使っているチーズが良く伸びて食べてて楽しい。

コーヒーとデザートタイム。アイスクリーム入カプチーノとティラミスを満喫。遅刻していたI氏がようやく到着。ここからI氏がまだ切り込んでいない領域を切り込む。ただその質問に回答しているのが本来聴く側の京都出身と大阪出身の二人。3人がヒートアップ。若者は蚊帳の外、質問が飛んでこないことに対して安心しきっている。私はティラミスで甘くなった口の中をさっぱりするためにブラックコーヒー。3人の会話はまだ続きその後カフェラテを2杯オーダー。気がついたら午前1時。まわりのインド人もまだ食事していたので遅い時間に気づかず。まだまだ3人は話したりなさそうでしたが自分が眠くなったのでこのあたりでお開き。

ある程度の高級感あり、スタッフがしっかりしている、料理も味付けがどちらかというと濃い目のため、出張者対応には安心して使える店です。席数も多いため長居しても店員も嫌がらず対応してくれるため今回のような長時間にわたる深い話する会にも使いやすいかと思います。
Tonino
Khasra No.76/27, Mehrauli-Gurgaon Road, Near Metro Pillar No.38, New Manglapuri, Mehrauli, Ghitorni, Gurugram, Delhi 110030
https://goo.gl/maps/Wir5fPtaN7TwMeFW8

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