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【橋本京明】オカルト系 陰陽師YouTuber

橋本京明

(橋本京明オフィス/サンミュージック)東京都
陰謀度 3 ★★★☆☆

橋本京明

【陰謀要素】
・陰陽師 ・心霊 ・霊能捜査 ・除霊 ・占い ・開運

【マネタイズ】
・鑑定/占術 ・養成セミナー ・書籍 ・YouTube ・メディア出演

【メモ】
◆自称『ラスト陰陽師』


■ オカルト系YouTuber

橋本京明は占いを本業とするオカルト系YouTuber
当初は『心霊』『開運』『占い』を主要コンテンツにYouTubeチャンネル運営をして人気を獲得。

橋本はそれらを本気で取り組んでいて、チャンネルはメタ視点でのギャグ要素満載動画として人気なのではなく、陰陽師というYouTuberとしての人気を誇っている。

除霊なるものを真剣に行なう橋本の姿はギャグ要素に満ちているが、橋本本人は笑わずにそれを行なっている。一切ニヤけることなく『除霊』作業を行なえるのは、よほど質の高い陰陽師養成スクールに通って特殊な訓練を積んでいるのであろうことが窺える。▼▼


■ 霊能捜査

橋本はYouTuberとして霊能捜査なるものを行なっている。
霊能捜査とは、殺人や行方不明など未解決事件の現場に赴いて被害に遭われた方の霊や、その地に棲む霊たちから情報を聴き込んで事件を解決に導くというものだ。

いや、もっと平たく言おう。
事件現場に行って橋本が霊の声を聴こえるフリをして独り言を言って、事件が解決に向かうかのようなストーリーに沿って捜査ごっこをして、結局
「事件は解決しませんでした。ですが一日でも早く事件が解決することをお祈りします」
みたいなオチで終わるという、心霊×捜査コラボレーション一人芝居お笑い動画コンテンツだ。

地面と対話する橋本京明

この手の動画はコメント欄に、
「窓のところに人がいるの見えた」
「白いオーブが浮いてる」
「3:51 子供の笑い声が聞こえた」
「私も視えます」
「先生、犯人に消されないように注意してください」

などの定番ギャグで溢れていて、それはさながら全体芸術である。

などと冷やかしてしまったが、真面目な話しをすると橋本がやっていることはある意味私人逮捕系YouTuberぐらいタチが悪い

私人逮捕系YouTuber逮捕

「自分は正義」という思い込みを持ち、視聴者や応援する人も善意のつもりになっている。
橋本が心霊バラエティとして節度を持って取り組んでいるのなら全く問題無いが、実際に起きた事件を無関係の第三者が面白がって、遺族、被害者、不幸に見舞われた周辺の人たちにとってプラスにならないようなことをしているのだ。
その上、実際に真剣に捜査をしている警察からすれば、「自分たちの仕事を愚弄している」「素人の気持ち悪い奴らが何かやってる」という印象を持たれても仕方が無い。

橋本の活動によってこれまでにもし一件でも、事件が解決された、解決に向かうキッカケとなった、という実績があるのならオカルトであっても評価をすべきだが、霊能捜査コンテンツを始めてから3年経っても当然何の実績も無い。あるわけないが。

この霊能捜査と似たような悪質陰謀論者として、日航機123便墜落事故陰謀論を扱うYouTuberがいる。▼▼

▲▲ 上記2チャンネルは1980年代に実際に起こった飛行機事故を陰謀論として弄び、チャンネル主は事故の真相究明のために調査をしている風を装って、視聴者も真相が明かされることを祈って応援するというスタイルのYouTubeチャンネルだ。
上記2人の陰謀論YouTuberと橋本の行なっている霊能捜査は構造が丸かぶりだ。perfumeがテクノをギミックにした女性3人グループで、BABY METALがテクノではなくメタルをギミックとしたように構造は同じだ。

橋本京明ファンに限らず、こういうオカルトを悪用するような占い師を信じやすい方はくれぐれも詐欺霊感商法などの被害に遭わないよう気を付けて欲しい


■ 脱税 (2024.5.14 追記)

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