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[供養]リーシェナウィッチ大全

 こんちゃーす。いなしです。今回は発売からGPまで愛用していた『リーシェナウィッチ』について解説します。GPでは結果を出せませんでしたが2週間このデッキに向き合って学べた大局観であったりを語ることによってこのデッキの普及に少しでも貢献出来たら幸いです。

 今回も御布施部分を設置します。今回はエボルヴフェス、東エボフェス、TRAIL、GPとどのようにリーシェナというデッキに対して構築やプレイ面でのアプローチを変化させていったのかの変遷、言わばリーシェナを通した今期の向き合い方を書いていきたいと思います。構築論ベースの本文と日記ベースの御布施部分の2つで書いていきます。それでは本文どうぞ!


デッキ構築

40-10

https://decklog.bushiroad.com/view/1R7XF  

テキスト確認にご活用ください

 直近の東エボフェスやTRAILで使用した基盤ほぼそのままです。現環境の《卵ビショップ》と《簒奪ロイヤル》を重く見ており多種多様な『フォロワーによる』メタカードを多く搭載しています。

マリガン

だいたい以下の通りです。

共通キープ
・《リーシェナ》《破壊の歌声》

対ビートダウン系
・上記+1~3コストの除去全般
・後攻なら《アグネスタキオン》+1コストのセットキープ、《デモンフレイムメイジ》のキープの検討

対ハンデスナイトメア
・共通キープ+《真実の宣告》《魔女の雷撃》
・後攻なら《破壊の歌声》+《アグネスタキオン》のセット

 セットキープや相手のデッキの特性次第で柔軟なマリガンが必要になります。各カードの役割や各対面に行いたいゲームプランを後述で書きますので上記のマリガン基準を元に照らし合わせてください。

デッキ概要

 このデッキのやりたいことは至ってシンプルです。「4ターン目にリーシェナを置いてコントロールしつつバーン火力で勝つ!」が基本戦術です。耐久がメインではなく、むしろ白で回復できるのをいいことに一方的に火力札を投げつけることが非常に大事になっていきます。下記でもう少し細かく見ていきましょう。

【1~4ターン目】序盤 リーシェナを置くまで

 1~3コスト帯の豊富な除去でつなぎ、4ターン目に《破壊の絶傑・リーシェナ》(以下リーシェナ)を設置するフェーズです。ここで大事になってくるのが《破壊の従者》(以下従者)や《アグネスタキオン》といった低コストの面庄の高いカードをあえて場に出すことです。

 先攻2ターン目従者であればロイヤルと卵対面の後攻2ターン目《フィーナ》を破壊した上で6点詰めた上で4/4スタッツが残るので333進化44フォロワーで向こうから当たってくれます。それを嫌って《ベルエンジェル》進化や《エンジェルスナイプ》を使ってくれたら実質相手の2ターン目をパス同然の動きで抑えられます。ただ、前提としてこれらの面庄は全て「4ターン目ないし5ターン目にリーシェナを出す」を行うためのものというのは念頭に入れてください。

【5~7ターン目】中盤

 4ターン目以降、このデッキは「アイドルが○枚以上で〇〇する」といったカードを中心に高水準な除去力を発揮して盤面優位と体力優位を徐々につけていきます。主な動きは以下です。

【5ターン目】白+黒+2コストの動き 
 主にくっつく2コストは《白の章・黒の章》(以下白黒)か《従者》です。《リーシェナ》本体も4スタッツを持ち意外と取られないことが多いのでこの場合では 白+白黒+従者 みたいな動き方で一気に体力差を付けます。相手の使用カードと処理範囲を計算した上で動いてください。

【後攻6ターン目or先攻7ターン目】マーリンタキオン→白黒×2
 
このデッキにおける体力勝負で一気に差を付けられるターンです。この6.7ターン目のこの動きはこのデッキにおける1つの到達点でありここを一種のゴールとしてゲーム展開するといっても過言ではありません。なぜならターン開始時の回復とダメージも合わせるとこのターンだけで6点回復6点ダメージが入ることになります。だいたいのリーサルは回避した上に相手はこちらの致死圏内となるため、この後のゲーム展開がこちらが攻め側で相手は守りの動きをしなければならないとこれまでと立場が逆転します。

 その他《デモンフレイムメイジ》《ウルズ》《樫本理子》といった各種メタカード兼ね高水準なスペックのフォロワーで徐々にゲームの主導権を握っていきます。

【8ターン目以降】終盤

 一度逆転した体力勝負を元に完全に勝ち切るフェーズです。主なリーサル札は《リーシェナ》2枚設置からの黒による毎ターン4点バーン、《マーリン》+《真実の宣告》×2の6点バーンです。だいたいターン開始時のダメージを差し引いて『6』がこのデッキの致死圏内とみていいでしょう。


 上記まででこのデッキのやりたいことは大体伝わったかと思います。次に細かい採用不採用カードを見て1枚1枚の役割について解説していきます。

採用カード解説

破壊の歌声3

 最序盤は《リーシェナ》サーチとして使い中盤以降は全体除去として使います。後半の効果はそこそこの頻度で使うとかのレベルではなくむしろ『後半の全体除去の方がメイン』まであります。

 サーチテキストは『実質リーシェナを6枚初動にし、リーシェナ全力マリガンを若干甘えて対ビートで除去カードを全力で探しに行く』行為を正当化するという認識です。また対ハンデスナイトメアやコントロールイージス、リーシェナミラーといったデッキに対して『歌声×タキオンで1枚の歌声を使い2枚のリーシェナを速攻で回収する』といった、スペルである利点を活かしてリーシェナを2枚要求される対面で即座にアクセスするために使います。最悪《マーリン》から回収しそのまま《リーシェナ》を持ってくる動きも可能なのがスペルの利点です。

 上記のように使ったのち、このカードは『全体除去として必要な場面まで手札に温存する』ことが重要です。下記にまとめますがこの全体除去がゲームの進行上必要になる場面がいくつか存在します。

【対卵ビショップ】
ほぼ全てのフォロワーのスタッツが4のため、ゲームの終着点が白×2設置→歌声の4点AOEを使いまわし持久戦に持ち込む

【対簒奪ロイヤル】
ロイヤル全般のフォロワーが2や4スタッツを持つことが多いため、状況に応じて2点や4点の全体除去として使いたい
たまに《オーレリア》処理のために4点の歌声2枚で処理する状況もある

 全体除去が腐る場面がそもそも盤面のゲームであるエボルヴでそうそうないので手札に1枚温存し得です。当然3枚マスト枠


見習い魔女と長い夜3+エンジェルスナイプ1


 1コスト2点除去クイックが4枚採用したいということでこの枚数にしています。簒奪ロイヤル相手は1コストで構えるだけで信者5点疾走を咎められます。今現在は1~2コスト帯が強い環境のためそれを咎める意味でも、そもそもゲームの土台に立つためにも4枚必要と考えています。

 一応魔女>スナイプにする理由は《アグネスタキオン》出走+魔女で4点除去を警戒させられるため地味ですがこうしています。《ギルネリーゼ》を採用している場合はニュートラルであることに意味があるので採用が逆になります。


アグネスタキオン3-2

 主に除去スペル全般を使いまわした上で相手の盤面を破壊する優れたカードです。特に強いのが条件を満たした《白の章・黒の章》を同一ターンに2回打ちつつ合計6点除去を盤面に飛ばす動きです。状況に応じて適切な除去を回収するというのはもちろんですが、リーシェナミラーに関しては《エクスキューション》を最優先で回収するケースが存在します。あとは即座には使わない状況でも先程話したように《破壊の歌声》を手札に回収するのに使います。

 意識して使うべきはハンデスナイトメア対面で《魔女の雷撃》《真実の宣告》といったドロー能力持ちのスペルを最優先で回収しリソース切れを防ぐことです。後述する《マーリン》でも同様です。

 特にテクニカルな動きや思考が必要なカードではありませんが単純に優秀過ぎるので3-2採用


破壊の従者3-2

 標準スタッツのフォロワーとしても優秀ですがなんといっても『実質2コスト4/4スタッツ2点バーン2点除去突進』という条件達成後のカードスペックの高さです。リーシェナ→白+黒+従者の4-5ムーブはこのデッキの定番と言ってもいいでしょう。

 低コストで高水準な働きをするため、進化を要求するフォロワー以外のほぼ全てとくっつきがいいです。そのため、白や黒を設置したり必要なスペルを打つ最後にこのカードを添えるのが基本的な役割です。8ターン目に《樫本理子》と併用して盤面と顔面をぐちゃぐちゃにすることもあります。

 また、2ターン目に設置することで処理されなかった瞬間次のターン実質6打点として使える点や後攻3ターン目のカードとして使うといった序盤の押し付け札としての役割があります。卵ビショップや簒奪ロイヤルといったビート系の対面で行うケースが多々ありますので頭に入れておくとよいでしょう。

 序盤、中盤、終盤すべての時間帯で高水準でかつ打点面としても重宝することから3-2採用です。


白霜の風1

 大体2コストで手札に戻すピーキーながらも強力な除去カードです。現環境においては各対面ごとに特定の使える場面が存在し、その時はこのカードに頼ることになるので0と1で天と地の差が出るカードと言えます。

【対卵ビショップ】
特に《ブリキの兵隊》

【対簒奪ロイヤル】
《オクトリス》によって奪われた自分の《リーシェナ》

【対ハンデスナイトメア】
《ダークアリス》やその他非進化フォロワー全般の一旦除去

【対ウマ娘】
ほぼ全てのカードの除去

 このような限定的ではあるが役割のあるカードと捉えているため1枚採用


白の章・黒の章3

 条件達成後は2点バーン2回復2点除去と除去と回復とバーンが行える攻守に優れたカードになります。ターン開始時の回復とバーンを合わせれば1ターンで4点6点を合計して出せるためこれを経由するかしないかで大きく体力差が出るカードと言えます。

 条件達成後のゲームでは《マーリン》《タキオン》で何度も使いまわしたいカード筆頭になります。しかし、このカードは相手フォロワーをあて先としなければならないため、盤面に何も出されない、また《マーウィン》を筆頭にオーラ持ちに対しては打つことが出来ないため『打てる時に打つ』意識を持ちましょう。

~『最序盤で与えるゴブリンの2点もゲームの最終盤で与える最後の2点もゲーム全体で俯瞰すれば同じ2点でありそこに差はない』~

 上記のように対象を取らなければ使えない点、最序盤で弱いことから減らされている構築も見受けられますがこの『白黒を使いまわすこと』こそがこのデッキの強い点でかつこのデッキの本質であると考えているため3枚必須だと考えています。


烈火の魔弾3

 私の記事ではこのカード3回目です。前回までと役割はほぼ変わらず333進化44ラインの除去で今期は特に《フローラルフェンサー》《アリス》がそれに該当します。ただ今期魔弾がさらに必須になった理由が今期最大のクソカード《悪魔のエピタフ》の処理としてですね。単純にほぼすべての3コスト帯まで干渉可能な点で優秀なのはそうですがなんといっても『リーシェナを安着させるため』といった要素がこのデッキでは大きいです。

 《リーシェナ》の着地を1つのゴールとするこのデッキにおいては4ターン目そのものが大きな隙となってしまいます。しかも4コストというのはエボルヴのゲームの転換点ともいえる333進化44フォロワーが着地する次のターンです。44スタッツをクイックで牽制するためにもこのカードと後述する《飢餓の輝き》の合計6枚はこのデッキに必要なカードと考えています。


デモンフレイムメイジ2-2

 現環境の卵ビショップと簒奪ロイヤルに採用されている3コスト以下のフォロワーの大半のスタッツが2のため、今期このカードの刺さり方がかなりいいです。前期のエルフウマ娘環境では全く刺さらないカードだったため環境の変遷によって大きく評価を上げた一枚です。主に後攻3ターン目に使用し、盤面をひっくり返すのに使います。

 このカード1枚が与える盤面干渉力が非常に高く、特に対ロイヤルの相性を逆転させるほどであると考えています。また《アリス》《フローラルフェンサー》といったカードの進化より1ターン早くこのカードの進化前を設置できることから『3ターン目にポン置きで』出すことにより次のターン実質1コストで2点の全体除去+4点ダメージの牽制を行うことが出来ます。

 冒頭にサラッと強調した『フォロワーによるメタカード』を入れる利点が自身がそのまま面庄に貢献し、上記のような反撃の起点として機能することで能動的に勝ちにいくゲームを作れる点です。このデッキでは《デモンフレイムメイジ》《ウルズ》《樫本理子》の3種がこれに該当します。

 非常に強力で3枚採用したいのですが枠の都合2-2採用です。正直枠の都合さえなければ3推奨です。


マーリン3-3

 ドラえもんです。除去、リソース確保、リーシェナ回収、フィニッシュなんでもこなせます。ただ事前に墓地にスペルが落ちていないと5ターン目時点で若干使いにくいので意識して《魔女の雷撃》《飢餓の輝き》といった3コストスペルは墓地に送るようにしましょう。

 先程の《アグネスタキオン》同様《白の章・黒の章》の使いまわしを行うのが非常に強力なため、5ターン目とかに雑に処理で使うより6,7ターン目以降に最大バリューで使いたいです。ただし、ハンデスナイトメア対面は手札に抱えたところでいつか落とされるだけなので引いたら即座に《魔女の雷撃》《真実の宣告》と共にリソースに変換します。

 このカードを使ったリーサルパターンでは『6打点』のため、6点圏内に落とし込むのがこのデッキのゴールになります。ここまでの押し込み段階でもマーリンは使うためゲーム中複数枚欲しいです。そのため、マリガン段階からキープを検討します。

 このカード1枚で行える行動が非常に広いため実践の中で行うプレイをいくつか紹介します。

【対卵ビショップ及び簒奪ロイヤル】先3マーリン魔弾回収
→次ターンの《フローラルフェンサー》《アリス》の除去+進化込みで魔弾を2回打つことで2面処理まで行いながら4点の圧を構えられる。飢餓や魔弾を構えられなかったケースで行う。

【対ナイトメア全般】ダリス→マーリン白霜回収
→《ダークアリス》の唯一の回答

【対ミラー戦】後手8先9→マーリンエクス+進化
→ミラーは《エクスキューション》で相手のアミュレットを破壊することで体力勝負を有利にする必要があります。ただ7ターン目にマーリン+エクスのような実質1ターンと1枚のマーリンを無駄にするような動きは×

【対ロイヤル】マーリン→白霜+進化魔弾
→相手の《オクトリス》で奪われた《リーシェナ》の4/4と2/4の盤面に対して、白霜でリーシェナを回収、魔弾等でオクトリスの処理を行う

→相手にリーシェナを奪った試合は長期化し、こちらが簒奪ギミックによる山札切れで負けるため2枚目を設置する必要がある。

 上記の他にもこのカードが出来る動きはあるため、その場その場で合理的な選択が求められます。引いた時は進化が必須のカードのため進化前後両方とも3-3で採用したいです。


飢餓の輝き3

 3コスト4点除去1回復です。ほぼ《烈火の魔弾》のため役割は変わりません。しいていうなら対ウマ娘の出走4/4ラインを取れるためクイックで構えるなら魔弾よりもこちらを優先するくらいです。

 3ターン目に魔弾or飢餓構え+4ターン目リーシェナは頻出ムーブであるため3固定枠です。


真実の宣告1

 2ドローor3点バーンを選択できる優秀なフィニッシュ札です。今までの《デモンストライク》にドロー能力がついているためほぼ完全上位互換といっても差し支えないでしょう。2つ選ぶ効果を使ったことはありません。無視して構いません。

 基本的にはバーン札としてフィニッシュ運用をしますが、ハンデスナイトメア筆頭に2ドローとしても必要となる場面があります。ドロー能力として使ってしまうと終盤に『マーリン+宣告×2』のリーサルが取れなくなってしまうためそこにだけ注意です。

 以上から1枚は必須で2枚目の検討を行ってもいい枠ではありますが枠の都合1枚採用です。ハンデスナイトメアが増加しない限りは1枚で事足ります。


魔女の雷撃2

 個人的には『最も減りそうなカードの中で最も減らすことにより咎められるスペル』だと考えています。なぜなら特定対面に対しての勝率を大きく変えるからです。勝率が特に大きく変わる対面は先程から何度も話にでているハンデスナイトメアの他にウマ娘対面です。

ダスカウォッカされた返しにどうやって対抗しますか』と問われた際、このカードが存在しない場合ほぼ詰みが確定します。《白霜の風》では一時的に手札に戻しただけで回答にはなり得ないため、次のターンにその負債を支払うことになります。この状況での私の回答は『ダイワスカーレットだけでも処理し次のターンにウォッカ+1面を処理すること』と考えているため、《ダイワスカーレット》を焼ける5点火力が必要です。この対面はダスカウォッカさえ乗り越えれば案外楽に勝てる有利対面のためここを乗り越えることが何よりも重要です。

 3コスト5点除去1ドローは非常に使い勝手がよく、特に《破壊の従者》との併用で手打ちでもかなり重宝します。墓地に落ちていれば《マーリン》の効果で重宝します。デッキの兼ね合いという観点でも非常に使いやすい一枚となっています。

 環境的にも必要な場面が一定数存在し、中でもこのデッキにとって最大の天敵の《リリエル》を処理した上で1ドローまでくっつくので対ハンデスナイトメア対面への回答として優秀です。他にも《簒奪の使徒》《ダークエンジェル・オリヴィエ》《エンシェントエルフ》といった現環境に多く見られる5点ラインの回答であり、《アグネスタキオン》と併用することで《翼の王子》の6点ラインまで除去することが可能になり大型フォロワーへの耐性が高まります。

 上記のような環境的、またデッキとしての扱いやすさや手札から難なく使用できる点から2枚採用にしました。カードの性質上1枚、最大でも2枚あれば使いまわしに苦労しないため3枚は非推奨です。


ウルズ2-1

 EXエリア消滅持ちの2面処理札です。特定の場面で必須になるため今期はかなり重宝します。

【対卵ビショップ】
《アリス》《ブリキの兵隊》のEXエリアからの消滅

【対簒奪ロイヤル】
《レオニダス》の消滅

【対ハンデスナイトメア】
1枚目の《リリエル》《イスラ―フィール》を消滅して《死の祝福》の蘇生の妨害
《ダークアリス》の消滅

 上記以外でも単純な2面除去札として見ても悪くない性能で、特に後攻の リーシェナ→ウルズEP進化+白 という除去を途絶えさせずに白まで設置する4→5の動きはそこそこ強力です。

 環境メタとして優秀なだけでなく単体スペックで見たときにも2面除去と悪くないため、枠を圧迫しない程度に2-1採用しました。


破壊の絶傑・リーシェナ3

 デッキの核です。回復バーンを同時に行いさらにデッキ内の一部カードのパワーを引き上げるカードです。少しくらいなら無理をしてでも4ターン目ないし5ターン目に設置したいです。設置にさえ成功すればそのあとはなんとかなってしまうケースが多いです。

 全体面共通で1枚目は設置するのですが2枚目の扱いが各対面によって異なります。以下にそれをまとめます。

【対卵ビショップ】
白×2を終着点にし黒は1枚だけ設置する。4面埋めることで面ロックを食らうと困るケースが頻発したため。《破壊の歌声》を4点で使えるようにしたい。

【対簒奪ロイヤル】
基本1枚で進行する。相手がリーシェナを奪った場合は即座に2枚目を設置し差をつける。相手の白とこちらの黒を同数にしない意識

【対コントロール全般】
白黒×2設置を目指す。余裕があれば3枚目のリーシェナで後ろに白と黒を抱えておきい。相手のアミュレット破壊後の動きへの対策も行いたい(特にミラー)

 基本的に出せるときに出すが正当化されますが、リーシェナミラーに限り《アグネスタキオン》により0/2スタッツで無力化される恐れがあるので特に面が狭い状況で注意が必要です。逆に言えばこちらもそれを積極的に狙いたいです。上記をされにくくするために リーシェナ+黒黒+白 と2枚目のリーシェナでは先に黒をだしつつリーシェナが場からいなくなるまで5面埋めないようにする意識が必要です。

 デッキの核で4ターン目までにマストで1枚目を要求され対面次第では2枚目も必要なことから3枚必須枠です。


エクスキューション1

 確定除去です。当初は不採用予定でしたがミラーで1か0かの差があまりにも大きい点とプレイングの開拓により簒奪ロイヤル対面で必要になった結果1枚だけ採用しました。後述する簒奪ロイヤル対面にて詳しく解説します。

 正直積極的に採用したい枠ではないですが、あまりにミラーで勝率を落としすぎるため採用しました。使い方は《マーリン》の項目を参考に


【徹底管理主義】樫本理子3

 相手の殴る行為全てを咎めるカードです。相手のアクトしたフォロワーを起点に効果が起動するため、相手がリーダーへ攻撃する以外にもフォロワーの上踏みに対してもその返しとして優秀です。面庄を作り相手に上踏みさせる状況を作ってそれをさらに樫本で上から取る動きが理想的です。このことから先攻4ターン目のリーシェナが5ターン目に殴れます。さらにこのカードが3点バーンと攻撃的な性能となっているため、気づいたころには相手のライフが1桁に落ちていることがザラにあります。

 一見すると3点バーンですがターン開始時の黒の2打点と合わせると1ターンで5点出せる計算となっており実質2面除去5点バーンを行うことが出来ます。相手の殴るという行為や上踏みのカウンターを行った上でゲーム上の攻守の逆転に繋がります。

 唯一フォロワーで殴るよりもバーン火力であったり、また殴ったフォロワーを自壊することが可能な卵ビショップ対面で腐りそうな見た目をしていますが、相手の《ハンプティダンプティ》進化で空盤面でかえってきた時に単純な6/6スタッツを持つフォロワーとして圧力をかけるのに使用します。

 上記のように、『相手の殴る行為のカウンター』として6ターン目以降常に回答として手に抱えたいかつ警戒の薄まった2枚目3枚目の刺さり方が1枚目以上に重くのしかかることから個人的に3枚採用したいカードです。


採用カード総評

 いかがだったでしょうか。採用カード項目では一貫としたテーマを私の中で決めていて、それは『フォロワーによる面圧とバーンと殴る意識』の大切さを伝えることでした。リーシェナウィッチとはコントロールデッキに近いが全く異なる『バーン火力による時間制限デッキである』という認識をここで改めて伝えたいです。そして、最後に見る各対面への戦い方の項目ではこの意識がカギになります。


不採用カードまとめ

エウロペ

 ほぼ全てのリーシェナウィッチで採用されており、先程から何度も繰り返している『面庄の強いカード』の代名詞みたいな一枚ですが自分は不採用にしました。

 理由は至ってシンプルで単純にスペックが高い以外の役割がないからです。どこまでいってもリーシェナウィッチはメタデッキでありその多くの枠を環境に対して役割を持つカードにする必要があります。そうした結果盤面に干渉のできないこのカードより《デモンフレイムメイジ》《ウルズ》《樫本理子》といった除去能力を持つカードの方が価値が高いと判断し不採用にしました。あとエボルヴ枠足りません。


飢餓の絶傑・ギルネリーゼ

 6枠圧迫した上で樫本理子より1,2ターン起動が遅いカウンターカードです。《ギルネリーゼ》自体のスペックが《樫本理子》よりさして高くない上に《飢餓の使徒》のカードスペックが明らかに低すぎるため不採用です。あと相手にケアされたときや《エンジェルスナイプ》1枚持たれているだけで機能しなくなるのも問題です。


各対面解説

 GPを想定した各対面への戦い方をここでは解説していきます。構築はテンプレリストを想定します。ただしGP終了後に台頭したマーウィンビショップについては詳しくないため割愛します。ナイトメアを除き全て先攻を選びます。

【対スピネエルフ】微不利

 エルフ使いたちにより開拓され、GP直前に台頭したデッキです。このデッキの最強ムーブが後攻5ターン目の 00+スピネ+スクナ+調べ による2/2×3 4/6 6/6スタッツの暴力的な押し付けです。

 ウィッチの性質上物量攻めが苦手なため、上記のような動きはもちろん《クリスタリアプリンセス・ティア》や《エンシェントエルフ》のようなカードがかなり重いです。そのためエルフというクラス自体に若干不利が付いていますが勝てない対面ではありません。

【マリガン】
 低コストエルフフォロワーの大半が2/3スタッツのため1コスト2点除去を持つ必要がほとんどありません。ただし《アグネスタキオン》がいるときは例外。基本的に除去の優先度は対《エンシェントエルフ》も考慮し《烈火の魔弾》が最優先です。その他はリーシェナタキオンなどを狙います。先攻選択

【序盤】
 序盤に行うべきは『リーシェナの安着』です。《エンシェントエルフ》の押し付けを除けば、実はこの時間は準備時間になるため《リーシェナ》はかなり安全に設置できます。前期コンボエルフであれば11ティアといった動きだしが4ターン目から開始したのですが今期のスピネエルフはスピネターンに出力したいため4ターン目が溜めの動きとして使われるケースが多いです。代表的なところでは《エルフプリンセスメイジ》などです。

【中盤以降】
 逆に5ターン目以降のエルフの攻撃力はすさまじいです。上記のようなフルムーブでなくとも《妖精の調べ》を使った盤面形成はかなり重くのしかかります。

 この対面では比較的2スタッツが並びやすい《妖精の調べ》盤面に対しては《デモンフレイムメイジ》、《スクナ》に対しての殴り返しとして《樫本理子》がそれぞれ回答として重宝します。また相手のデッキがスピネコンボに特化しノイズとなる《キングエレファント》《白銀の矢》の枚数が落ちていることから面を捌きつつ回復で逃げる行為が有効に刺さるため《白の章・黒の章》を使いまわす動きも有効です。

 上記のカードを中心に盤面を捌きつつ着実に体力を詰めていけば勝つこともできるため不利ではあるものの悲観的にならなくてもいい対面です。


【対簒奪ロイヤル】微有利

 世間では不利とされていますがどうにか工夫した結果そこそこ勝てる対面になりました。(証拠にTRAILでは6回ロイヤルに当たり5回粉砕したことによりチーム4位に貢献)。この対面に勝つためには意識すべきことが大量に存在するため1つずつ解説していきます。

【マリガン】
《リーシェナ》+除去中心のマリガンを行います。1コスト除去+《アグネスタキオン》は理想的 先攻選択
後攻なら《デモンフレイムメイジ》も追加

【序盤】1~4ターン目
 いかに《フローラルフェンサー》を安着させずに《リーシェナ》を着地させるかが序盤の焦点になります。1~3ターン目までロイヤル側は『2スタッツ以下のフォロワーしか存在しない』ため1コスト除去の範囲内です。低コスト除去でつないで相手の《フローラルフェンサー》のターンの前に《烈火の魔弾》《飢餓の輝き》を構えて4に到達するが1つのゴールになります。

 このフェーズで1つ意識することが『相手のPPが余っていない状態なら積極的にフォロワーを設置すること』です。上記の各カード解説で載せた使い方で《破壊の従者》《アグネスタキオン》《デモンフレイムメイジ》《マーリン》を設置し、処理で1ターン使わせるか処理せずに次のターンゲームをぐちゃぐちゃにするかの強制2択を強いることで最序盤からゲームの主導権を握りましょう。ロイヤルは性質上回復がほとんど存在しないためここで与えた被弾が後で効いてきます。

【中盤】5~7ターン目
 《リーシェナ》を安着させた次のターン焦点となるのが《簒奪の使徒》に対して回答があるのかです。これは2パターンあると考えています。

①黒+雷撃
②白+黒設置、1回顔で受けて次のターン樫本理子等でカウンター
(オーレリアケアとしてここで3面は並べない)

 使徒の対処が終わったら今度は《オクトリス》との対峙です。一番されてきついのが《リーシェナ》を奪われることなのでこのオクトリス+リーシェナに備える必要があります。対処法は以下です。

①マーリン→白霜+魔弾等
上記に書いたため割愛
②アグネスタキオン→オクトリス除去+リーシェナ無力化による盤面圧迫

 このように1枚1枚丁寧に相手のカードを捌き続けます。《レオニダス》に対しては《ウルズ》で対処するなどした後最後に待ち構えるのが《オーレリア》です。

【オーレリア戦】
 1枚目のリーシェナ設置後は基本的『盤面が3面以上にならない』ようにゲームの進行を意識します。それさえできれば問題ないのですが《オクトリス》経由後の2枚目のリーシェナのゲームに持ち込んだ後はケア不能なのでおおよそ7ターン目以降、この《オーレリア》と相対することになります。

 基本的にロイヤルというデッキは打点が乏しく体力に余裕のあるケースが多いためこの時点で致死圏内であるケースは少ないため『一回顔で受けて返しのターンで処理する』ないし面庄を作って《オーレリア》で当たらなければならない状況にして返しのターン取ることを目指します。《破壊の歌声》×2や少し削ったところを《デモンフレイムメイジ》《樫本理子》で取るといった処理になります。最悪2ターンかけてもどうにでもなります。

【ゲーム進行上気を付けるべきこと】
 個別に重視するカードは見ていきましたが、この対面で念頭に入れておくべき項目を見ていきます。

①『毎ターンできる限り1pp構えること』
 《簒奪の信者》に備えるためです。

②『攻撃意識と体力差に注意』
 
中盤以降互いに白と黒が設置されているため、攻撃意識を持たないとライフの変動が起きずそのままLOで負けてしまうか、ロイヤルの物量の前に根負けして負けてしまいます。→《白の章・黒の章》を使いまわす意識と手札の打点カードを最大限活用する。あとはフォロワーでちゃんと殴ること

【応用編 LOプラン対策】
 オクトリス→リーシェナ2枚簒奪+白×2設置 による無限遅延によるLOプランが存在します。これ対策で《エクスキューション》で白を破壊する必要があります。このプランを教えてくれたpiさんの謎言はこちら↓

 この対面で必要な知識はほとんど書き残しました。あとは実践で試してみてください。


【対リーシェナウィッチミラー】先攻有利

 一見コントロール合戦で山切れを狙うかに見えますがそんなことは一切ありません。状況に応じて相手の白や黒を《エクスキューション》で割り毎ターンフォロワーで圧をかけ続けて先に折れたほうが負けるという超殴り合い合戦です。

【マリガン】
《破壊の歌声》《リーシェナ》全力
最速で2枚のリーシェナを設置して相手より早く黒×2を設置したい。
なんなら《エクスキューション》で破壊される前提で3枚目も最終的に抱えたい。

 最序盤はリーシェナへアクセスし設置、中盤以降はフォロワーで面庄を加えつつリソース勝負を仕掛けます。《白の章・黒の章》のあて先になるのが欠点だがフォロワーで攻め続けることが大事です。除去がいつか途切れるためその時を見計らい、最後のダメ押しで《樫本理子》を投入します。攻めの姿勢は見せますが《樫本理子》《ギルネリーゼ》のどちらかは採用されているため安易な攻撃はしないほうがよいです。

 このミラーでコツがある部分があるとすれば『アグネスタキオンを使って相手のリーシェナを無力化すること』と『攻め展開の際に相手の白をエクスキューションで破壊すること』です。まじであんまりない…

 こんなわけで、引いたカードを効率よく投げ合う戦いなため上記のゲームプランを忠実に行うのと先攻が有利すぎるためかなり行き当たりばったりな対面です。


【対侮蔑ドラゴン系統】かなり有利

 打点が少なく、また序盤も緩いため全力リーシェナからコントロールすれば容易に勝てます。しいて言うなら『相手ターンにクイックで除去を打ち侮蔑カードの効果を起動される』ことに注意するくらいです。


【対ハンデスナイトメア】後攻 微不利

 後攻選択理由は最近《沈黙の使徒》を採用したミッドレンジ型のハンデスナイトメアも台頭したため、相手後攻の《ルルナイ》→《沈黙の使徒》という動きが直撃するのを防ぐためです。元々先手後手どちらでもよかった対面ですが明確に後攻選択する理由が出来たため後攻を選びます。

【マリガン】
《リーシェナ》《破壊の歌声》全力
後攻なら《破壊の歌声》+《アグネスタキオン》のセットで《狂気の処刑人》に備えて2枚リーシェナを回収する。

上記+《魔女の雷撃》《真実の宣告》のキープの検討

 最序盤は《リーシェナ》を全力で設置、それ以降は《マーリン》《アグネスタキオン》をリソースとして使い手札切れを起こさないように立ち回っていきます。相手の《リリエル》が最大6回出てくるため、特に黒を2回設置した後のゲームで除去を絶やさないようにしましょう。この対面で気を付けるべき内容を後述でまとめます。

①基本殴らない
 《ダークアリス》《イスラ―フィール》の裏目があるのと《冥府の道》のリセットが存在するため基本殴り損です。上記の回答が使えないときのナイトメアはかなり処理がもっさりするデッキのためアクトせずに横に打点を揃え頃合いを見て一気に攻める意識が大事です。

②リソースカードは即座に使う
 基本的に手札は引っこ抜かれるものなので引いたパワーカードやリソースカードは即座に使ったほうがいいです。温存した《マーリン》が引っこ抜かれると手札が尽きてそのまま敗北するケースがあります。

③リリエル×ソウルディーラーの直撃は避ける
 特に《樫本理子》の返しにされると非常に厳しいです。そのため、8ターン目以降はあまり高いスタッツのフォロワーは場に残らないようにしたいです。

 上記を意識しつつリソースの管理をちゃんとすれば難なく勝てる対面です。一応世間の評価と照らし合わせて微不利とはしましたがこちらの構築と練度次第では普通に勝ちます。


【卵ビショップ】有利

 12エピタフ3ブリキ4アリスブリキ5お茶会翼の王子とかされたらひとたまりもありませんがワンテンポでも遅れてくれたらこっちのものです。

 基本的にマリガンは除去優先+《リーシェナ》を探しに行く意識で序盤は除去で盤面をいなしながらリーシェナ設置を狙いそのあとは白を筆頭に『回復を中心』にライフの維持を行いたいです。他の対面では攻めの意識が重要なのですがこの対面に限り逃げ切る意識が重要になります。(ただし黒は1枚設置するし白の章・黒の章で回復のおまけでバーンも与える。)

 最終的な着地点は『白×2枚設置+破壊の歌声4点AOE構え』です。相手の《ブリキの兵隊》に無限にカウンターをためる行為は《ウルズ》で否定できるため白2枚で逃げ続ければ基本的に相手の打点が足りる状況は起こりにくいです。どちらかというと『序中盤で被弾した打点が後半に響く』ケースまたは『盤面が返せなくて負ける』ケースが多いので如何に最初の盤面のダメージを受けないかの意識が大事です。後半のバーンダメージには限りがあります。

 地味に気を付ける点としては『アンドロメダでクイック除去を避けて面展開をされる』行為がかなりきついので相手の盤面が取れるケースでは自分ターンで使いましょう。他にアンドロメダ×ハンプティダンプティの動きは《デモンフレイムメイジ》+2点除去でだいたいひっくり返ります。

 ゲームの終盤の方ではバーンダメージを与えて《ハンプティダンプティ》で自壊してあて先ケアをするという動きで詰めてくる動きが存在します。そのため、《白の章・黒の章》は使い物にならなくなるためこのカードは中盤ではききってしまって構いません。

 卵ビショップ対面で意識することは以上になります。あとは実践で試してください。


【対ウマ娘】微有利

 《ウオッカ》さえ絡まなければ面庄で困ることはほぼなく天敵であった《ナリタブライアン》が最近の構築では0~1に減らされてることも多くかなり勝ちやすい対面です。最近だと《マチカネタンホイザ》《サクラチヨノオー》型が増えておりこちらの黒を破壊して長期戦に持ち込まれるケースが若干厄介ですが1枚しかないタンホイザが最速でゲームに絡む展開はそう多くなくまたそれを出す動作そのものは弱いため即座に2枚目のリーシェナを出せば問題ありません。

 相手のデッキに回復カードが採用されていないためバーン火力を与え続ければ勝利出来ます。この対面も今まで同様に最速リーシェナ着地と《白の章・黒の章》連打による体力勝負による優位をつけて《マーリン》によるリーサルを狙うプランを通します。

 この対面で最も警戒しなければならないのが『ダスカウオッカ』です。ここまでみて分かる通りこの動き以外はそんなにきつい展開にならないため如何にこの動きに対して準備が間に合うかが勝負のカギです。先攻なら6ターン目のため《魔女の雷撃》+《飢餓の輝き》みたいな除去2枚でどかせばいいのですがこちらが後攻の場合は5ppしか使えないため2面処理は難しいです。2ターンかけて取ることになります。

 最終的には《破壊の歌声》+《デモンフレイムメイジ》のような全体除去で相手の盤面が打点となることも完全に防ぐことが出来ますので全体除去を盾に強気にバーン火力で攻めて勝ちを狙っていきます。


最後に

 ここまで読んでくださりありがとうございます!このリーシェナウィッチというデッキの普及に貢献出来たら何よりです。好きな人には刺さるデッキだと思うので、これを読んで使ってくださった方の勝率に1%でも貢献出来たら何よりです。

 本文はここまでになりますが御布施部分として冒頭にも書きました『新弾発売からGPまでの取り組み日記』のほうを用意しております。どのように練習したのかや環境分析をどのように行ったのかの参考になれば幸いです。

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