【▲評価🥇◎評価🥉】府中牝馬S🔥予想振り返り・各馬の回顧🔥

今年の府中牝馬Sは牝馬でもなかなか有力なメンバーでの戦いであった。
エリザベス女王杯で逆転あるか。

【総評・次走注目馬】

『回顧』

・このレースは勝ち馬のブレイディヴェーグの強さを再認識させられたレースとなった。流石Ｇ１馬。去年のローズＳを勝った力は本物であった。牝馬の有力所が出走していたレースでエリザベス女王杯に向けての前哨戦。このメンバーに３歳牝馬がどう立ち向かうのか。ブレイディヴェーグに逆転は難しいと思うが。
やはり東京1800ｍのこのコースは差し馬有利の末脚勝負のレースになる。今回逃げた馬、先行した馬は舞台が変われば変わり身もあるだろう。

※コンクシェル

・1800ｍでは今後も引き続き注視したい。スタート、二の脚は立派でマイペースに逃げればチャンスはある。

※アスコルティアーモ

・今回が重賞初挑戦。４歳牝馬でまだこれからの馬。冬の牝馬限定戦で期待したい。

【タイム⏰】

1.44.7(スローペース)
テン3F　35.1
上り3F　34.1
1000ｍ　58.7

【予想　着順結果🏇】

◎6マスクトディーヴァ/3着🥉
○4モリアーナ/8着
▲5ブレイディヴェーグ/1着🥇
×15ルージュリナージュ/5着
☆2アスコルティアーモ/7着
△12コンクシェル/9着

【買い目　結果🎰】

◎→○▲×☆→○▲×☆△　3連単(外れ❌)
◎○→▲×☆△　3連単2頭軸マルチ(外れ❌)
◎→○×☆△　ワイド(外れ❌)

【レース後各馬の回顧📝】

『1着🥇』３番手評価
▲5ブレイディヴェーグ

・エリザベス女王杯以来の11ヶ月ぶりの出走。体調も万全でないながらG1馬の貫録の勝利。
スタートは少し出負け。中団後方で脚を溜める競馬となった。道中はリズムよく走れており最後の直線にかける競馬。最後の直線では外に進路を取ると最後は上り最速(32.8)の末脚で差し切り。最後は少し余裕もあり力が違った。休み明け、斤量も57キロと不安材料も物ともしない勝利。やはりこの馬の能力は高いことが改めて証明された。
次はエリザベス女王杯の連覇を目指すのだろう。牝馬では能力が抜けているように感じる。同世代牝馬のリバティアイランドはまだ未対戦。ジャパンCで一緒に走る姿を見られるのか。楽しみだ。

『2着🥈』無印評価
10シンティレーション

・スタートは５分であったが二の脚でついていけず、後方からの競馬。道中は勝ち馬の後ろを追走。結果としてはこのポジションが良かった。この馬も最後の直線にかける競馬であった。勝ち馬と同じ末脚を使えたことは収穫。重賞で戦える一つの目安となったのではないだろうか。
今回の好走した東京1800ｍはこの馬にとってベストの舞台。今回のメンバーでの持ちタイム「1.45.4」は最も早いタイムであった。重賞で二の脚がついていけないとなるとワンターンの末脚を生かす舞台で活躍するだろう。

『3着🥉』本命評価
◎6マスクトディーヴァ

・１番人気に推されながら3着と少し物足りない結果となった。
スタートはまずまず。前を取りに行く馬が多く内で控える競馬。本来であればもう少し前のポジションを取りたかっただろう。道中はリラックスして走れており最後の直線を迎えたが、前がなかなか空かず内に進路を取って追い出しを開始。この馬も(33.3)の末脚で抜け出したが外から２頭、上回る末脚で差し切られた。レース後「まだ良かった頃の状態には及ばない」とのコメントがあったがここを一叩きして状態が上がればと思う。
次走はエリザベス女王杯とのこと。秋華賞で京都の実績もありコーナー４つの競馬の方が逆転のチャンスはあるのではないか。それでも勝ち馬の能力は高く初の距離など乗り越えないといけない壁は多い。

『2番手評価』８着
○4モリアーナ

・ここが最大のチャンスであったが８着と期待に応えられなかった。
スタートは５分であったが下げて後方からの競馬。道中は少し折り合いを欠いていたか。1、2着馬と同じような位置にいたが折り合いを欠いている分、最後の直線で伸びてこない。最後は内を選択したがキレ負け。この舞台は勝負度合いも強かっただけにやはり重賞ではもう一つ力が足りないのであろう。
今後はどのレースを選択するのか。岩田騎手は「マイルの方が合う」とのコメントもあったが５歳牝馬。引退も近づいている中で今後の取り扱いが難しい１頭なった。

『4番手評価』5着
×15ルージュリナージュ

・この馬の競馬は全うした。どの相手でもしっかりと末脚は発揮する。今回も最後方から上り2位(32.9)の末脚で最後は伸びてきた。今日は上位陣に比べると流石にキレ負け。これは能力差でしょうがない。
この馬は3着～5着をウロチョロするのだろう。展開に左右される馬でどこかで１発あるかもしれないが。人気薄であれば抑えておきたい存在ではある。

『５番手評価』7着
☆2アスコルティアーモ

・スタートも今一つで今回は予想に反して中団での競馬になった。前に行く馬が多くこの馬の理想の競馬ではなかった。勝ち馬の内で脚を溜める競馬となった。最後の直線では内から脚を伸ばしているが流石に切れ味勝負では厳しかった。
初の重賞でほろ苦い競馬となったが今までとは違う競馬で幅が広がったか。この馬に関してはまだ４歳でこれから成長していく。重賞でも戦えるポテンシャルはあると思っており人気が落ちるようであれば次走再度狙いたい。

『6番手評価』9着
△12コンクシェル

・外枠からしっかりスタートも切って二の脚の速さも申し分なく逃げの手を打てた。1000ｍ地点では58.6と後ろを少し引き離しての逃げ。最後の直線に入っても残り200ｍまでは頑張っていた。
今回は能力のある馬に差されてしまったが1800ｍであれば今後もしっかりと抑えておきたい。自分のペースで運べた時はＧ３などメンバーレベルが落ちる１戦では注意しないといけない存在だ。