【×4番手🥈○2番手🥉】🔥セントウルステークス🔥予想振り返り・各馬の回顧

スプリンターズステークスに向けての前哨戦は終わった。
G1実績馬、夏の上り組、G1常連組である程度メンバーはそろったか。
中山最終の馬場をみかたにするのは！？

【総評・次走注目馬】

『回顧』

・前哨戦らしい実績馬と、夏の上り馬の1戦となった。結果として今までG1を戦ってきた実績馬が力を出し切り1、2着の結果。中京は勿論、馬場の影響もある。それでもミドルペースで流れ淀みない展開で上位に来た2頭はやはり評価するべきだろう。3着以下に関しては展開や馬場が変われば着順も変わるだろう。

※ママコチャ

・今回、一番強い競馬をしたのはこの馬。外枠から好位を奪い最後の直線で押し切る競馬。前哨戦でハンデ57キロ。馬体重も増加であれば本番で万全の態勢であれば連覇も。

※アサカラキング

・1200ｍの重賞では厳しい。ただ揉まれない外枠だと力を発揮する。ベストは1400ｍ

【タイム⏰】

『1.07.7』(ミドルペース)
テン3F　33.6
上り3F　34.1
1000ｍ　0.56.1

【予想　着順結果🏇】

◎13ピューロマジック/13着
○1モズメイメイ/3着🥉
▲7ヨシノイースター/8着
×18ママコチャ/2着🥈
☆5サウザンサニー/9着
△14ダノンスコーピオン/12着

【買い目　結果🎰】

◎→○▲×→○▲×☆△　3連単(外れ❌)
◎○→◎○▲×☆→◎○▲×☆△　3連複(外れ❌)
◎→○▲×☆　馬連(外れ❌)

【レース後各馬の回顧📝】

『１着🥇』無印評価
17トウシンマカオ

・トウシンマカオはこれで重賞４勝目。G2以下では役者が違った走りであった。
レースはスタートもいつも通りで外枠の分、いつもより少し後ろではあるが10番手辺りを追走。外を回される形で距離のロスはあったが馬群に包まれることも無くしっかり脚を溜めることが出来た。最後直線では前もスムーズに空いて上り最速の(33.1)の見事な末脚で差し切った。左回りで実績が無く軽視してしまったが、今日のやはり能力は高く見事な勝ち方であった。この馬は外枠でスムーズに進められた時の方が力を発揮するのだろう。重賞勝ちの４つはどのレースも７枠以降での勝利だ。
この後はスプリンターズステークスになると思う。この馬に関しては前哨戦で結果を残し、G1では馬券に絡んだことが無い。またスプリンターズステークスは内枠が有利でこの辺りがどう関係してくるか。
馬自体は今が充実期で力も付いているだけに馬券の扱いに困る１頭となった。

『２着🥈』４番手評価
×18ママコチャ

・G1馬の力を発揮し前哨戦、斤量のハンデがありながらも見事２着の結果を残した。
レースは大外枠のスタートからしっかりと好位の3番手につけ追走。前半の道中では少し折り合い書いているように見えたが最後の直線に入っても余力十分でしっかり脚を伸ばし一度は先頭に躍り出た。そのまま押し切れるかと思ったが最後外から伸びてきたトウシンマカオに差されはしたがしっかりと結果を残してきた。
この馬も次走はG1になるだろうが今回は馬体重も＋10キロと明らかに前哨戦仕上げ。先行できるこの馬の脚質を考えると次走が非常に楽しみになる走りであった。

『3着🥉』２番手評価
○1モズメイメイ

・夏の勢いのままにこのレースも３着に好走。この夏のスプリント路線を盛り上げてくれたのは間違いなくこの馬だった。
レースは内枠を活かし内ラチ沿い３番手で追走。ここ2戦より前目のポジションではあったがしっかりと我慢が効いて内枠を活かす競馬ができた。元々スタートは良い馬でスムーズにポジションを確保し脚を溜めることが出来る様になったのがこの馬がこの夏に活躍できた最大の要因だろう。最後の直線でもしっかり馬群を割ってくる操縦性があり抜け出してきたが上位２頭にはキレ負けしてしまった。スプリント路線の上位馬には能力差はあるがこの馬の力を最大限に生かした競馬であった。
夏３戦で今後のローテは分からないが、来年の夏まで現役を続けていればまた面白い存在の馬だろう。

『本命評価』13着
◎13ピューロマジック

・ピューロマジックの競馬は出来たが完敗となった。
やはりこの馬はスタートも良くテンの速さもありしっかりと先頭を奪い切った。この点に関しては、今のスプリント界では上位の能力ではあるだろう。今まで好走してきた舞台より逃げ切るのは難しい開催に進んだ中京1200ｍということも一つの要因か。外枠から前につけてというのも厳しかったとは思う。初の左回りということで懸念もあったが左回りというよりはコース形状の問題だろう。
それでもこの馬はまだ3歳。今後の大きな経験となった。これで沈んでいくような馬ではないと思う。今は斤量差のハンデも恵まれている部分は勿論あるが今後も引き続き注目していきたい。

『3番手評価』8着
▲7ヨシノイースター

・内枠からスタートも良く中団6番手辺りで追走でき理想通りの競馬。最後のスムーズに追い出しを開始することが出来きた。レース展開、ポジション等も大きな不利は無く力を出し切れる状態であっただけにG2の舞台では力不足だったということだろう。レース後コメントで「右前を落鉄していた」とあった。それが無ければもう少し着順は上の可能性はあったが…。もしかしたら小回りのコースの方が適性は高いのかもしれない。
正直G1でどうこうなる馬ではないように感じる。冬のG3舞台替わりでまた馬券に絡むチャンスはあるか。

『5番手評価』9着
☆5サウザンサニー

・レースはミドルペースで流れ上位には力のある馬が揃った。この馬が好走するにはやはり展開の助けが必要にはなるだろう。道中は勝ち馬とほぼ同位置の内で脚を溜める競馬。最後の直線では前が詰まり中々抜け出すことが出来ない不利はあった。ペースもミドルペースで前の馬が垂れてくるほどではなく、馬群を割ってくるほどの脚も無かった。それでも相変わらず最後の脚はしっかり使っている。
上のレベルで戦うには力不足だがG3以下で展開が向けば馬券に絡んでくる能力はあるか。

『6番手評価』12着
△14ダノンスコーピオン

・スプリント路線は適正が合わなかった。
スタートからおいていかれて後方での競馬。テンのスピードも足りない。最後脚を伸ばしているがあれだけ後方だと厳しいものがある。
この馬はG1馬でどのレースでもハンデと人気を背負ってしまい買い時が難しい。
適正は1400ｍ～1600ｍになるだろう。