UberEats配達日記~一か月振り返り&出会った人たち編~

早いもので、UberEatsの配達を始めてもうすぐ一か月たとうとしている。一か月というものは今思えば恐ろしいほどに早く過ぎていった。今回はこの期間の振り返り、またこの期間に出会った人達について書いてみようと思う。

この日記を書いているのが10/28なのだが、この日の配達で配達ポイント(一回で1~3ポイントつく)が250になり、ついにプラチナランクにまで上り詰めてしまった。ちなみに上限は450ポイントであり、階級はダイヤモンドである。まるでAPEXである。やったことないけど。配達回数は約90回となり、気づけばもう一端の配達員となっていた。なんでそんなに精を出しているのか?勉強した方がいいんじゃないか?と思う方もいるかもしれないがいくつか理由はある。

まず第一に、二週目以降から急にクエストとブーストタイムなるものが現れたことだ。これらは簡単に言うと配達することで追加の報酬が期待できるというものである。クエストは、例えば「週末に25回配達したら+1000円」「平日に20回配達したら+600円」といった具合である。また、ブーストは大体ピークタイム(お昼時や夕飯時)に現れ、一回の配達の報酬に×1.1~×1.3の上乗せが来る、といった仕様になっている。ちなみにもし×1.1の場合若干悲しい話があり、もちろん報酬に上乗せはされるのだがその際Uber側に手数料として一割売り上げを天引きされる仕様となっているため、あまり得した気分にならない。(例:400円の売り上げ×1.1=440円だがそこから一割引かれて報酬は400円となる)なので、自分はよく×1.3の日を狙って配達を行っている。ありていに言えば週末である。誰かが週末を家の中で家族や恋人、はたまた一人かもしれないが楽しく過ごしている中で一人チャリをこいでいるんだと考えると悲しくなる時がなくもない。というか独り身じゃないとこんなバイトできないだr(偏見が入りましたごめんなさい)人の幸せは誰かの犠牲に成り立っている資本主義の悲しさを感じつつ書き進めていこうと思う。

もう一つの理由に、今やっているアニメの円盤やらグッズやらそしてライブの費用やらを今にうちに工面したいからだ。あ、今から自分語り入りますけどいいっすか?やりますね?(以下しばらく隙自語)

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今シーズンやっているラブライブ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会というアニメがある。ラブライブシリーズは自分の今の価値観に対して割と大きな影響を与えていたため、前々から期待していたアニメ化だった。そしてその期待は裏切られた。良すぎた。圧倒的に自分の期待を大きく超えてきた。久しぶりに生きがいを見つけられた感じがした。というわけでBlu-rayやらCDやら買おう、でも金がないどうしよう?そうだ!金がないなら働けばいいじゃない!というバ畜的思考が働き、現在主に週末に馬車馬のごとく働いているわけである。ちなみにちゃんと休息はとれているしニチアサも見れている。

ついでにラブライブに影響を受けたことを書いておこうと思う。作品の中によく取り上げられるのが、やりたいことをまずはやってみる、知らない世界でも挑戦する、輝きやときめきを追い求めるといったテーマである。自分は今までなんとなく勉強を頑張って、なんとなくいい大学行けばいいぐらいに考えていたので、その作品を見てからは自分の中の気持ちや興味についてしっかり考えるようになった。きっかけはなんでもいいのであり、行動に移すことが大切であると知った作品だった。あとは純粋に成長していくメンバーの姿や、卒業や大会に向けて団結していく姿に心を打たれる。20近くになっても感動できるものがあったり、価値観に影響を与えてくれるこの作品には感謝している。

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とまあこういった理由からでよく働いた結果のポイント数なのかもしれない。といっても、もっとちゃんと配達をこなしている人もいると思うので、あくまで自分の中で、という言葉を付け加えておく。

出会った人達について簡単に記しておこう。といっても軽く話した程度だったり見かけた人の特徴だったりするので期待してはいけない。

1人目:マックの状況教えお兄さん

Uberと相利共生にあるマックでは待機する配達員が多く、周辺は配達員の社交場と化すことがしばしばある。ちなみに自分は仲良くなった方というのは残念ながらいないのだが、数回ほどそのマックでよく見るお兄さんに声をかけられたことがある。それが毎回、「今配達数三件くらい来てますね」とか「今日は全然ですね」といった感じである。なので心の中でマックの状況教えお兄さんと呼んでいる。多分いい人である。ちなみに配達三件来てますねといわれた日、自分にはそこで30分まって一件も来なかった。ちなみに自分以外は割と呼ばれていたのに。。。他意はない。

2人目:日本一周計画お兄さん

その日は配達依頼を受けた店がお昼時で異常に混雑していて、料理を待つのに時間がかかった。結果30分ほど待ったのだが、その間同じ店で同じく注文待ちをしていた人と少し話をした。その人はバイクとテントを使って、UberEatsを資金源として日本一周をしている最中で、ついでにその様子をYouTubeに投稿しているということだった。沖縄から出発し、鹿児島、宮崎、熊本、福岡と来たそうで、しばらく福岡に滞在していたということである。この時点でクセが強い。確かにUberEatsなら全国展開もされているし、カバンとバイクさえあればどこでも仕事ができるからそういった自立型バックパッカーとなることもできるという点でかなり面白いと思った。宿泊は無料キャンプ場でテントを立てているらしく、さらにクセが強いと感じた。またヘビースモーカーであり、一日に1箱は優に吸ってしまうそうだ。体調には気を付けてほしい。そして話していて気づいてしまったのだが、どうやら本人はUberEatsを客として利用したことは一切ないらしい。よく踏み切ったなオイ、普通客→配達員の流れじゃないのかと思いつつ、人生楽しそうだなと感じた。自分は今後日本一周するだけの時間は取れないであろうから、少しうらやましく、また、いいもん別にそんなことしなくても人生楽しいし~と負け惜しみを思ったりした。ちなみにチャンネル名はれいちゅーぶというので気になる人は見てみてはいかがか。ちなみに自分は見る予定はない。次行く予定は広島だそうだ。山口もいいところだから行ってみてほしい。

三人目:女神

2人目の話のとき、店がめちゃくちゃ混んでいて~のくだりがあったことを覚えているだろうか。その間、お客さんに到着が遅れます的なことを伝えるのだが、その人から二時から出かける用事あるからそれまでにお願いしますといわれた。そして商品を受け取ったのは13:40。目的地へはだいたい3キロほど。ついでにこの人の前にもう一軒近辺ではあるが届けないといけない。つまり、間に合わない。つまり、チャリをとばすぞ、となった。(脳筋)このとき急ぎすぎたのがよくなかった。こぎ初めにバランスを崩してこけてしまった。このとき足に擦り傷をおったが、自分のケガよりも商品を届けることしかその時は頭になかった。そして若干足に痛みを感じつつも爆速でこいで一件目を届け終えたのが55分、頑張れば間に合うかも、と思い引き続き爆速でこいだが、信号待ちでロスが出て結局5分遅れで到着した。時間に間に合わず申し訳ありません、と疲れた頭で謝るシミュレーションをしつつ部屋へと向かう。出た来たのはお姉さんで、怒っていると思いきやそのまなざしは頑張ったね、と慈愛に満ちていた。(ように見えた。)大変だったでしょ、これでおいしいものでも食べなさい、と千円まで差し出してくれた。ここで普通そんな、もらえませんよと断りを入れるのが日本人の機微として普通なのだろうが、その時は疲れて思考停止していたため、わーいお金だーとしか考えられずすんなり受け取ってしまった。今思うと失礼だったので謝りたい気持ちでいっぱいである。とりあえずあの人は女神であった、という結論でしめておきたい。ちなみにそのお金で近くのラーメン屋に行ったのだが、家系ラーメンで、自分の好みではなかった。いい思い出である。

4人目:チャリ突おじさん

博多でよく配達をすることがある。人が多いだけでなくチャリも多く、中には人が多いのにもかかわらず飛ばしてくる人がいるから福岡は修羅の国といわざるを得ない(偏見が入りました失礼しました)。そんな中で事は起こった。スタバの入り口の向かいに自転車を止めてあり、そこに向かう最中で店に忘れ物をしたことに気づいて急に立ち止まったのがいけなかった。自分が止まると思わなかったであろう自転車にのったジジイが突っ込んできて、自分の腕に少しぶつかった。危うくひかれてぶっ飛ばされるところであった。多分状況が伝わりにくいので図も載せておこう。字と絵が下手なのは大目に見てほしい。伝われ

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この状況、自分もチャリを駐輪禁止のところに停めており悪いのだが、一番悪いのは人通りが多い中をそこそこのスピード出して走っていたジジイである。なのに開口一番、「オマエ何考えてんのあっぶねえ馬鹿じゃないの?」だった。お前が言うかよと普通怒りが先行する場面なのだが、その時自分は(面倒ごとになってほしくない、先に料理運ばなきゃ)と今思えば冷静すぎて怖いくらいだった。僕が悪かったです怪我無くてよかったですね、といってその場をそそくさと去った。(ちなみにジジイは怪我は無かったし毛もなかった)その後若干腕が痛んだがシップ貼ったら治ったのでその程度で済んでよかったと思う。この件で一番よくないと感じたのは、自分の主張を通すことなくすぐに譲歩してしまう性格、そしてなにより自分よりも料理優先で自分を大事にできていなかったことであった。後々考えた後これはよくないと思い、その後疲れて思考が鈍るほど配達はしないよう心掛けている。

本当はもう少し書くことがあるのだが、長くなってきたのでここまでにしようと思う。このように、楽なことばかりではないがたまーにいいこともあるし気楽なので配達はやめられない。(あと出費がかさむから頑張らなければならない)毎回書いてると意外と楽しくてつい書きすぎてしまいよくない。今後もこのような調子で二週間~一か月に一回程度書いていければと思う。最後に、ここまで読んでくれた人がいれば最大限感謝の言葉を述べたい。次回更新をぜひ待っていただければと思う。

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