UberEats配達日記~一週間振り返り編~

続編、というかまたnoteを書くとは思っていなかったが、ちゃんと読んでくれている人が何人かいて反応をもらえてうれしかったのでまたこうして書くことにした。今回は、配達開始から一週間たって思うことなどを書いてみようと思う。

まず、数字だけ提示しようと思う。一週間稼働して、そのうち二日間休み、配達数は33、稼ぎは約14000円となった。これだけ見ればよく見えるかもしれないが(自分はよく見えてしまう)その実時給に換算するとやはりひどいもので、ひかれそうだし自分も計算するのが怖いのでやめておく。少なくとも確実に600円は下回っている。日によっては千円近くいく日もあったが結局他の日で相殺される。やはり都合よく稼げる仕事はこの世に存在しないのだろうか。若干競馬やパチンコ株のことを考え、楽に稼ぐ夢を見なくもないがノウハウや運は持ち合わせていないので今後ドはまりすることだけはないだろう。ちなみに配達しまくったのでもうすぐランクが上がってゴールドパートナーとなる。特にメリットはない。強いて言うならちょっといいヘルメットが10%オフになる。買わない。

配達中は苦悩が割と多い。まず、日によっては一時間近く注文がなく、暇を持て余しまくって神々の遊びに走りたくなるレベルの時がある。というか福岡は配達員が増えすぎなのに注文はそこまでない、ということにしばしばなる。というか実際なった。ひどい時は周辺に10人以上配達員がカバンを片手にもしくはベンチに座って待機しているのに誰も呼ばれない、という実質そのエリアのエクステリアと化すこともあった。正直キモイ。家族連れなどもいる中にでかいカバン持った集団がいっぱいいるのもキモいしその集団の一部となっている自分もキモい。そういうときはそそくさとエリアを離れ、人気のないところを逆張りしたり、そのままおうちへ撤退したりする。結局、その先の展開を読まねばならない、そうしなければ不利益ばかり被ってしまうのが辛いところである。

また、基本アプリを介して受け取りの店の名前、客の住所などが分かるシステムとなっているが、客の住所、とりわけ位置情報が大変重要になってくる。受け取りの店は知っているエリアならだいたい固定してくるし、最悪人に聞けるが、客の住んでいるマンション名など人に聞いたところで十中八九分からないし、(答えられる奴は不動産関係者か住人、もしくはマンションマニアであろう)まして人名で聞き込みなど十中十無理である。そんな中で、たまにアプリの不具合で位置情報が表示されないこと、出てきた位置情報が間違っていることがある。こういう時は大抵死にたくなる。そういうときはまずマンション名でグーグルマップで検索をかける。しかし自分のスマホはポンコツandroidであるため処理落ちすることがままあり、こういう場合しばらく料理を持ってうろつく、Uberのカバンが無ければただの変態と化す。内心めちゃくちゃ焦りながら、動かないスマホ頼りにうろつくさまは多分ホームビデオとかにしたら面白いんじゃないか、と思う。しないでほしいが。目的地が見つかったときは謎の達成感と何でこんなことしてんだって憤りを感じる。その1分後には別の配達に気持ちが向いているので自分でもどうかしているのでは、と感じることがないではない。

あと、配達側は客がどの辺に住んでいるか分からないので、その配達距離は基本お客様ガチャとなる。近ければよくやった!となるし遠いとふざけんな!チップよこせ!となる。一回5km近くこいだ時はさすがにきつかった。そこまでしてこれが食べたいか、と思わざるを得なかった。

雨の日の配達はちょっと大変なので嫌だ。しかし他の配達員が大抵おうちへと帰るので逆に稼ぎ時だったりする。要は金が欲しいという意地汚い根性である。ひどかったらいつでもストップできるのでそこまで苦ではない。

思ったより恨み節が長くなったが、多少嬉しいこともある。客のありがとうとチップと高評価システムだ。客のありがとうは普通に嬉しい。日常で人に感謝されることはそこまで多くないのでやはり嬉しい。この前は置き配(商品を玄関先におく配達法、客と基本対面しない)のときおばちゃんがわざわざ扉開けてありがとうと言ってくれてすこぶる嬉しかった。一つやりがいを感じる点である。

チップは数字として表れるから良い。いつ何円もらったかは履歴に残るのでどの配達なのかなんとなく覚えているのだが、一回目もらった時が印象的で、置き配のとき商品を置いた後、インターホンを鳴らして商品が届いたということを伝えるようにしたらもらえた。(普通は置いて終わりで、商品到着の通知はアプリを介してなされる)自分の気遣いが届いたような気がして嬉しかった。以降、基本置き配では鳴らすようにしている。あと、雨の日は心なしか弾んでくれる人がおおい。実は雨の日はこういった得もあったりする。

あとは好意的なコメントであろうか。まだ四件ほどしか貰えていないが、熱烈な励みとなる。たまに増えてないか見返したりする。結局人からの評価が無ければモチベーションが上がらないことに気づいた。なんやかんやで客からの評価に今のところ低評価はない。(というか逆に何をすれば低評価になるんだろうか)この仕事(笑)に謎にやりがいを感じてしまっているのでこれからもしばらくは続けるであろう。

最後に、この仕事の利点を挙げるとすれば自由さと自力で何とかする点だろう。自由なのはイメージ通りだが、基本配達員は自営業扱いで、配達受けるかどうか、どんな方法、ルートで、時間で届ける、といったことを全て自分で行えるので一人で黙々と作業するタイプには向いているかもしれない。がっつり体動かすけど。これからもぶつくさ文句を言いながら続けていく所存であり、なんなら今までのバイトで一番向いているまである。

また思うところがあれば更新したいと思う。最後に、もしここまで読んでくれた人がいれば最大限に感謝を述べたい。完全に日記なのでクオリティは今後も期待しないでください。それでは閲覧ありがとうございました!高評価、低評価、コメント、SNSでの拡散の方よろしくお願いします!(底辺YouTuber感)


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