広島の中学受験,学校と塾の事情


広島県西部は地方では中学受験が例外的に盛んな地域である。中高一貫校の最上位校(附属、学院、清心)の実績がダントツで、公立高校の最上位校(基町、舟入)と一貫校の二番手校(県広、修道、女学院、市広)の実績はさほど変わらない。

県西部の中学入試難易度
広大付属(女子)N61>広大付属(男子Y60,N61)、[ラサール(鹿児島)]60>広島学院Y58,N55,[附属福山N58]>県立広島56-53、AICJ(東医H55)、[愛光58(愛媛)]>ノートルダム清心N52>修道Y49,N46>広島女学院Y46,N45>市立広島50(N48)、広大付属東雲N43、AICJ(早慶)N45>なぎさ41(N37)>=城北40(N37)、近大付属N36、安田女子>=崇徳(共学)35以下>比治山、武田、呉青山、山陽女学園
N:日能80%,Y:四谷80%

東京で大雑把に例えると
広島大学付属=早慶附属or駒場東邦、
広島学院=桐朋、巣鴨

ぐらいのレベル感。
(ラサール(鹿児島)と愛光(愛媛)は上位層の併願でしばしば使われる。)

本記事では学校事情や広島の塾事情を記載している。(塾:11社、中学:18校、小学校4校)
中学:男女御三家,AICJ,東雲,城北,安田,県広,市広,近大東,呉青山,比治山,崇徳,国際,愛光,叡智学園
小学:安田,附属,東雲,三育
一般的に小学4年から算数国語の勉強を開始することが多い。授業料は総じて高いが講師によって生徒の進路がワンランク変わる。早い方がいいが、小学5、6年スタートでも素質によってはトップ中学は狙える。また県西部の一貫校では中学から高校へはほぼ無条件で進学できる。家庭学習研究社の年4ー5回の模試を県全域の生徒が受験し合格可能性がかなり正確に把握できる。ただし附属ならまだ授業が難しく無いので良いが、講師の力で学院、清心など最上位校に入っても英語、数学(中学の方程式、高校の解と係数、数列あたりが分かれ目)の授業がわからない、同級生と話が合わないパターンもあるので生徒の適性や家庭環境にマッチする学校を選択したい。


受験直前の勉強方法

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