【WS】僕が愛してやまないD.C.というタイトルについて(雑記)
おはようございます、いなづまです。
新規で組むタイトルが近くなり、再度自分の持っているデッキの構築を見直してました。
まず一つにグリザイア…。扉門とか甘えみたいな逆張り論(一応ちゃんとした理由はあります)で変則的なCX配分にして1年近く経っているんですが、時代が進み、追加のファントムトリガーまでさすがにおもちゃタイトル(失礼)になっちゃったので、改めてちゃんとした扉門を組み直しました。
そんな中、常に構築を考え、色んなデッキを作っていたのがD.C.なんですよね。握った期間というのは決して長くはないんですが、原作をこよなく愛し、イベントには欠かさず参加するオタクの鑑のような生活をしていたので、思い入れが強いです。
そもそも、2024年にもなってお前はなぜ2年前に発売されたタイトルを記事にするんだ。ということについて友人から言われました。
今回は雑記ということで、ヴァイスにも沿ってD.C.というタイトルの魅力をお伝えしたく思います。かなり簡潔かつ雑把にまとめているのでわからない事があるかもしれません。お許しいただきたい_(._.)_
それでは本日もよろしくお願いします(｀･ω･´)ゞ
そもそもD.C.って何？
『D.C. 〜ダ・カーポ〜』は、2002年6月28日にアダルトゲームブランドCIRCUSから発売された18禁恋愛アドベンチャーゲーム。また、これを原作としたアニメ、漫画、小説、コンシューマーゲームなどのメディアミックス作品。
20年以上前に発売されたゲームで、大雑把に「枯れない桜と魔法」が題材のゲームです。
基本シリーズとしては、Ⅱ・Ⅲ・4・5の計5シリーズあり、そこからコンシューマーやスピンオフとして派生してます。
じゃあD.S.っていうのは？
『D.S. -Dal Segno-』(ダルセーニョ)は、CIRCUSより2016年4月28日に発売された18禁美少女アドベンチャーゲーム。
こちらはおよそ8年前に発売されたゲームで、世界観としてはD.C.シリーズと似てます。
続編にはD.S.ifがあり、シリーズ全2作です。
ヴァイスにおいてのD.C.って？
ヴァイスシュヴァルツ参戦は2008年で、最初の参戦タイトルです。初期はミハネム構築が流行り、大会では軒並み入賞。まあ当時はデッキタイトルが少なく、今よりゆったりとしたゲームでした。時代が進むと追加弾は来ますが、結果を残すまではなかなか難しく、知る人ぞ知るタイトルになります。
転機はD.C.Ⅲの発売です。新たに新聞軸が開拓され、また主力だったミハネムや生徒会軸の強化もされます。
さらに大幅強化はD.C.ⅢW.Y.＆D.S.の発売です。新たにD.S.が参戦し、新特徴<風南島>がタイトル内の仲間になります。さらにこのパックでは生徒会軸と新聞軸が大幅に強化され、タイトル内の主力になります。
時代がさらに進み、2020年にはCIRCUS 20th Anniversaryとして新規にAnniversary軸を獲得します。現在はそこにプレミアムブースターが追加され、Anniversary軸の微強化がされ環境の端くれに位置しています。
主なデッキパターンは以下の通り
Anniversary軸
生徒会軸
新聞軸
音楽軸
姫乃軸
ミハネム軸
風南島軸
情景アラーム
杉並軸
全軸を使って個人的強いカード
一応上記の軸は作って回しました。使ってて便利や強かったカードをレベル別に紹介。
レベル0
淡い気持ち 詩名
青0/0/2000 <Anniversary><魔法><音楽>
D.C.4より。主にAnniversary軸・音楽軸で使用。
レベル0でもはや初動においてテキストをしゃべりたいカード。思い出圧縮・思い出条件・山回転・手札補充など絶対に困らない役割をもちます。現代では変則な軸ですら採用されるほど強いカード。
”Special Day ~太陽の神様~ 音夢”
黄0/0/2000 <Anniversary><魔法><風紀委員>
D.C.より。主にAnniversary軸・ミハネム軸で使用。
通称霞互換。レベル1に上がることで相手の特殊相殺を無視しながら、前列のキャラを下げられる強カード。黄色を採用する場合はもはや4投確定でいいと思う。
枯れない桜の下で 有里咲
黄0/0/1000 <Anniversary><魔法><音楽>
D.C.4より。主に<Anniversary軸><音楽軸>で採用。
レベル0でコスト消費無しで思い出圧縮できるカード。また特殊相殺を持っており、詩名等のリバース思い出をメタるためタイトルカップでは必須レベルのカード。色関係なく4投できるのが魅力。
大はしゃぎ！ シャルル
黄0/0/2000 <魔法><生徒会>
D.C.Ⅲより。主に生徒会軸で使用。
有里咲と同じくコスト消費無しで思い出圧縮が可能なカード。条件はデッキトップが<生徒会>のキャラであること。条件達成のためには他の<生徒会>のキャラを仕込む必要があり、生徒会軸でしか採用されないカードになってしまいます。また、シフトによって、初動での事故軽減にもつながり、非常に強いカードです。
涙尽きるまで・・・ サラ
緑0/0/1500 <魔法><スポーツ>
D.C.Ⅲより。主に情景アラームで使用。
クロック交換がメインのお仕事。山上にアラームヒールを仕込むことで、任意のカードを回収しながらヒール耐久が可能。レベル0というのもあり、色制限に縛られず、情景アラーム以外でも十分活躍が可能。-1000はオマケ。
一生一緒でいようね 美琴
赤0/0/1500 <Anniversary><新聞><魔法>
D.C.Ⅲより。主にAnniversary軸・新聞軸で使用。
サラと同じくクロック交換なのだが、こちらは毎ターン交換が可能な事。また、控え室に行くと自傷して山からキャラサーチが可能。使い勝手の悪い雪精互換といったところでしょうか？色も優秀で、Anniversary軸、新聞軸ともに有効に扱えるカード。
天枷 美春
赤0/0/500 <バナナ>
D.C.より。主にミハネム軸で使用。
音夢ネームに実質永続+1000できるカード。このカードがあるからミハネム軸が成り立っているわけですが。音夢ネームじゃなくても+500の最低限の応援ができること。常に後列に居座るカードなのでどんなキャラでも応援ができる点がかなり強い。ミハネムの自由度を上げた要員。
恋人って決めた日 愛乃亜
黄0/0/1500 <Anniversary><魔法>
D.C.5より。主にAnniversary軸・情景アラーム・杉並軸で使用。
待望のストブ0連動。立ち集中があって山の回転に貢献してくれる。また、CXコンボ自体は前列でも可能なので、役目を終える場面ではアタックに駆り出すことも。CXコンボは4ルックで集中以外でのアプローチをして、序盤の山堀りに強く貢献してくれる。
レベル1
”恋”した魔法使い 有里咲
黄1/0/4000 <Anniversary><魔法>
D.C.4より。主にAnniversary軸・情景アラームで使用。
思い出にカードがあるだけで本体と対応CXが色条件無視して使用可能なバグカード。このおかげで、多色になりやすいデッキでもほぼ安定してアタックが可能に。特に0-6止めに対応可能なのがエグい。
一緒にお料理 二乃
緑1/1/500 <Anniversary><魔法><家族>
D.C.4より。主にAnniversary軸で使用。
レベル1でのレベル応援に加え、思い出を増やしてくれる後列つよつよカード。レベルアップ時に思い出にあるカードを手札に回収が可能なので、カードを思い出にキープすることが可能。実質手札8枚に。
春のもふもふ 音姫
黄1/0/4000 <魔法>
D.C.Ⅱより。主にAnniversary軸・生徒会軸で使用。
通称ラミリス互換。コスト0をリアニメイトできるので、1連動の補助や、思い出のかさましに貢献してくれる。採用者によって枚数は変わりやすい印象。
いつもの笑顔 まひる
緑1/1/4000 <Anniversary><たとえ話>
D.C.Ⅱより。主にAnniversary軸・情景アラームで使用。
個人的最強の足立互換。レベル1で思い出3枚の要求は重いが、達成するだけで実質0コストで相手の早出しに対処可能。ソウル+1によって打点にも貢献でき、緑さえあれば無理なく採用可能。終盤でも条件達成でシンプルなアタッカーにもなれる点も優秀。
約束したから 愛乃亜
黄1/0/1000 <Anniversary><魔法>
D.C.5より。主にAnniversary軸で使用。
ただの500応援で終わらず、トリガーチェックでソウル+1が出るたびに、好きなキャラに+2000ができる化け物。ツインドライブと合わせるとパワー計算が面倒になる。自身もソウル+1を持っているのも良点。これに集中があるとなお強かった。
波長を合わせる特訓 詩名
青1/0/3500 <Anniversary><魔法><音楽>
D.C.4より。主にAnniversary軸・音楽軸で使用。
やっていることは「唐 可可デス！」と同じ。なんならこっちの方が特徴参照が多いから強い。どこかに+2000付与しながら、ストックに行ったCXを控え室に置く効果。CXの戻りが多くなり必然と山が強くなる。雑なパワーパンプが刺さる時もあってサブアタッカーの中ではかなり強い。
水着の杏
青1/1/2000 <魔法><水着>
D.C.Ⅱより。主に情景アラームで使用。
制限カードの1つ。レベル2以上でしかヒールできないが、キャラなのでトップ参照系には強く出れる。本体のアタック能力は皆無に等しく、情景アラームのようなシステムで立ち回れるデッキくらいでしかまともに採用できないのが難点。大体セットで使われるカードが2～3種類ある。
楽園システム
黄1/1 イベント
D.S.より。主に風南島軸で採用。
3種類ある楽園システムのなかで一番強いと思うやつ。山からキャラを2枚回収し、手札の不要カードをストックに置ける。手札とストックを強くすることができる。発動タイミングは相手に左右されるが、ダイレクト面を開けておくと発動しやすい。思い出にいても圧縮には貢献してくれるので不便さはない。
レベル2
”正義の魔法使い”音姫
赤2/1/6500 <Anniversary><魔法><生徒会>
D.C.Ⅱより。主にAnniversary軸・生徒会軸で使用。
誰もが納得するカード。CXコンボの条件に全面埋まっていないと回収とパワーが上がらない(4敗)。チェンジは最強のカードに変換のほか、ヒールにもできるのでレベル2での耐久も可能。攻守の転換が可能な点はタイトル屈指。
これからの未来の話 有里栖
青2/1/6000 <Anniversary><魔法><令嬢>
D.C.4より。主にAnniversary軸で使用。有里栖だけどアリスです。置かれた時ではなくアタック終わりに発動なので思い出拳・プリシラ拳・リフレッシュにクソ弱い。とはいえ、レベル3に向けて緊急のストックやリソース供給できる点ではアリスやミュウランと同じく可能なので強いです。制限かかる伏線だった…？
夜の学園探索 未羽
赤2/1/6000 <Anniversary><魔法><風紀委員>
D.C.4より。主にAnniversary軸で使用。
レベル3専用応援。しれっとレストヒールを持っているので耐久面でも優秀。コストが重いので多用注意！
年越しキス
赤2/1 イベント
D.C.Ⅲより。主に生徒会軸で使用。
控え室回収+思い出肥し要員。思い出に一気に2枚貢献するので圧縮面や記憶条件と相性抜群。コストが安い分、始動がレベル2なので少し遅め。採用と決めたら4枚以外選択肢が基本ない。変態さんは3枚…？
木琴占い
青2/2 イベント
D.C.より。どの軸でも採用可能。
枠に困ったらとりあえずいれとけカード。好きなクロックを選べるので、リフダメのCXなども控え室に置ける。もはや最強。リトバスの休憩が緩和になってるのでアラームと木琴の制限緩和待ってます♡(無理)
バナナパフェ
赤2/5 イベント
D.C.より。ストックが詰めるデッキなら採用可能。
お前のCXねぇから！！(思い出送り)
7門1枝のネイや431枝の推しの子にやると刺さります。というのも控え室の領域指定だけで、カード指定は無いので、相手のキーパーツやCXを置けます。理論上、ぐらやアキは2枚制限なので送ると死にます。
問題はストックに余裕が必要な点のみ。光景が減ってきてるのでわんちゃんありそう。
姫乃の覚悟
緑2/2 イベント
D.C.Ⅲより。主に姫乃軸で使用。
手札から強引に早出しするお助け札です。姫乃ネームはパワーが高く、このような手札から特殊召喚他、クロックから飛び出してきたり、結構やらかしてる気がします。
魔法なら姫乃軸には組み込みやすく、ミハネム軸にも流用可能です。
レベル3
”Perfect affection”音姫
黄3/2/9500 <Anniversary><魔法><生徒会>
D.C.Ⅱより。主にAnniversary軸・生徒会軸で使用。
ヴァイスのD.C.といったらこのお姉ちゃん。全体+1500だけでなく、思い出4枚以上でアンタッチャブルを持つ。これにより、チェンジで早出ししても美夏拳に引っかからない点や、アインズのような盤面焼き、ハイライト、プリシラ拳など対象選択を全て無に帰す。もはや不正。
”タイムカプセル”立夏
赤3/2/9000 <Anniversary><新聞><生徒会>
D.C.Ⅲより。主にAnniversary軸・新聞軸・生徒会軸で使用。
普通の早出しヒールです。3種類のデッキに組み込みやすく、発色面でも扱いやすいカード。こいつも困ったらいれとけ論。最近は未羽たんに出番取られがち。強いんだけどね。
わたしの気持ち ななか 緑3/2/9500 音楽軸
”君と旅する時の魔法”シャルル 赤3/2/8500 生徒会軸
妹キャラのこだわり 乃絵里 赤3/2/10000 Anniversary軸
指輪の交換 二乃 緑3/2/10000 Anniversary軸
通称光景互換。このタイトルがまだ見捨てられない要因の一つ。
近年のブースターでは光景を刷られる機会は少なく、ストックを積みだした現環境では刺さりやすさは勿論。純粋に4種類の光景があり、選択制の広さがこのタイトルの強みと言えるでしょう。
賑やかな朝 ひまり
黄3/2/10000 <Anniversary><風南島><帽子>
D.S.より。主にAnniversary軸・風南島軸で使用。
優秀なヒールに加え、詰め性能はタイトルトップクラス。キャンセル2点を自身だけではなく、横に付与することで光景で削れなかったCXや、削りきれなかったCXに対して大きく貢献が可能。あえてキャンセルをするためダイレクトで殴ることも。環境上位を取ったカードは伊達じゃない。
キミと見る景色 芳乃さくら
黄3/2/10000 <魔法>
D.C.Ⅲより。主に杉並軸などソウル+1の多いデッキで使用。
常時アンタッチャブル状態の詰め担当。パワー振りで横の手助け他、置かれたターン中のみ山2枚落下して、ソウル+1の合計個数分バーンを飛ばす。つまりソウル+2のCXは1枚で2点バーンを出せる。後列に置いてもバーンは飛ぶので、前列のアタックを邪魔しない点で強いが、ストブや門などと組み合わせないと本領発揮しないので採用デッキは選ぶ。
”君と旅する時の魔法”立夏
赤3/2/9000 <新聞><生徒会>
D.C.Ⅲより。主に新聞軸・生徒会軸で使用。
バーン・ヒール・イベント封じと何でも揃っているクソ高いカード。パワーも枝対応にすると14000出せるので上から踏むには十分。注意点はCXコンボに他の<新聞>が2枚以上いないと不発することくらい。生徒会軸での採用では気を付けたい。
なんでD.C.そんなに擦ってるの？
端的に言えば好きだから。勿論それだけではなく、他にも理由はあるのでここでは二つほど。
一つ目に、WGP2023プレシーズンでD.C.が入賞。あれが一番自分の中でのチャレンジ精神に火が付いた瞬間ですね。でも当時はヴァイス経験値は低く、素直に強いデッキ使えとよく言われました。ホント…いっぱい…。ただちゃんと研究して、環境の対策札や、有利対面、仮想的に対する動き方などいっぱい勉強しました。まぁ、結果は散々でしたが…。トリオメンバーには申し訳ない。
二つ目は、カードプールの広さ。ここは古参タイトルだけあって、800種類以上のカードから自由な構築性が求められ、大量のデッキ案を出しては試運転の繰り返し。この作業は今後ヴァイスを続けていくに当たって、デッキ構築能力や動かし方の勉強になると思ったからです。
余談ですが、僕の書くnote記事のデッキたちは実用性・個性・面白さの3つを重視してます。
実用性：対戦ゲームなので勝てないと楽しくありません。勝てるようにどう工夫したのか、どのようにするのかは大事です。
個性：ただ強いだけなら入賞デッキを丸パクリすればいいことです。でもそれが肌に合うか、扱えるかは本人の技量や理解力に左右されます。使っていく中でオリジナリティを出していくことは大切です。
面白さ：そのオリジナリティを際立たせるためのギミックなど。誰もが気づいている中で変わった使い方をする。端的に逆張りが重要です。
以上。僕が愛してやまないD.C.紹介でした。
まだ使ったことないカードは両手で数えきれないほどあるので、「おすすめカード」、「このカード強いから使え」、「このカード強いかわからないから使って欲しい」などなど…。ありましたらコメント欄でもTwitterの方でも構わないので、じゃんじゃん言ってください。
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なにか使ってほしいカード等ありましたら教えてください！
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