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シティリーグS4 BEST8 連撃インテレオンVMAXのススメ 【全文無料】

はじめに
 初めましての人は初めまして!そうでない人はお久しぶりです、いなです。(twitter→@99p_qi66)
ポケカ歴は1年と4ヶ月ほどで普段は大学の友達4人程度でポケモンカードを遊んでいます。今までの戦歴としてはシティS2 2-3、シティAS 8-0、シティS3 2ー3、CL福岡 2-3と安定して勝ち越すことができない人間です。
 本日はシティリーグ シーズン4竜星のPAO千葉中央店において29人中ベスト8に入賞することができたのでデッキの詳細や試合レポートを書いていこうと思います。こちらの記事は全文無料で読むことができますが、投げ銭形式とさせていただきますので、この記事が良かった、参考になったと感じた方は是非ご購入の方検討お願い致します。
*カードの名称については略称を用いることがありますのでご了承ください。(アルセウス&ディアルガ&パルキアGX⇨三神など)

環境考察

 ほとんどの人がある程度理解しているとは思いますが自分が考えるtierは

tier1 白馬スイクン、ミュウvmax、三神ファイヤー
tier1.5 黒馬、クワガノン
tier2 連撃ウーラオス、連撃テンタクル、ルカメタ
tier3 ゲンガー、リーフィア、ムゲンダイナ、etc...

 少し上下する部分はあると思いますが、大学生活と並行してポケモンカードに取り組んでいる自分としては練習量もかなり少ない部類であるため、安定感、回しやすさが自分の中で強さに直結すると考えています。

デッキ選択理由とそのポケモンについて

 今回というか現在のポケモンカードは先攻が非常に有利で、デッキパワーの高いタイプのものは先攻2ターン目にVポケモンをワンパンすることもよくあり、仮に後攻を取らされた場合、Vポケモンを2体並べることができない、もしくは返しのターンでVポケモンがvmaxを殴れなければテンポロスが大きくそのままズルズルと負けてしまうことが多いです。これをクリアしやすいデッキはVポケモンを使わないデッキ(所謂非エク)、スイクンの入ったデッキ、ゲンミミにより攻守を逆転できる黒馬、そしてどんどん呼ぶからベンチを厚く構えることのできる連撃デッキが浮かびました。
 そこで僕は自分の好きなポケモンであり、どんどん呼ぶからベンチを展開できるポケモンを選択しました。
そう、連撃インテレオンVMAXです。
 シティリーグASでは白馬バドレックスVMAXとインテレオンVMAX(ダイバレット)を両方採用したデッキで優勝したこともあり、今回は普通に環境のデッキを使うのではなく環境外から刺しに行きたいという気持が高まり、連撃インテレオンを握ることを決めました。他の選択肢としては連撃テンタクル、リーフィアガラルファイヤー、白馬スイクンなどがありましたが、使ったことがほとんどなかったり、苦手対面の返し方がわからなかったりと、不安要素を抱えたまま挑むのは無謀すぎると考え、今回は見送りました。
 連撃インテレオンといってもデッキタイプはいくつかあり、モミインテレオンと呼ばれる耐久しまくる型、ダブルシューターを頻繁に使う型、インテラオスと呼ばれるウーラオスと合わせる型があります。

 モミインテレオン
モミ、頂への雪道、エネルギーの4枚採用が目立つデッキ。ひたすら耐久し、じわじわと相手を削っていく。バスラオ、クイックシューターでの打点調整がえらい。
 ダブルシューターインテレオン
海外のyoutuberがPTCGOで使っていた、トレーニングコートを多く採用したデッキ。ダブルシューターの試行回数が非常に多く、vポケモンならばキョダイウズマキ1回でも倒せる圏内に押し込める。
 インテラオス
インテレオンvmax、ウーラオスvmax両方採用のデッキ。ダブルシューターで落とした水エネルギーをメロンで拾うことで1ターンでキョダイレンゲキを打つことができる。モミもする。一番器用だが進化ラインが4つと重い。

 インテラオスは耐久力、爆発力があり、非常に器用に立ち回ることができますが、ミュウVMAXにおいてスタートしたくないこと、CL福岡あたりから黒馬が増加しているおり、インテレオンで戦うこともウーラオスで戦うことも苦手であること、そして進化ラインが多すぎることから今回はウーラオスを抜いて構築することを決めました。
 最初は耐久に寄せた方を使おうと思っていましたが、この型だとクワガノン、黒馬において非常に分が悪いため超耐久型は見送りました。しかし、耐久することは今の環境にマッチしており、そして何より僕は欲張りなので上二つを合体したものを使おうと考えました。

デッキリスト

お待たせしました。デッキリストです。こちらTwitterにも載せておりますがここでは採用について話していこうと思います。

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ポケモン
インテレオンV-VMAX 3-3
 ここはベタかなと思っています。先行だったらスタートしたいポケモンですが、対戦によっては一枚でもなんとかなるので3-3の採用。
インテレオンライン 4-3-2-1
 白馬をよく使う身としては4-4-4にしたいですが、このデッキはオクタンを必ず立てるので上を減らしました。めっそんはどんどん呼ぶが偉すぎる、その返して倒されることも多いので4枚。
オクタンライン2-2
 必ず一体は立てたいので1-1は怖い。立たないとマリィを撃たれた次のターン技が打てない可能性があるので早めに建てたいです。
チャーレム
 打点を刻むデッキなので相手ポケモンのHPを調整しやすい。
バスラオ
 フージョンエネのついたミュウに対する解決策。140+170=310に加え、シューターを挟めば140+20+190=350でほとんどのポケモンを倒せます。
フリージオ
 グッズロックはどのデッキに対しても進化を遅らせたり、逃げを妨げたりとターンをもらえやすい。このデッキのコンセプトとしてシューターを多く打つので1ターンもらえるのは後半に響きます。
グッズ
クイボ、レベボ、おこう、ポケ通 1-4-3-2
 連撃サーチによりほとんどのポケモンが持ってこれるのでクイボは少なめに採用。レベボはメッソン、ジメレオン、テッポウオ、バスラオ、フリージオと持ってこられるポケモンが多いので最大枚数の採用です。おこうとポケ通は逆でも良かったかも。
回収ネット、あなぬけのヒモ
 回収ネットはうらこうさくの回数を増やせるのと非エクの入れ替え手段として最初は2枚採用でしたが、Vポケモンの入れ替え手段がみずの塔しかないのと、ミュウVMAXのダイナバリアが重すぎることから1枚をあなぬけのヒモに変更しました。ダブルシューターが前に乗せられない点をカバーできるのもポイントです。
リセットスタンプ
 耐久よりの構築のため2枚入れたかったが枠の都合で1枚。マリィはケアにならないので0枚は流石に怖い。
たっぷりバケツ
 水エネを持ってくる手段。基本エネが欲しいタイミングが多いので1枚は欲しく、エネルギーはトラッシュに送っておけばトレーニングコートで回収できるので採用。
ともだちてちょう
 サポートの採用枚数が少ないので使い回すために必須。脳死で前半使ったサポートを戻したり、ボスを戻すことが多いです。
サポート
エリカのおもてなし
 手札をキープしたまま引けるカード。マリィとの2択になりがち。
コルニの気合い
 連撃サーチから触れるサポート。今回はあまり使いませんでしたが、ないのは少し怖い。
セイボリー
 相手の盤面を破壊できます。ダメカンばらまきとの兼ね合いにより使いタイミングはシビアですがベンチフル展開ミュウやうらこうさくをトラッシュさせることで相手プランを崩すことができ、かつ自分の手札を抱えたままドロー。強い。
博士の研究
 捨てたくないカードが多いため1枚採用。序盤で使うことが多いです。
マリィ
 リソースを捨てないドローと相手への妨害が強力。
ボスの司令
 特になし。
モミ
 デッキの性質上4枚あっても手札に余ることが多く、ともだちてちょうもあるので3枚にしました。サイド落ちも考慮し、山に2枚あれば安心できるのでちょうど良かったかなと思います。
スタジアム
トレコ、雪道、みずの塔 1-2-2
 雪道、みずの塔は現在の環境だとほとんどのデッキに対して自分にのみメリットのあるカードであり、ミュウや黒馬には雪道を押し付けます。みずの塔も連撃を相手にすることはそこまで多くないと考えて自分だけが恩恵を受けられるので2枚にしました。トレーニングコートはダブルシューターの使い回しやフリージオ用のエネの回収であったり、白馬スイクンのようなトラッシュにエネを捨てておきたいデッキになら使いやすいので入れました。
 最近のデッキはスタジアムの採用がだんだんと減っており自分の張りたいスタジアムを自分の使いたいタイミングで貼ることでゲームを有利に進めることができるため、多めの採用としました。混沌のうねりが採用されるデッキでも最近では多くて2枚なので後半には自分のスタジアムを割られることなく使い続けることができます。自分で貼り替えることも多いです。
エネルギー
れんげきエネルギー、基本水エネルギー 4-2
 コンセプト上、基本エネは採用で、3枚にしたかったけど枠がなく2枚にしました。素引きしにくく、4回戦では後1どんどん呼ぶができなかったので3、4枚の方が後攻の動きは安定すると思います。

デッキの回し方

 基本的に先攻を取れたらとります。攻撃力が低いためできるだけ先に殴りたいです。もちろんハンド次第ですがメッソンよりテッポウオを先においたほうが次のターン殴りやすいです。モミを使いたいターンに使えるよううらこうさくラインはたくさんおきたいですが、クイックシューターインテレオンを一体は立てておくと圧をかけられるので2ターン目にはジメレオンを置いておきます。クイックシューターが2枚立つ、ダブルシューターが連発できる盤面になった場合、モミを連発する、フリージオで相手を縛るだけでほぼ勝ちまで持っていくことができますが、インテレオンまで進化するということはうらこうさくが使いにくいということなので手札鑑賞には注意しましょう。相手のデッキにうらこうさくラインやヘルガーなどHP60ポケモンが入っている場合、ヨガループが容易なのでできるだけチャーレムを相手に見せないようにプレイします。
 要するに相手の嫌がることをしながらじわじわダメカンを乗せていけばいいというわけです。

各対面の有利不利について

上で取り上げた環境デッキとの相性は以下のようになると考えます。

ミュウ-五分
三神-微有利
白馬-有利
黒馬-圧倒的不利
クワガノン-微有利
連ウー-五分
テンタクル-有利
ルカメタ-有利
ゲンガー-微有利
リーフィア-有利
ダイナ-有利

 基本的に青天井火力の出るデッキは厳しく、中打点を刻むデッキ、非エクがデッキエンジンとなっているデッキには有利だと考えています。例えば白馬はクイックシューター込みでもインテレオンVMAXがワンパンされることはないため後ろを狩られて回らなくならない限りは耐久することができ、うらこうさくラインが多く立つことからメッソンが場にいることも多く、ヨガループを絡めれば勝ちやすいです。三神は裏を3回とられないことをお祈りして戦うだけです。ミュウ、クワガノンはフリージオがサイド落ちすると厳しいですが、それぞれシューター、ヨガループが決まりやすいので不利ではないと思います。黒馬だけは本当に厳しく、シャドーミスト、ミラクルツインGX、キョダイホイッパーと、こちらが苦手とする技が全てあるため運が良くなければ勝てないと思います。練習でも勝率は2割切っていたと思います。

当日のマッチアップ

予選
1回戦 ルカメタ 6-0
マリィ、モミをいいタイミングで打ち続け、マオスイを使われなかったのでひたすら殴ったり、ピッピ人形にヨガループしたりして勝ち。

2回戦 ミュウVMAX 2-4 (相手の方の投了)
サイコジャンプ、モミの応酬だったが相手ミュウVMAXがサイド見舞い落ちだったらしい。対戦が長引きそうなマッチでは相手に投了させることも視野に入れていたが、サイドで言うと相手の方が優勢だったために非常に申し訳ないです。

3回戦 三神ザシアンザマゼンタ6-5
序盤にボスを使われなかったので攻撃回数的に有利に立つことができ、マーシャドーをクイックシューターで取ることができたので3-1-2で勝ち。

4回戦 ミュウVMAX 0-6
いつも練習している友達。後攻どんよびが出来ず、ベンチが全く展開できず殴ることなく負け。予選突破確実であったため、事故がこのタイミングでよかったです。

予選4位通過

決勝トーナメント
1回戦 サンダースシャワーズ 2-6
まさかの弱点マッチ。VMAXはワンパンされないためそこまで不利ではないと考えていたが、インテレオンVとオクタンを同時に倒されサイドを3枚取られる。インテレオンVMAXを回復しながら戦い、途中、ヨガループを決められるチャンスが来たが手札のリソースが1枚足りずうらこうさくを1回分無駄にしてしまう。その後非エクを3枚取られて負け。プレミから頭が混乱してしまい、最適な策を打てなかったので非常に悔しいです。

おわりに

 今回のシティリーグではとても悔いの残る結果でしたが使いたいポケモンで入賞することができ、良かったです。インテレオンVMAXを使っている方、これから使おうと考えている方はぜひ参考にしてみてください。このnoteに関する質問ありましたらTwitterのDMにて受け付けておりますのでよろしくお願い致します。この記事が良かったと感じた方はお気持ち頂けると泣いて喜びながらモミのSRを買いに行きます。

 長文拙い文章でしたが読んでいただきありがとうございました!


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