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HHKBのDIPスイッチベスト解

先日、購入したHHKBだが、いまのところの設定ベスト解にたどりつけたので共有。

HHKB Professional HybridのDIPスイッチ

HHKB Professional HybridのDIPスイッチは、上記PFUのサイトで公開されているように、キーボード背面にあるわけではなく、HHKB底面にある。そのため、各DIPスイッチに割当てられている機能も全く同じではないかもしれない。そのため、本体底面にあるDIPスイッチの表をみながら設定をしていく。
HHKB底面にあるDIPスイッチ表は、以下の通り。

DIPスイッチ表

これを参考に詳細の設定をつめていく。

SW1, SW2でキーボードの種類を決める

SW1とSW2は2つの組み合わせでキーボードの種類を決めるようだ。
組み合わせなので、下記の4通りの組み合わせができるが、最後のON,ONは、やってはいけない組み合わせとのこと(注意!)

  • OFF, OFF = HHKモード

  • ON, OFF = Windowsモード

  • OFF, ON = Macモード

  • ON,ON = 設定禁止

考えなしに設定するなら、Windows使いの人は、Windowsモード。Mac使いの人は、Macモードとなると思うが、両党使いの人は、どうするのか?毎回、DIPスイッチを切りかえる?ショートカットで切りかえる?([Fn+Ctrl+W]でWindows、[Fn+Ctrl+M]でMacに切りかえ可能)いや、ちょとよく考えてみてほしい。
WindowsにApple Keyboardを接続したときのキーの動作はどうだったか?MacにWindows用キーボードを接続したときキーの動作はどうだったか?そう、キーアサインが変わるだけで問題なく動作するんです。
具体的には、⌘キーが、Windowsキーに置きかわり、AltキーがOptionキーにかわる。それであれば、モードを切りかえる必要なくない?
ほかになにか違いがあるのか?とさらに調べたところ、以下のページを発見。

そこに記載のあった、HHKBの各モードのFn使用時のキーアサイン

HHKモード
Windowsモード
Macモード

これを見ると、それぞれのモードでちょっとずつ違いがある。Macモードのみメディアキーのボリュームアップダウンが利用できそうだ。ということで、SW1,SW2の組み合わせを試して実験。結果、HHK, Windowsモードでは、メディアキーは使えず。Macモードであれば、OSがなんであれメディアキーを使うことが出来た。
このことから、メディアキーを使うことにおいては、Macモード一択となり、ほかのモードを使う必然はなくなった。
ということで、各機器への接続は、Macモードで接続することにする。

SW3~SW6までの設定

  • SW3 ON

    • Deleteキー or Backspaceキー

    • 通常、このキーの配置にはMacにおいてはDeleteキーが、WindowsにおいてはBackspaceキーが配置されている。MacにおけるDeleteキーは、カーソルの左側の文字を削除する機能で、WindowsにおけるBackspaceとおなじ。(Windowsにおいて、Deleteキーは、カーソルの右側の文字を削除する機能)つまり、ここでの設定としては、Backspaceに割りふっておくのが正解

  • SW4 OFF

    • 左◇キー or Fn

    • これは、右端のFnをつかうのと、後述する機能のために左◇キーは、そのままにする。

  • SW5 OFF

    • ◇キーとAltキーのスワップ

    • HHKBの場合、◇キーがスペースバーの左右に位置し、その外側にAltキー(Optionキー)を配置している。このレイアウトは、基本的にMacのレイアウトに一致する(◇キーを⌘キーとする)が、Windowsのレイアウトの場合、通常、スペースバーの左右には、Altキーが配置されている。そのため、SW5でそれをスワップすることができるのであるが、ここではそのまま、OFFにする。

    • OFFにしたままの場合、スペースバーの左右の◇キーは、Windowsキーにアサインされる。

  • SW6 ON

    • 省電力モードの切替え

    • 通常だと、省電力モードが有効になっており、30分未使用の場合、電源が切れるようになっている。これが、ちょっと考え事をしていたり、マウスでWebブラウジングをしていたりするとあっという間に経過する時間設定で、いざタイプしようとしたら、電源を入れ直さなければならないことが頻発。イライラ度 MAX にさせる機能。

    • とうぜん、通常モードでの利用で、勝手に電源が切れないようにする。付属の電池で2ヶ月はもったので、エネループなどの充電池をつかえば、さらに持つのではないかと思う。

電池容量について

こちらのサイトで、乾電池の容量を調査していたので、それを参考にすると、一般の単三電池が1200mAh~1300mAhで2ヶ月使用できたことになる。

これを充電池であるエネループPROにした場合、エネループPROが満充電で最低2500mAhとのことなので、約2倍。つまり4ヶ月使用できると考えられる。エネループPROの充電回数が500回とのことなので、2000ヶ月(166年)この電池で使い続けることができる計算。(まあ、こんなに生きていないと思うけど。)

Macの⌘キー、WindowsのWindowsキーにIME切替を割りあてる!!!

ここまで、長々とHHKBのDIPスイッチの設定をしてきたが、ここで本題。現在の設定では、HHKBのスペースバーの左右には、⌘キー(もしくは、Windowsキー)が鎮座している。
ここにIMEのON / OFFの機能をそれぞれ割りあてるのだ。

長くなったので、設定はつづきの記事で。


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