紙幣の歴史にみる人類悲劇の最終章(どんでん返し)

マドモアゼル・愛

私たちは長い間お金の奴隷でした。一方、お金を発行する人たちはこの世の本当の王様でありエリートでした。

彼らはでは安泰なのでしょうか。通貨制度(紙のお金)によって立つ力ですが、意外な盲点というか運命というか、宿命をもっています。それが昨日お話しした内容ですが、今回はさらに説明させていただきます。

お金奴隷にされた私たちを解放する方法はあり、それはもうすぐ現実になると思います。

紙幣の通貨の歴史をみればわかりますが、元々は金の預かり証文のようなもので、その証文があれば自由に通貨として使えたわけです。

しかし、万が一、預けてある金の証文をもった人が金を出しに来た場合、銀行は非常に困ることになります。預けてある金の量と証文の量が一致していれば、保管料を払うだけ銀行は儲けて終われますが、銀行は誰も預かった金を取りに来ないことをいいことに、大量の証文を発行していたからです。

なので一斉に金に換えてくれとなった場合、銀行は返す金などどこにもないのです。今でもこの構造はまったく変わっていません。変わらないどころか、さらに大規模化しています。

ゲームストップ株のように、民意が通貨の大本にある銀や金の買い手に回ったとしたら、大変なことが起こります。ヘッジファンドはいくらでもお金がありますので、死に物狂いで売り圧力をかけるでしょう。

その結果、一般民衆連合が負けて、売り方の勝ちに終える場合もあるでしょうが、本当の勝負はそこからです。「わかりました。私ら負けましたが、差金決済不要で、現物で受けたいです」となれば、売り方はペーパーマネーを売っていただけで、売るべき現物などどこにもなく、一瞬にして現代の通貨制度は破綻します。紙切れ紙幣が紙切れになる瞬間です。

あえて大げさにわかりやすく語っていますが、内容には間違いはありません。なので、そのことがすでに民間連合の買い手はわかっているのだと思います。ヘッジファンドはこの世にないような量の金や銀を売って紙切れ紙幣の価値を維持してきたのです。

多少なりとも、市民連合が共闘して現物を渡して欲しいとなった場合、最初はお得意のルール変更でしのぐでしょうけど、二度三度同じ手は段々と使えなくなるでしょう。すごいことが起こりだしているのです。

金がなくて恥ずかしい思いをさせられ、金のために青春の夢をあきらめ、金のために自分を殺し、金のために争う必要のない争いをし、金のために、、金のために、、、これは終わらせなくてはならないものです。そしてその方法は皆が集まれば簡単にできるところまでやってきたのです。すごい時代になっています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?