実録!卵子凍結~自分で自分に注射をするのが恐怖すぎた結果、現代医療に大感謝した話~
卵子凍結をする、と決める前
先生に具体的に話を聞いて
一番恐怖に思ったのが
自分で自分に注射をする
ということだった。
痛いのは苦手だ。
自分で自分に針を刺す…
しかもお腹に…
ほぼ切腹じゃないか
実際にその段になって、
病院でやり方を教わる。
注射器はボールペンみたいな感じだ。
意外と困ったのが
冷蔵保存だったこと。
出張が多い仕事というのもあり
会社に持って行って
会社の冷蔵庫にこっそり保管したりするはめになった。
翌日、
どきどきしながら
注射を準備する。
そしていよいよ
我が腹に
鋭利な金属を刺す
切腹の段になる…
何回かためらってから、
えいや!っと刺す。
…
ん…???
刺したはずだよね?
我が腹には
確かにボールペンのような
注射器が刺さっている
しかし痛みはおろか
刺さった感覚も全くない。
本当に全くない。
薬を注入し、
針を抜いても
全く痛みはない。
すごい。
現代の医療すごい。
こうして私は
最大の鬼門を
なんなくクリアしたのであった。
振り返ってみると、
一番しんどかったのは
注射でも採卵当日でもなく
しばらくうんちがでなくなったことである。
うんちとの格闘戦記については
また後日語ろうとしよう。
※私の個人の感想であり、感覚には個人差があると思われます※
この記事は卵子凍結・保管への理解向上のため、グレイスバンクの提供でお届けしています