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PARASOPHIA(京都国際現代芸術祭2015)大垣書店烏丸三条店ショーウィンドー

(この記事は全文公開の投げ銭制記事です。また YADAMANIARTのブログ にも同じ記事を載せております)

昨日3/13に病院へ行く途中に大垣書店烏丸三条店があるのだが、そこのショーウィンドーがいつもと様子が違う感じがしたので、ブランド品の洋服でも展示してあるのかと思ったら、現代美術作品らしかった。書店内にフライヤーがあり、図録も売っていた。フライヤーを手にとってみると「PARASOPHIA」と書いてあった。京都国際現代芸術祭2015。3/7(土)から始まっていたとは全然知らなかった。しかも街なかの書店で展示をしていたとは私にとっては死角だった。

展示してあったのはリサ・アン・アワーバックの「この織機を持って失せろ」だった。木々の中に何人かの女性がいて、ある者は後ろ向きに立ち、ある者はPCを触っている。

しかしショーウィンドーに映りこむ街の景色と重なってなんだかよくわからなかった。女性が集まって色々なポーズをとっているというのは、やなぎみわみたいかもしれないが、あの人ほど毒のようなものは感じられない。「失せろ」と言われればたちまち失せてしまいそうな、そんな存在の薄さだった。

ショーウィンドーの前は次々と人が素通りしていき、私がカメラを向けて何枚か撮っているとようやく誰かが見上げるという、かわいそうなほどに注目度がなかった。

PARASOPHIA(京都国際現代芸術祭2015)は2015年5月10日まで開催。会場は京都市内数か所。

公式サイトは http://www.parasophia.jp/ それにしてもPRが足りないと思うし、たくさんイベントがあるようなのにそれらはぜんぶPCでネットにつないで確認しないといけないのがなんとも面倒。各会場を1日で回るツアーとか無いのかな?まあゆっくり鑑賞できないから無理か。

(写真は展示の一部分)


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