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大阪に出てふらっと美術鑑賞

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今日は大阪にある2つのギャラリーで美術鑑賞をした。

まずはART SPACE ZERO-ONEへ行った。中津駅から約20分歩いてもいいのだが、暑いのでJR大阪駅からバスに乗って豊崎神社前で下車した。そこから徒歩2分、ビルのマンションにひっそりとギャラリーがあった。
ただいま開催されていたのは、佐藤健博個展「木を見て森を見る」。ギャラリーのあちこちに点々と棒状の木材が立てられ、そこから木の枝が伸び、ギャラリーの端から端までつながっていた。

木材から木の枝が生えてきたかのようになっているところがあって、どうなっているのか作家に尋ねたところ、物理的につなぎ、色を塗ったりしているとのこと。この繋ぎの上手さに一番感心した。

作家はお仕事で花を扱っておられるとのこと。最近の生け花では、枝がうねうねと生えた木なども使う。お仕事での経験が生かされた作品だと思った。

次はそこから徒歩約5分のiTohenへ。ここは何回か来たことがあるが、ちょうど「協同企画展おんさ」の展示をしていた。京阪神の7会場を使う大規模な展覧会だが、iTohenでは平面作品の展示をしていた。可愛らしい動物をあしらったものから、抽象まで作風は様々だったが、私はこの中では「小さな海」という作品が好きだ。小さい窓が沢山ついた長方形を中心に、左に白い正方形、右に青い正方形。なんだか正方形がスピーカーに見えて、そこから海の音が聞こえてきそうな作品だった。

iTohenに着いた頃から雨が降り出したのだ、紅茶を飲んでゆっくり雨宿りし、本庄西2丁目のバス停から大阪駅までバスで帰った。

「協同企画展おんさ」には私も確か2009年に出品したことがある。いつかまた出品できたらいいなと思う。


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