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ひまそらあかねとは自らを映す鏡

ひまそら氏は、27日夜のスペースにて次のように話した。
「僕を勧めても皆さんの信用は落ちないでしょ、そこまで」

この言葉を受けて、賛同する意見も反対する意見もあった。
リプでは「悪口がひどすぎて、推すと信用落ちるよ」という意見もあった。
しかし、私自身はそう思っていない。

その理由についての考察と、そこから得た「ひまそらあかねの推し方」に関する私の意見について述べようと思う。

信用が落ちるか否か

これは一重に、「ひまそらあかねを紹介する人自身がこれまで推してきたもの」と「客観的にみるひまそらあかね像」との間にどの程度乖離があるか、に起因していると思う。
例えば私の場合、これまで数多くの漫画と推しキャラを友人に紹介するにあたり、一貫してきた特徴がある。
それは、ステータス:知性が振り切っていて他のステータス不足を補うに余りあるキャラクター、だ。
万人に受けそうな例を挙げるならアイシールド21の蛭間妖一だし、受けなさそうな例を挙げるならハンニバルのレクター博士だ。

つまり、私はこれまでの人生で終始一貫して「知性だけがぶっちぎっているキャラクター」が好きだと表明してきており、
今回もひまそらあかねにその特徴があると感じたから推している。
紹介するときも、ぶっちぎりの知性を感じたポイントと、他のダメな点(口汚すぎる点等)を両方紹介している。その落差が自分にとっては魅力だと話している。
そのため、私がひまそらあかねを推しても、友人からの私の信用はなんら棄損しない。
私自身がぶれていないからだ。
逆に、これまでの人生で推してきたキャラと、ひまそら氏との間にあまり共通の特徴がないような人は、他人に紹介したときに少し信用が目減りするかもしれない。
いままで清廉潔白で品行方正なキャラばかり好きだったのにどうしたの?みたいな。
もちろん、これは私個人の考えなので、当然賛否両論あると思う。

紹介の仕方に関する一案

ここまでの考察を踏まえ、私なりに「どのようにひまそらあかねを人に紹介した良いか」を考えてみた。

これを読んでくださっている貴方。
これまでの人生で、他人に何かしらを勧めた経験があると思う。
「これが好きなんだ」というものを紹介した経験があると思う。
そして、それを好意的に受け止めてくれた(あるいは受け流してくれた)友人知人がいると思う。

その友人知人に対して紹介するきっかけは貴方自身の中にある。
貴方がこれまでの人生で、人に勧められるほど惹かれたものは何なのか、それを振り返ってほしい。
それは個人個人で違うはずだ。
例えば、臆病な少年が成長する様に心を打たれた人もいるだろう、悪魔のようなどんでん返しにドキドキした人もいるだろう。
かつての敵が味方してくれる展開に胸を打たれる人もいれば、たった一人で敵を倒す勇敢さに憧れる人もいるし、完璧超人のイケメンが家事だけできないというギャップにときめく人もいる。

その感動は貴方自身のもので、貴方にしかわからない。
だから、貴方がこれまで心を動かされてきたものと、ひまそらあかねとの共通点を探し、その共通点をきっかけに人に紹介してみてほしい。

ひまそらあかねには様々な特徴がある。
・巨悪に立ち向かうところ
・細かい数値にまでこだわるところ
・ゲームや漫画が好きすぎて、すぐに横道にそれて熱く語ってしまうところ
・嘘が嫌いなところ
・美味しければ見た目にこだわらないところ
・売られた喧嘩は必ず買うところ
まだまだ書ききれないが、ここまでひまそらあかねを見てきた貴方の中にも色々と思い浮かぶものがあるはずだ。
そのひまそらあかねの特徴と、あなたの好きなものとの共通点を探して、それを他人に紹介してみてほしい。
筋トレが好きな人なら、「リングフィット配信を1年続けてるとこ地味にすごいと思うんだわ」とか、そういう些細なものでいいのだ。
そういう些細なものの積み重ねこそ大事だと、私は思っている。

そして、他人にモノを紹介する際は、良い点だけ伝えるのではなく、悪い点も包み隠さず伝えるべきだと思っている。
貴方の言葉を聞いた友人知人が、あとでひまそらあかねを調べた時に「こんなの聞いてない」とショックを受けるかもしれない。
そうすると、彼らはひまそらあかねに良い印象を抱かないだろうし、紹介した貴方にも不信感を持つだろう。
それはひまそらあかねにとってだけでなく、他ならぬ貴方自身にとって大きな損失だと思う。
だから、包み隠さず、貴方の思うひまそらあかねの好きなところとダメなところを、合わせて紹介していってほしい。

貴方の友人知人にとって、ひまそらあかねは「未知のもの」なのだ。
彼らがその「未知のもの」を理解するための最初のきっかけは、彼らの中にある貴方の像であり、それとブレがないか否かによってあなたの言葉を受け止めてもらえるかが決まるものだと思う。

ある意味で、ひまそらあかねとは自らを映す鏡なのかもしれない。

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