FF7リメイク　感想

JRPGと言えばFFかドラクエをあげる人がほとんどだと思う。実は私は　　　いままでその二つをやったことがなかった。実際のところはリメイクということでARPGではあったが、初のFFということでとても楽しくプレイさせてもらった。

良くも悪くもムービーゲーだといわれてしまうかもしれないが、演出も豪華だったので私はそれで問題ないと思ったし、ミニゲームも非常に豊富なのでとても楽しむことができた。

ゲーム性は、原作のATBの要素を残しつつ、アクション性の強い戦闘を楽しむことができる。各キャラクターが2本もっているATBゲージを攻撃やガードで溜めつつ、ゲージを消費してアビリティやアイテムを使用する。敵を攻撃するとバーストゲージが溜まり、最大まで溜まると敵は一定時間ダウンし、与えるダメージも高くなる。ボス戦では刺さるアビリティや行動が変わってくるので、考えて戦闘をするのは非常に楽しかった。またリミットゲージを溜めて必殺技でとどめを刺すととても気持ちいい。各々の必殺技も非常に戦闘映えするので、かっこよかった。もちろんアクションゲームが苦手な人でも難易度を指定できるので万人がプレイできると思う。

グラフィックスは流石にFFシリーズというべきか、当時原作でも言われていたが、まるで実写のようだった。味方サイドの動きや表情が読み取りやすいことは勿論のこと、敵サイドの感情も読み取りやすいので、いろんな視点からの感情移入が出来て物語に厚みが出来ていた。建物や人物もとてもきれいだったが、何よりエフェクトもきれいなので戦闘映えする技が多いのも魅力的だ。

サウンドは、何より原作のBGMが良かったのでどのアレンジも非常に良かったし、ボス戦での更に闘う者たちのは入りがメチャクチャかっこよかったので、ぜひ聞いてほしい。

エンディングを見ると、HARDモード、チャプターセレクト、ボスラッシュ、などの要素が解放される。やってないルートやサブクエストなどを消化して、トロフィーを獲得することなど、周回・やりこみの要素は多いと思われる。ムービーもスキップできるのでスムーズに2周目を楽しめるだろう。

この作品はミッドガル脱出までで、原作の1/3程度だといわれていたので、すぐ終わってしまうと思っていたが、演出が豪華なので全く内容が薄く感じることはなかったし、むしろボリューム満点に感じた。しかも終盤の展開は原作と全く違うらしいので、続きが気になって仕方がない。

待ってる間に原作をやって、違いを比較するのも楽しいかも知れない。