第19回書き出し祭り:智子の投票先及び各会場の順位予想
表題の通りです。
私の投票先とは別に「票を集めるだろう」と推測される作品を予想します。自作の好みと世間の評価がある程度乖離していると気づいてきました。自分が好きなものと、人々が好きなもの。それらの違いを汲み取るために訓練です。
各々の作品の感想については別の記事にて取り扱っております。興味がある方はご覧になってみてください。
投票方法
公式のアカウントがご説明してくれてるので、まだ投票していない人は投票に行くのです!
感想のあれこれ
いつものことですが。
今回も書き出し祭りの感想の性質等について話題に上っていました。いろんな方々の感想への持論等が述べられておりましたので、私も何かしら「感想」というコンテンツについて述べてみますね。
ネガティブな感想について
智子は複数回参加して、分かったことがあります。
ネガティブないし、賛否分かれる作品がSNSのインプレッションに影響があるなぁ。と感じています。
賛否分かれる作品は明らかな魅力と明らかな欠点を内包している作品であり、ターゲットによって作品の評価がバッツリと二分化する傾向があります。
作者の方々においては「否定的な性質の意見」については、上手に分類してほしいと思います。
「ターゲットではない読者」からの意見は、あなたの創作において汲み取ること自体が、完成度を落としたりすることがあります。
男性向け読者のために書かれた作品世界に、女性活躍のためのフェミニストの理論をぶちこんだとして、マジョリティの男性が楽しい筈がありません。
女性向け読者のために書かれた作品世界に、弱者男性(身体的弱者、金銭的弱者を有した魅力を感じ取りづらい男性)への配慮をした作品を書いても、マジョリティの女性読者は楽しくありません。
あくまでも「エンタメ作品」として書くならば。マジョリティに寄せた形で、欲望を励起し、賞賛し、肯定する作品を求めますし、求められています。
そこを逸脱して、作品を描くならばそれは文芸寄りのそれとして、整理し、プロットやキャラクターの造形を考えるのが大事です。
あなたの作品に、否定的な感想を持った人が「マイナス」と評価した要素は「そのジャンルを選好した人々にとってはプラス」となる要素もままあります。
書き出し祭りにかぎらず、エンタメ作品を製作する人々が一番大事に考えるべきことは「ターゲットのために書いているのか?」ということを忘れずにあることが大事です。
あなたの作品は特定のジャンルを好む読者のため。
あなたの作品はあなた自身が望む世界やあり方を表現するため。
どんな構えでも良いのです。どちらかというと、智子は「後者」に寄せてしまっている書き手なので、意識して前者に寄せようとしていますが。自分のジャンルはどこにあるのか。それも最近は迷子です。楽しいからいいんですけどね。とは言いながらも、こんな風に「書き手が楽しけりゃいいぜ」といったスタイルのときは「一般の読者」の方々が「楽しい」と思う要素と乖離していくことが多々あります。
ええ、今の智子がそれです。
今回の感想というコンテンツについてですが。
「不特定多数」の人々のネガティブな感想については「違う畑の方ないし違う創作のルーツ」を持っている方なのだなぁ。位に思っておくのが健康的かと思います。
ネガティブな感想については、感想の作成者自体に「その作品を楽しむ受容体がなかった」と考えましょう。実際にあなたがその作品を「面白い」と思って書いたのですから。どこかの創作の畑として、あなたは育ったのです。
あなたが自信をなくす必要はありません。
創作をする上で耳を傾けた方が良い相手というのは「同じジャンルに知悉している書き手」ないし「読者」の意見は敏感に感じ取る必要がありますが。
書き出し祭りのように「多くのジャンルの人々」が集う中での感想は「そのジャンルで、読者の期待に応えられるか。自身のジャンルに組み込めるか?」というのは慎重になるべきかと思います。
そのジャンルの専門家はあなたであるし、あなたの作品に責任と利益を持つのはあなた自身だからです。
智子なりにつかんだ書き出しのコツ
書き出し祭りで伸びる冒頭の作品の技術というのは、他の公募作品ないしweb小説にかぎらず、多くの物語で期待される力だと思います。
そして、それらの力はエンタメ作品全体での業界としてのノウハウになりうる蓄積を間近で見ているように感じます。
この技術を感覚的に理解し、説明する方法があります。
「書き出しの情報だけで友達にプレゼンできるか?」
作品の始まりでムードを示し、今後の展開を約束するシーンまで描けた作品は他の作品よりも一つ飛び抜けた印象になります。このことを他の方も感想で触れていました。書き出し祭りのタグは無かったので、引用は控えますが。
「書き出しだけでログラインが見える作品は強い」
この意見にすべて集約されると思いました。
現代社会における作品の消費速度の速さ
私は時々忘れそうになります。寝る間も惜しんで、心をすり減らしながら働いていた時期も経験もあるというのに、あの時の日々擦り切れていく様な生活を忘れそうになります。
今は、環境に恵まれ、私の夢を応援してくれる人もいます。そして、それに力を割くことも許されています。
だから、時々忘れてしまいそうになります。
多くの人々は私のように暇人ではなくて「親として」「学生として」「部下を抱える責任ある立場として」「何かの仕事を支える重要な人材として」多くの人々はあります。
私のように暇人はそうおらんでしょう。
その様な忙しい社会の中で「つまらないかもしれない作品」に時間を割ける人はそう多くありません。
「いや、私の作品は面白いよ?」
そうでしょうとも。あなたの作品は面白いでしょう。だって、あなたがその作品の今後の展開をご存知なのでしょうから。絶対に面白いのです。そして、その面白さを「約束してくれる」冒頭でないと、読者はそれについていくことは難しいのです。
そして、その「今後の面白さを約束してくれる」技術が詰まった作品が書き出し祭りの上位の作品として登場するだろうと予想しています。
長い前置きになりましたが。以下の通り、投票に関しての記事を残していきます。
智子の評価基準
こんな事を申し上げると「なんて、上から目線の嫌な奴なんじゃ! 不快な奴じゃ!」とお叱りの言葉を頂戴しそうです。
詳説を許すならば。
それは書き出しによって、作品全体のムードを示し、作品を通してどの様な感情や展開を約束(もちろん裏切っていいんですが。読者に方向性をもって予想させてくれる)してくれるのかを明らかにしている作品。
この要件を満たした上で「登場するメインキャラクターには外的な課題と内的な課題」が両立している作品。
がドンピシャで好みです。
そういったものを私は好むのですが。世間一般では「内的な課題」の提示より、「外的な課題」の打破に係る能力や方法を示すことを優先した作品の方が反応が良好な傾向があります。そういった領域で色々と考えてみようと思います。
投票先の選好の経過
事前に申し上げた通りの「外的な課題」と「内的な課題」の両立という部分を達成した。もしくは感じ取れた作品を並べます。
第一会場では3作品
1-06 異世界転生して悪役令嬢になったけど、元人格がワガママ過ぎて破滅回避できません‼︎
第二会場では2作品
第三会場では2作品
第四会場では3作品
4-25 我らペンギン探検隊! ~南極ダンジョンから始まる地球一周の旅~
とまあ、こういったように作品はすんなり選べました。外的な課題と内的な課題のバランスが取れた作品は選ぶ上でためらいは持たなかったです。
問題はそれ以外の作品をどのように選ぶのか。そこらも踏まえて、各会場の投票を整理していきます。
第一会場
智子の投票先
1位票:『1-23 しょうびいろの魔法屋さん』
主人公が持ち合わせている技術や。彼女自身が抱えているであろう家族との軋轢など、外的な課題と内的な課題が両立したよい情報量の作品でした。「やい智子! 少女が主人公だから投票したんだろう!」という邪推はおやめください。
2位票:『1-14 ひとりぼっちの魔王様が恋をした』
面白かったし。さらに言うなれば、ビビりまくっている魔王の挙動自体に彼の課題とされる要素だったり、全力で包容力を見せつけたヒロインとの関係性などに作品としての今後のムードに期待をできました。
物語の最後の局面において、魔王はその精神的な「怯懦」をねじ伏せることが求められると期待した作品です。
3位票:『1-06 異世界転生して悪役令嬢になったけど、元人格がワガママ過ぎて破滅回避できません‼︎』
今後の展開を約束するほどの情報量は展開できなかった作品ですが。主人公達の置かれている環境や、身の危険などのスリルの展開の話題から、今後の物語の困難や成長を予測させてくれる関係性は読後感に良い影響を与えてくれました。
よって、次の通り投票しました。
智子の予想する第一会場の順位
1位:『1-22 メスガキ☆パニック! ~ クソザコナメクジ♡ワカラセ奇譚 ~』
タイトルが強いですよね。ちゃんと「メスガキ」やったし、「パンデミック」のディストピアやったし。というようなジャンルとして期待される要素をきれいにすくい上げた作品だったと感じています。正直、この第一会場は票が読めない。メスガキが第一位になって御覧なさい。日本語話者の皆さんの性癖の許容度の高さに不安を感じるレベルです。だけどね、おっかなびっくり読んだ人は面白かったと評価する作品だと思います。
2位:『1-14 ひとりぼっちの魔王様が恋をした』
一位と二位は別に入れ替わったとしてもおかしくないような接戦になるじゃないでしょうか。タイトルとあらすじから期待した読後感を裏切らない作品は安定して、票を得られると感じています。
3位:『1-25 異世界で、鉄路を拓く。』
異世界で技術開拓もの。として見た時、ジャンルの被りがない作品であること。主要登場人物達を如才なく登場させている描写だったりと、作品の魅力としている所からはじめた作品であり、このジャンルを好む人達からの票が入ってると思います。
三位の予想は難しいですからね。
第二会場
智子の投票先
1位票:『2-23 魔女を脱がせてはならぬ』
外的な課題と内的な課題が両立した冒頭であるため、智子好みの冒頭でした。多少の情報の重複があったりするような描写もあったりはするんですが、物語の期待値を損なうものではなかったので、個人的には一位票の作品でしょうか。
2位票:『2-24 買われた聖女~後宮であなたと白黒ショー!』
好きなんですよ。姉妹婚設定による、盲目な主人公いいじゃないですか。女性向け作品の「ジャンル」として非常にマッチした作品だと思います。行動的であり、能動的な決意、覚悟を示せるキャラクターであり。ヒロイン達が『性質の違う強さ』を内包しているキャラクター性が両立しているのはいいですよね。投票なんて好みで選ぶんすよ。皆さんも好みで選んじゃって!
3位票:『2-04 ぽんぽこ帝都身代わり婚〜妖狩りの旦那様と憧れのすろーらいふ〜』
好みです。好みでしか選べないもんですよ。こういうのはね。
「外的な課題」と「内的な課題」の両立によるドラマとか色々行ってますがね。楽天的な狸の娘が、身代わりでお嫁さんになって、幸せになっちゃう物語ってのはみんな好きなんですよ。だけど、ちょっと独自性は強い作品なんですよね。主流ではない感じはあるので、ジャンルを好んで読んだ人たちにとっては「あまり見たことがない」といった要素でしょう。
こういう作品って基本的にヒロインがドアマット形式であったりするんですが。主人公に悲壮感はないのです。であれば、どんな主人公なのか。というと、彼女の存在自体が周囲によい影響を与える「善なる」存在としてのムードメーカーの力を期待していますし、その方向性の物語が読めることを期待しての一票です。ぜひとも続きを書いてほしい作品です。
よって、次の通り投票します。
智子の予想する第二会場の順位
1位:『2-12 異世界帰りのTS龍人娘と限界社畜のダンジョン配信暮らし』
ジャンルのかぶりがないこと。ダンジョン配信ものとしての情報量などからして、一般読者層からの得票が一定期待できるのではないかな。と思っています。
2位:『2-24 買われた聖女~後宮であなたと白黒ショー!』
女性向けジャンルの作品は複数ありましたが。買われた聖女。後宮。白黒ショーといったように、セクシュアルなスリルをタイトルから押し出して、独特な切り口からヒロインを描写したことは、一般読者層にも強く訴求できたと思います。
3位:『2-08 アフロディーテの皿』
これはちょっと票が読めないところではあるんですが。おそらくですが、一般読者層の人が「なんだこれ」ってクリックしたら、最後まで読んじゃう力がある作品であり、書き手も読み手も絶賛するタイプゆえに、独走ではないけど。ジャンルの集客の作品にも食い込んでいく結果になるのではないか。と思いました。
こういった技術的な側面や、妖しさ、不穏さ、演出などの総合力勝負の時は、第四会場とかでだしたら、読者層が少し変わるので、一位とかも十分ありえたかもしれませんね。
第三会場
智子の投票先
1位:『3-23 遠ざかっていく花言葉が僕を呼ぶ』
面白かったです。外的な課題と内的な課題が二つ両立しているキャラクターであり、それらが今後物語の局面において、重要な情報であることを提示しています。そして、あらすじからは示されていなかったサスペンス的な要素からの引き込みもあります。あわせて、重要な票田となりうる「女性読者」からの票も一定期待できる作品であることは強いと思います。
やってること気持ち悪いのに気持ち悪くない感じで駆け抜けるのすごいな。と思いました。
2位:『3-13 ぼくの異世界もふもふ冒険記』
正統派です。児童向けターゲットの作品が少ないなか、明らかに「少年に課題をもたせた」塩梅の書きぶりが好きな作品でした。安定感をもって、最後まで読ませてくれるだろうという期待感は十分持てた作品でした。
3位:『3-07 re:ゲロから始まる高校生活』
ゲロが好きなのか。と言われると違うんですが。最後に主人公をスポイルするほどに溺愛してくれるヒロインが好きなだけです。惜しむところはその「ジャンル」として非常に魅力的な要素の「ヤンデレ」チックな力を最後まで読まないと分からなかったのはPVに影響を与えた作品だろうとは思いました。あらすじで秘匿する要素は「作品の魅力」ではなくて「ギミック」であるべきなんでしょうね。
よって、次の通り投票しました。
智子の予想する第三会場の順位
1位票:『3-22 学園から追放されそうでしたが、今度は男装して王子の従者として通うことになりました』
第三会場はですね。今回盛り上げてくれた方々がたくさんいたので、会場としてのPV数がえげつないことになっています。
よって、予想する所ですが。タイトルでジャンルが明らかな安定感のある作品が躍り出ると予想しています。女性向けジャンルの作品が7作も存在はするんですが。タイトルだけで、集客できた作品はこの作品じゃないかな。と予想しています。でも、女性向け気になる人は全部読むかなぁ。読んだら、多分票がバラけると思うんですよね。
2位票:『3-09 ヤンデレ監禁エンドから始める極楽だらだライフ』
次点でこの作品でしょうかね。タイトルからもジャンルが明確であり、作品のムードも予想しやすかったようにも感じ取りました。
3位票:『3-23 遠ざかっていく花言葉が僕を呼ぶ』
力はある作品ですが。潜在的にタイトルとあらすじで、読者をいくらか遠ざけた作品のようにも感じます。タイトルとあらすじで「なにを楽しむ」作品なのかが序盤では分からなかったので「書き出し祭り」という企画を熱心に追っていないタイプの「一般読者」層は一見でクリックはなかなかしない作品だと思います。
だから、三位に甘んじるじゃないかなぁ。誰かがもっと取り上げてくれると変わりそうな感じはするんですがね。
第四会場
智子の投票先
1位票:『4-10 偽善の悪魔は正義に嗤う』
主人公の能力自体が、今後の争いの中で、重要なキーパーソンになり得ること。敵対勢力からも強い勧誘を受けるほどの存在であるなど、主人公自体が「謎」の能力に包まれていて、それらを期待できるような描写及びキャラクター達からの警戒心などが得がれました。世界が抱える課題と。主人公が抱える能力(欠落した何かでもある)といった形で。物語を打破する能力と「課題」がマッチしたいい作品だと感じています。面白い作品でした。
2位票:『4-25 我らペンギン探検隊! ~南極ダンジョンから始まる地球一周の旅~』
描き方として最適なアプローチだったとは感じません。しかし、ユール自身の「群れの長たる」存在としての大きな目的意識を最初に示したことは、今後の彼の課題や到達点を設定できたことは、個人的には読後感に良い影響を与えました。しかし、ダンジョンに類する物語を期待した「ジャンル読み」の人々の嗜好に耐えられたかどうかは。結果を見るまでわかりませんね。
3位票:『4-17 郡長運営記』
良い主人公像でした。彼自身が「組織人」としての立ち回りが下手っぴであり、その尻拭いの左遷に優秀な部下を連れ回すほどの「人望」であるのか「強引」なのかわかりませんが。主人公はなにかしらの「欠点」を有していることは明らかであり、それらを「恩も怨も忘れぬ」というスタイルから、テーマを丁寧にアピールできています。
彼はその左遷先で「習得するべき人事間の配慮など」をもとに、物語が展開できるのか。それは期待感をもって続きを読みたい作品ではあります。もしも、彼がまた「左遷先」で同じ挫折を味わうのか。克服するのか。どっちなんでしょうね。
よって、次の通り投票しました。
智子の予想する第四会場の順位
1位:『4-23 【魔王を討伐した勇者のその後】って、知りたくないですか?』
ジャンルとしての組み合わせの妙味がある作品だと思いますし。書き手ではない、一般読者達の票が集中するタイプの作品だと思っています。
ファンタジー世界で最初から最後まで「ニコニコ笑いながら」読める作品というのは、この一作だけだったし、タイトルからもそれを予想できた力のあるものはこの作品でしょうか。
ダンジョン配信ものとは違うんですが。コメント形式による「通販」システムの採用だとか。お姫様からの百合要素のジャンルとしての提案だとか。ラストの引きの魔王様の登場にも一波乱持たせてみたりとか。
最近のトレンドとかジャンルが揃った作品であるので、票は固まると予想している作品です。
2位:『4-05 イリヤの遺言』
場面のダイナミックさはなかったですが。現代の「市場価値に基づいて選好される妙齢の男女」には刺さるテーマ性の作品なので、皆さん楽しんでお読みになったんじゃないですかね。イリヤしんでしまうんかなぁ。
2位以下は、正直読めない所はあります。ジャンルも票もバラけている会場だとは予想するので、1位票以外はバラけるんじゃないかな。だけど、女性向けの中華後宮ものとしてのジャンルは強みとして、得票にいくらか影響があるとは感じます。
これは皆さん第四会場が投票に悩むと叫んでいた理由がわかりました。評価軸が複数存在すると、光る作品はそれぞれに光るんですものね。
まとめ
皆さんはどの作品に投票しましたか?
皆さんが「この作品を応援するんだ。この作品が面白かった!」と自信を持って、投票する時。その作品を友だちに、家族にどんな風にプレゼンするでしょうか?
そういった力のある。作品の道を示した作品が読者を獲得する。再現性のある技術として、参考にできる作品なのかもしれません。
今回も多くの学びのある祭りでした。今回も楽しかったです。