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僕の思い人は猫だった!?

この物語はフィクションです

ピンポーン

倫太郎:は~い!

僕は西村倫太郎、高校二年生だ。僕は一人暮らしをしています。そして、今呼び鈴がなったので出たら

?:にゃ~!

倫太郎:・・・ガチャ!

倫太郎:あれ?おかしな~?もしかして幻覚でも見てるのかなぁ?

僕はもう一回ドアを開けると

?:にゃ~!猫だにゃ~!

倫太郎:・・・東村さん、何やってるんんですか?

この人は東村芽依さん、現在大学二年生であり、僕の家のお隣さんだ。

芽依:倫太郎くんに会いに来たにゃ~!

倫太郎:とりあえず、中に入ってください

芽依:お邪魔しますにゃ~!

僕は東村さんにお茶を出した

倫太郎:改めて聞きますが、何やってるんですか?

芽依:めい猫やねん

倫太郎:そんなもの着けないでください

僕は猫のカチューシャを取った

芽依:にゃ~!取らないでな~!

倫太郎:猫ではないじゃないですか

芽依:むぅ~!もう倫太郎くん何か知らん!

東村さんは不機嫌になった。僕は東村さんにさっき取った猫のカチューシャを着けた

芽依:なんや?

倫太郎:いや、東村さんはいつも可愛いのに、猫耳着けたらもっと可愛いと思いまして

芽依:めいのこと可愛いと思っとるん?

倫太郎:はい!東村さんはいつも可愛いですよ

芽依:ありがとうにゃ~!

東村さんは僕に抱きついて来た。正直に言おう・・・何この可愛い生き物!?いつも可愛いのに、猫だから余計に可愛いじゃん!それに抱きついて来てもう死んでもいい

あ、取り乱しましたが、実は僕は東村さんのことが好きです。お隣さんとして話していくうちに好きになりました

芽依:倫太郎くん~にゃ~!

もう、まじで可愛い過ぎて死にそう

芽依:なぁ~?今日何の日か知っとるかにゃ~あ?

倫太郎:確か・・・あ、ホワイトデーか!

芽依:そうにゃ~あ!だからお返しちょうだいにゃん!

そう、僕は東村さんからバレンタインの日大好きなエクレアをもらった。そして、今日東村さんにお返しをしないといけない日です

倫太郎:そういえば、猫にチョコはよくなかったはずですよ?

芽依:めいはチョコを食べれる猫だにゃ!

倫太郎:わかりました!少し待ってください

僕は冷蔵庫から苺のチョコケーキを出した

倫太郎:僕からのお返しです

芽依:にゃ~!苺にゃ~!めい苺大好きやねん!

倫太郎:良かったです

芽依:倫太郎くん、お願いがあるんだにゃ

倫太郎:何ですか?

芽依:このケーキ倫太郎くんから食べさせて欲しいにゃん!

倫太郎:えっ///えっと・・・良いですよ///

芽依:やった~ありがとうにゃん!

倫太郎:はい///それじゃ、あ~ん///

芽依:あ~ん!パクッ美味しいにゃ~

倫太郎:良かったです///

芽依:倫太郎くんフォーク貸してにゃ~

倫太郎:はい、どうぞ

芽依:ありがとうにゃ、じゃあはい!

倫太郎:東村さん!?

芽依:めいが食べさせてあげるにゃ~

倫太郎:でも・・・

芽依:早く口開けるにゃ~!

倫太郎:あ~ん!パクッ

芽依:美味しい?

倫太郎:美味しいです///

もう、本音が出そうになるよ。でも、僕じゃ・・・

芽依:ねぇ、何で今日猫になったと思う?

倫太郎:えっ?ホワイトデーのお返しを貰う為?

芽依:それも、あるけど・・・一番は倫太郎くんに気づいて欲しいからにゃ!

倫太郎:それって・・・もしかして!?

芽依:もう~鈍感過ぎや~!私は倫太郎くんのことが大好きやねん!

倫太郎:東村さん・・・

芽依:それで、倫太郎くんはどうなんや?///

倫太郎:僕も、東村さんが大好きです!こんな僕で良ければ付き合ってください!

芽依:えへへ~その言葉待ってたんやで。これからもよろしくな倫太郎~!

倫太郎:はい!東村さん!

芽依:もう~名前で呼んでや~

倫太郎:えっと、芽依さん?

芽依:倫太郎~!

倫太郎:芽依さん

芽依:ナデナデしてな~

倫太郎:はいナデナデ

芽依:えへへ~嬉しいにゃ~!

倫太郎:良かったで・・・

チュッ

倫太郎:芽依さん!?

芽依:えへへ~倫太郎の始めてもらったで~

倫太郎:・・・

芽依:倫太郎?

僕はもう我慢ができなかった

倫太郎:芽依さん!可愛い過ぎ~!ナデナデ

芽依:ちょっ、倫太郎!?

倫太郎:芽依さんは元から可愛いけど、猫芽依さんも可愛すぎスリスリもう、絶対に離さない~ギュウ

芽依:ちょっ、倫太郎くすぐったい~

倫太郎:芽依さん~!

芽依:にゃーーーーー!

少し時間がたち僕は理性を取り戻した

倫太郎:芽依さん本当にごめんなさい!

芽依:ま、まぁめいは嬉しかったけど、正直びっくりした

倫太郎:こんな彼氏嫌ですよね・・・

芽依:全然嫌じゃないで!

倫太郎:芽依さん・・・

芽依:倫太郎、私はいつでも猫になるからその時はまたやって良いよ///

倫太郎:芽依さん、ありがとうございます 

芽依:にゃ~!

倫太郎:猫さんじゃないのに甘えるんですね

芽依:彼氏に甘えるのは彼女の特権なんやからな!

倫太郎:芽依さん、大好きです

芽依:めいも倫太郎のこと好きやで

そして、お互いにキスをし、同じベッドで寝ましたとさ

fin

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