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自分の中の当たり前は誰かにとっての当たり前ではない

自分の中で「こんなことは常識だな」と思う事がある。
けれど、それはあくまで「自分にとって当たり前」ということ。

それは自分にとっては当たり前でも「自分以外の誰か」にとっては当たり前じゃないことも多い。
人はそれぞれ育ってきた環境も自分が置かれている環境も考えも違うから。

それは仲の良い友達、恋人、家族、誰でも同じこと。
そのことが分かっていないと、自分の思い通りにならない相手を憎んでしまったたり、傷つけてしまったりしてしまう。

相手との共通項を見つけることも人間関係を築く上では大事。
共通項が見つかると純粋に嬉しい。

けれどそれと同様か、それ以上に相手と自分の違いや異なる価値観を認め合うことも大事だと思う。
異なる価値観に出会うことで、自分の中に新たな気づきが生まれ、人間としての幅が広がる気がするから。

それが出来たらこの世に蔓延る、嫉妬、裏切り、すれ違いなど、人間関係の悩みやトラブルは少しは軽減されるのではないかな。

人と違うことは悪いことじゃない。
自分自身の譲れないルールがあることは自分自身のアイデンティティを明らかにしてくれる。

けれどそれを周りに押し付けることは基本的にはしたくない。
自分の中の当たり前は誰かにとってのあたりまえではないから。

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