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人を好きになること

先日後輩とカラオケに行ったときのこと。
ゆずが好きだというので、互いにゆずの歌を歌い合うという流れになった。

自分は『からっぽ』という曲をチョイスした。
小学生くらいに流行った歌で、3歳上の姉がゆずのファンクラブに入っていた。

2番の出だしのフレーズ。

人を好きになる事
当り前の事なんだけど
僕がもう少しそのことを知っていれば
こんな事にはならなかったのかもね

人を好きになること。
誰だって持っている当たり前の感情だ。
もちろん、自分にもあるし、それが生きてる中での大きな喜びの1つだと思っている。

同時に、その相手を想い続けることは難しい。
人間だから、最初はいい面をみていても、知らず知らずのあいだに疑ってしまったり、自分と相手との距離を感じてしまう。

好きにならなければ、こんな想いを感じることはなかったのかもしれない。
ほどよい距離感を保ちながら、親しい人の1人として接すれば、傷つかずに、楽に生きれるかもしれない。

けれど、生きていて感じるのは、好きと感じられる人がいることは幸せだということ。それは今日を生きるモチベーションを与えてくれるし、人間的にも成長させてくれる。

相手から思い通りのリアクションが得られなかったりすると、凹むこともあるし、寂しい気持ちになることもある。
好きという感情があるかぎり、そのことからは避けられない。

それでも、人を好きになることから目を背けたくない。
自分にとってそれは、とてもとても大事なこと。
内面から出る素直な感情に敏感に生きていきたい

大事なことを大事にして生きたい。
いままでも、そしてこれからも。

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