とにかくに吐き出したいのでネタバレ怪物

・怪物ネタバレ
・観てない人見ないでください
・大女優・田中裕子がホルンを吹き鳴らす映画です。絶対観てください。





・陳腐で下品に最低に言えばBLの上質な心象世界
・クレバーに上品に言えば登場人物全員が観客に嘘をついている超現実的な映画

・生きている中で一つ一つの言葉や何気ない隠匿がすべて凶器になる、というような映画でした

・嵐の朝のシーンでヨリのとーちゃんといじめっ子の様子を出していたのは、みんな生きている。みたいな意味なのか。

・ネットでみつけた考察で、バスの中にミナトのカッパしかなくて、ヨリはそもそも折檻された風呂の中で死んでしまって、バスまで辿り着けなかった。ミナトの夢、みたいなのがあって、なんかめちゃくちゃ納得してしまって死にそうになった。

・かーちゃんがオカマの芸を笑うシーンも、瑛太が西田ひかると結婚したいという作文を読むシーンも、いまとなっては全部しんどい風にしか感じれないですね。

・でもとにかく好きな人に会いたくなった。

・あのバスのシーンありきからの、ヨリの家で嘘を聴くシーン、ヨリ!ヨリ!ってなるシーン、

・スマホで光を送り合って怪物だーれだ、って言い合うけど、かーちゃん来ちゃって連れ戻されて、ヨリから電話かかってくるシーン。

・昼顔かな?ってなりました。

・そりゃ、ホリ先生を陥れる小さな嘘もついちゃうよね!

・いやいいわけないだろ。1人の先生の人生奪っとんのやぞ

・ホリ先生の描かれ方もよかった。雑誌や書籍の誤植を探して指摘する→正式でなくてはならなくて、ブレや間違いはいっさい許せない。

・ヨリがホリ先生に相談することについて濁しながら却下したことから、ヨリは気づいてる。感じとってるのよね。

・あとねしんどいなー思ったのは、そこまで一切明かされなかったミナトのとーちゃんの死因がダサいセーターの女との不倫旅行事故死というエグい話だったね〜

・それをミナトが知ってるのに、かーちゃんが死んだとーちゃんマンセーしてて、そりゃミナトはちょっと疑問になりますよね、はい。

・とにかくバスのシーンはドキドキしたし、いっちゃうかと思ったね。

・作文のシーンとか尊すぎて笑ったし、泣いた。

・実は最後の解釈は観客にお任せします的なエンド映画はとても好きじゃないのですが、、、

・私は、
かーちゃんやホリ先生がきたトンネル(現実世界のメタファー)と直線的にも反対にある、
柵があった(最終この柵が消えていた)線路(向こうの世界のメタファー)に走っていくので、
あぁ、もういったんだな、と。

・田中裕子のあの立場はどういうあれだったのかなと。

・いやでもホリ先生はかませ犬ですよ。ほんと。かわいそう。

・あと急に東京03の角田さんに謝罪させるのやめてください。大爆笑スマッシュブラザーズでした。

・僕はシングルマザーになります、というのを笑わなかったんです!わたしが一生懸命やってるから、
みたいなこと言ってて、それも今から思うとなんか、親や先生といった上位者の価値観の押し付けというかナンというか。

・眼鏡の子が消しゴムを派手にかけるのも、何かのメタファーだったんだなぁーと思った。

・とにかくヨリとミナトには幸せになってほしいです。

・ヨリが宇宙開発か植物科の研究所に行ってもらって、ミナトは普通に先生とかサラリーマンとかになってもらって、ミナトがたまに社会における理想現実生活とかに対して爆発するのを、僕たちは僕たちだ、みたいにヨリがほぐして、ときどき喧嘩しながら、2人で幸せに暮らしてほしいよ。

・あー好きな人に会いたいし、昼顔見たくなったなぁ

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