CCS Online Tournamentsで使用した扉宝SAOについて

どうも、いもあんです。


前語り


先日開催されたCCS Online Tournaments(以下カラス杯)に招待してもらい、出場しました。

カラス杯とは、元々北九州で開催されている非公認大会で、それのオンライン版といった感じで行われました。

全国的にはわかりませんが、個人的には中々強いメンバーが集まっていたので、なぜ自分がここにいるんだと思ってはいましたが、開き直って挑みました。


持ち込んだデッキは扉宝SAOでした。過去の記事で門枝とか門宝とか6門2枝とか色々紹介していましたが、直近で一番勝率が高かったのが扉宝SAOだったので、扉宝SAOにしました。

扉宝SAOは強いデッキだと思っていますが、色々不安要素もあります。

そこも含めてデッキの紹介をします。



構築語り


構築はこちら

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そんなに世にある扉宝SAOと変わらないと思いますが、違うところも多少はあるんじゃないかな。

では1枚1枚解説していきます。長くなる予定です。


レベル0 17枚

目指せ聖剣 リズベット&シリカ 4枚

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以下1コスアンコ。

1ターン目から簡単に殴れて、パンプテキストはこのデッキと最後まで相性が良く、かなりマッチした1枚。

自身にパンプは振れませんが、2枚並べることで相手の中央移動や正面移動に対して、後攻でも強く出ることができます。

初手で複数引いても強いので4枚。結果的に余ってもクロック叩いて赤発生として使います。


Alicization Beginning キリト&ユージオ 4枚

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いわゆるジョー互換。

この枠は青発生のために青のアタッカー4枚で埋めると決めた時、このジョー互換と控え暁との比較になりました。

最終的にレベル3で相手をリバースしないといけないので、相手にチャンプされるとちょっと困ります。

そんな時にジョー互換を出せばワンチャン相手の面を残すことができます。

序盤でもワンチャンタダで殴れるカードとして優秀です。

初手で引きたい、青が少ない、地味に役割多いということで4枚。

8枚のアタッカーは、レベル1で使う連動の安定性の低さを気持ち補う意味でもこの2種に決めました。


《オーディナル・スケール》 ユナ 4枚

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このデッキのメインエンジン。

初手からひねってハンドの質を少しでも上げるためにマックスの4枚採用しています。

500パンプももちろん強いですし、トップのクライマックスを確認して集中を打てたり、集中を5枚集中にしたりとめちゃくちゃ多用するシステムです。

宝が4枚入っていることもあり、いきなりハンドにクライマックスが集まる事もあるので、ユナがいるのといないのでは精神的な負担が全然違います。

このデッキは起動に反応してパワーが上がるテキストばかりなので、起動条件を無料で満たせるこのカードは最後まで働きます。過労死寸前です。

相手のキャラをカウンターで弾いた後に、空いた枠にユナを添えておくのも強いです。パワー500という数値も、クロックシュートを嫌がってチャンプをしようかと考えている相手に対して強いです。


次の世界へ ユウキ 3枚

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SAO待望の単レストアド集中。

このデッキ唯一の山削りカードなので、結構依存度は高いです。

ただ初手から絶対にいるか?と思った時に別にそうではなかったので3枚になりました。

まあ初手からあるとすっげぇ楽なんですけど。

当然相手のタイトルにもよるんですけど、特に選択を迫られていない場合、

先攻1パンは集中が引けていればジョー互換、引けていなければ1コスアンコでパンチします。

選べないことも当然ありますが、どちらも手札にあることはよくあるので、自分はそういう基準でアタッカーを選んでいます。


《光剣》の使い手 アスナ 1枚

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フィレスです。御守り枠。本当にいつもありがとうございます。

色は邪魔だし、使わないゲームの方が多いですけど、入ってないと不安ですし、入ってて助かった試合もあるので、抜けないままです。

山からカードを持ってこれる唯一のカードでもあります。どこにあるかはしっかり把握しておきましょう。


子供時代 キリト 1枚

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1ドロー1ディスとクライマックス入れ替え。通称ショタキリト。俺だけ?

少なくなった山札の調整や、ハンドをタダで切れるというのは本当に強いですね。ラブライブサンシャインのフィレスが投獄された理由がよくわかりました。

クライマックス入れ替えもたまに使います。1連動の扉を持ってこれなかった時でも、ハンドに集まりやすい宝を扉に変えることができるので、引いた時はキープするようにしています。

なるべくいつでも見えるところにいてほしいので、3パン目に1連動で殴った時は、ショタキリトをストックに埋めたりします。


レベル1 11枚

アインクラッド シリカ&キリト 4枚

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レベル1帯のメインプラン。

リバース要求ですが、決まれば選んでストックを増やせて、トップチェックでハンドも増える(かもしれない)強い連動です。

しかも扉。強い。

しかも常時6,000。強い。

扉が引けていなくても並べてもいいかなと思えるくらい安定したアタッカーだと思います。

これと1相殺などを並べて助太刀を構えるのがレベル1帯の目標です。

埋めるカードはすでに発生している色のレベル0を優先的に埋めます。

3パン目だけは次のターンに控えに落とす前提でカードを埋めたりもします。地味に大事な作業なので、よく考えて埋めましょう。

何も考えずに4枚入れました。減ることは未来永劫ないです。


そろって冒険 アスナ&リズベット&シリカ 3枚

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名前ながっ。

最初に見た時は、「こいつ強そうだなー」と思いました。

使ってみて、「こいつオリカか?」と思いました。

起動反応とも相性が良く、はっきり言って苦手な冴えない彼女の育てかたに対してそれなりにごまかせるカードです。

後列が引けていない時にもこのカードを後列に置いて、起動1,500パンプだけのために使うのも十分強いです。

引いて困ったことがないので3枚。4枚は過剰かな、2枚だと不安だな、といった具合です。


Alicization Rising キリト&フィゼル&リネル 2枚

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起動条件を満たすと相手リバース時に山の上からストブできます。

扉を引けなかった時のサブプランとして投入しました。

当然連動の横に添えることもあります。

ストックが何かと必要になるデッキなので、こういったカードでもストックを増やすチャンスがあるのはうれしいですね。

とはいえパワーの低さと色が気になるので2枚。


Alicization Running キリト&ソルティリーナ 2枚

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ストブできるカウンター。

コンソール拳との比較になると思います。

こちらは実質コスト0で打てますし、コンソール効果は後ろのユナが発揮してくれます。

採用の一番の理由は色です。足りない青を増やす目的でこちらを選びました。


レベル2 5枚

眠気を催すアレ アスナ&リーファ 2枚

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個人的に緑を使うならどうしても使いたかったカード。

レベル3を踏みに行くよりも、相手の2/2や、こちらの早出しを踏んできたガッツンダーなどを踏みに行くことが多いです。

テキストで助太刀を拾ったり、レベル3の準備をしたりします。

1枚だと欲しいゲームで使えないこともあるので2枚にしました。


Infinite Weavers 2枚

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レベル応援。

プール内には3種のレベル応援が存在しますが、黄色は採用できないし、青は門が入っていないのでテキストを使いきれません。

クロックを入れ替える効果は非常に強力なので、迷わず緑のレベル応援を採用しました。

だいたいユナと入れ替えることになると思います。


残照の空中散歩 リーファ 1枚

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オバスぺカウンター。

早出しや2/1のアスナ&リーファの起動効果と合わせてとんでもないパワーパンプが入るので、起動でパワーパンプのあるキャラを複数並べた状態で助太刀を構えると、

相手からしたら非常に面倒くさいことになると思います。

レベル応援の効果も合わせると、あっちに振ったりこっちに振ったりで助太刀1枚で複数面守れたりします。

1/1カウンターでは足りないと判断した相手には優先的に集めます。


レベル3 9枚

冬の聖域 直葉&珪子&里香 4枚

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早出し可能なヒール。

起動効果のおかげで行きも返しも中々のパワーが出ます。

ただ返しは助太刀前提なので、しっかり準備する必要があります。

特に語ることはないですが、結構強いので気に入っているカードの一つです。

4枚何も考えずに入れました。他にいいヒールがあれば変わるかもしれませんが、現状だとないでしょう。


フェアリィ・ダンス キリト&リーファ 3枚

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フィニッシャーです。

宝は4枚入っているのと、登場時2ドロー1ディスが付いているので、キャラさえ引けていれば連動は高い確率で打てます。

踏めるかどうかは話が別。

相手のレベル3のキャラのパワーが高ければ、レベル応援をしっかり配置したり、

アタック時2,000パンプを用意したり、

レベル応援1枚で足りないのであれば2枚目を用意したり、

事前によく考えて準備をしましょう。

このデッキにはヒールは5枚しか入ってない上に、集めているヒールは早出しで消費してしまうので、

レベル3に上がってからヒール耐久するというのはちょっと難しいと思います。

多少前のめりになって詰めにいくくらいがちょうどいいと思います。

2面連動をするのが目標なので3枚にしました。


マザーズ・ロザリオ キリト&アスナ&ユウキ 1枚

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5枚目のヒール。

役割は青豚の大活躍絶対殺すマン(ウーマン)として採用しました。

相手の面が高くて普通じゃ割れそうにない時にも使ったりします。


揃って冒険 キリト 1枚

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光景です。

レベル3になってから打つ光景を強いと思った事はこれまで一度もないのですが、

これを入れてないと詰んでしまう時もあったりするので、本当に仕方なく採用しています。

これの為に多少無理をして青を増やしたのですが、入れたくて入れた光景より、無理やり入れた青の助太刀やジョー互換のほうがよっぽど強いです。

とはいえ、光景しないと勝てないゲームもたまーにあるので、

どこにいったかわからない、なんてことはないようにしたいですね。


クライマックスは扉4枚、宝4枚です。宝が3枚だったり2枚だったりする構築もあるのですが、僕は宝4枚をおススメします。


流れ語り


マリガンは基本的には扉1枚と0を残し、他は全て切ります。

多少例外もあり、3枚目の1コスアンコ、3枚目のジョー互換、2枚目の集中、2枚目のユナ、このあたりも扉を引けていなければ迷わず切ります。


先攻1パン目は相手に特殊相殺がいなければ1コスアンコ、いるのであればジョー互換で殴りたいです。

相手に特殊相殺がいなくて、アタッカーを2種引けているのであれば、集中のところで説明したような基準で殴るキャラを決めます。


後攻は基本的には相手に殴られた数だけ殴りたいのですが、1コスアンコが自身にパワーを振れない関係で、2回殴らないと相手を割れない状況がよく生まれます。

そうなってしまうと、狙っての先上がりも難しいので、開き直ってハンドが枯れない程度にパンチ数を増やす選択肢をよく取ります。

ジョー互換が戻ってくるという計算で殴らないようにしましょう。殴ったジョー互換は帰ってこない。そういう気持ちで殴った時に戻ってくれば、とても楽になることでしょう。


先攻でも後攻でも、ユナを引けていれば引いたターンから積極的にひねってハンドの質を上げます。

トリガーしたカードが今後必要になりそうなカード、控えに落としたいカードであれば、迷わず集中を打ちましょう。

どうせ何度か集中を打たないと1-6リフはできないので、何かと理由をつけて集中を打つことが多いです。集中を打つ前には、なるべくユナをひねりましょう。

5枚集中してるっぽくてちょっと気分がいいです。


1帯では当然連動を狙います。

引けてない場合でもそれなりに相手にとって面倒なラインが並ぶと思うので、連動を打てなければゲームにならない、なんてことはありません。

1のアタッカーも、9枚と多少厚めに入っているので、全く引けなかったなんてことは滅多にないでしょう。


レベル2になったら、早出しやアスナ&リーファで盤面を取りましょう。

このゲームの基本はやっぱり面取りだと思います。

ろくなキャラを出せない状態が続くと、相手の圧縮もがんがん決まってしまい、ストック圧縮されたりしてしまいます。

光景を打てば解決するときもありますが、光景必須というのは気分が悪いですし、相手が光景ケアをすればなんの意味もない札を抱えたという結果だけが残ります。

レベル1からそうですが、強い盤面を作って、相手に札を要求するのが基本です。

とはいえ盤面を取りすぎても宝連動を決めづらいので、助太刀をあえて打たない、などの選択も必要です。


レベル3になったらぶっ放しましょう。大事なのはテンション、相手を必ず倒すという強い気持ち、自分は強いんだという自信です。

キリト&リーファのところで軽く説明しましたが、相手のパワーラインを考えて必要な札をしっかり集めましょう。


仇語り


このデッキには致命的な弱点があります。

それは「レべル1からレベル3までリバース要求」だということです。

中学生互換や、ゆらぎ荘の朧互換などがこのデッキに死ぬほど刺さります。

まあ、要するに冴えない彼女の育てかたが死ぬほど苦手です。


終わってます。


今の環境で冴えカノがきついって時点でブラウザバックする人もいるでしょう。

しゃあない。

ただ多少やりようもあります。ごまかしてるだけなんですけど。


まず立ち上がりからパンチ数を意識しましょう。

後攻は3パンすることを目標にマリガンします。

相手に朧互換を集める時間をなるべく与えないようにします。

そうしながらレベル1に向けて、扉連動ではなく1相殺を優先的に集めていきます。

なるべく朧互換が気持ちよくフロントアタックと言えないような環境を作りたいです。


レベル2以降はしっかりと面をとって、

相手のハンドに圧をかけるように動くのがいいと思います。

ただ向こうの早出しもそれなりに強いので、

しっかりとした準備が必要になります。


レベル3の加藤恵はお化けです。

完全に化け物です。

現状SAOのプールで完全回答はないと思いました。

対策札があるという人は教えてください。必ず使います。

かなり勝てる構築があるという人も教えてください。必ず完コピします。


今の段階で加藤恵に対して確実にマウントを取れる札は無いと判断した僕ですが、

運次第で対策が取れるんじゃないかと思いました。

それがジョー互換です。


相手がレベル3になりそうなターンの前に、ジョー互換を並べてパンチして(この場合チャンプでもいいです。盤面から消えるなら何でもいい)、

トップチェック成功さえすればジョー互換はハンドに戻り、盤面から消えます。

ただこれは完全に運ゲーです。当然失敗することもあります。

ですが、そもそも対策が無いと思っているところから、運次第で加藤恵の連動を喋ることができなくなるなら、採用の価値はほんの少しあるんじゃないかと思いました。


こんな事を考えだすほどに困っているということです。



強さ語り


光景の無いタイトルに対して、こちらの盤面に触りづらいタイトルに対しては笑えるほどにマウントが取れます。

ストック圧縮をして、盤面制圧をすれば、数少ないヒールを回してるだけで気づけば勝っています。

そういうゲームは驚くほどに考えることが少なく、このデッキの強さを肌で、相手の表情で、積みあがったストックを見て、とても感じることができるでしょう。


そんな時に宝が4枚であることの強さがわかります。

早出しができない状態で1パン目に扉を噛むと非常に吐きづらいです。

扉が5枚だったり6枚だったりすると、当然扉を噛む確率は上がります。

ストックが十分にある時は、宝を噛んでストックブーストをしないという動きをすると、見えないストックを使わないといけないという手間がなくなります。

扉を噛んだ時はもうしゃあない、頑張って吐きましょう。

僕はよく、1/1カウンターを打ってストブしなかったり、早出ししたレベル3を3コストアンコールしたりして、1パン目の扉を控えに戻す選択を取ります。



自分語り


オンラインカラス杯ではしっかり冴えカノに当たって、理想的な動きは自分なりにできたのですが、最後にしょうもないミスで勝てそうだった試合を落としてしまいました。

2戦目は青豚相手に淡々と面を取られて沈みました。

その様子はYouTubeに残っていると思うので、ぜひご覧ください。

とても悔しかったですが、いい経験になりました。

Cブロックと決勝トーナメントの解説も、あまりうまくはないですが頑張って喋っているので、よろしければそちらもどうぞ。



後語り


以上が僕の扉宝SAOの記事になります。

SAOの記事もそれなりにあふれているとは思いますが、少しでもみなさんのためになれば非常にうれしいです。

まだまだ大会などが開きづらい状況で、みなさんもフラストレーションが溜まっている事と思いますが、なんとか乗り切ってまた地区で笑って会える日を楽しみにしています。


次の記事でお会いしましょう。



ではまた







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