子供の時に読んで影響を受けた本を語る
はじめに
お久しぶりです。どうも、いもあんです。
YouTubeで「あなたが影響を受けた本」みたいな感じの、著名人が本を語るって内容の動画があってですね。
それがとても面白かったので僕もまとめたいなと突然思ったんです。
僕はまあそれなりに本は読んできてて、面白いなとか感動したなって本はたくさんあるんですけど、
影響を受けたっていうのはそんなにないんじゃないかなと思って、それならnote書けそうだなって思って今走ってるところです。
新鮮な感情をもらえるのはだいたい子供の時だろうと思い、とりあえず小、中ぐらいの時に読んだもので簡単に3つくらい紹介します。
完全に自己満足です。
その1
パスワードは、ひ・み・つ―パソコン通信探偵団事件ノート (パスワードシリーズ)
僕が一番最初に読んだいわゆる小説です。
主人公がネットで「電子探偵団」というページを見つけ、そこから色んな出会いがあってあーだらこーだらみたいな感じ。
推理だったりパズルだったりを楽しみながら、突然本物の事件に巻き込まれる冒険ミステリーです。
読んだのが小学生の時で、主人公達も小学生なので、近い存在の出来事として楽しく読んでました(登場人物たちは実際の小学生よりもずっと大人な雰囲気)。
クイズやパズルで知識が入ってくる快感みたいなものを、この本で知りました。小鳥遊が「たかなし」と読めるようになったり、しょうもないクイズをしょうもないクイズとして楽しめたり、この本から学んだものはたくさんありました。
文字ばかりの本を読むのが苦痛じゃない人生になったきっかけの本なので、めちゃくちゃ感謝してます。
最近、新装版みたいな感じで現代に寄せた表現(スマホがでてきたり)で書き直したそうなので、今の子供たちにも読んでほしい本です。きっと人生が豊かになる。
一番記憶に刻まれてるのは、
「もし今日本に織田信長が生きていたら、どうなる?」
というクイズ。最後に答え書いときます。
その2
キノの旅
中学の時の国語の先生が変わった人でして。
図書室の管理もしてた先生なんですけど、なぜかキノの旅と灼眼のシャナが置いてあったんですよね。
今から18年くらい前のライトノベルって、正直手を出しにくいというか、買うのもちょっと恥ずかしいというか。
まだ市民権を得てない頃だったと思うんです。
中学3年の時は放課後ずっと図書室に通ってて、友達数人と話してたり色々遊んでて、僕ら以外ほとんど人もこなくて、多少騒いでも許してもらえてたんです。
そんな時にこの本を見つけて、先生に「なにこれ?」って聞いたら、
先生はニコニコ笑って「面白いと思うよ。」って言うだけ。
その先生は授業もユーモアたっぷりで楽しくて、図書室でバカなことやってるときもやりすぎなければ許してくれて、好きな先生だったんで、
先生が言うなら読んでみようって思って読みました。
普通に面白くて、キノの旅がきっかけで他のライトノベルも抵抗なく読み出しました。
一番最初に触れたオタク文化みたいなもんですね。今でも感謝してます。
先生が授業中に志茂田景樹の悪口を一生言ってたの今でも忘れません。
その3
小説 スパイラル~推理の絆~(4)幸福の終わり、終わりの幸福
ガンガンWEBで連載されていたものを書籍化した作品。
漫画スパイラル~推理の絆~も死ぬほど好きです。
1~3巻は、小説版限定のヒロインが、主人公「鳴海歩」をそれぞれ変な事件に巻き込んでくる話があって、
最後にちょろっと表紙の右の女の子「小日向くるみ」を主人公とする話があるんですが、
4巻だけは丸々、小日向くるみを主人公にした話で構成されているんです。(まあ正確にはちょっと違う)
この小説版最後の事件が、「競馬と折り紙」を利用したトリックで、すごい面白かったんですけど、
強く記憶に残ってるのは、
この話が「探偵も犯人も気味悪い」ってところ。
気味が悪い人間ってこんなに面白いんだなって思わせてくれた作品です。
漫画版を知らなくても読めるので、読んだことない人にはぜひ読んでほしい。
僕は2巻「鋼鉄番長の密室」のヒロインが好きです。
てことで3つ紹介しました。
どれも対象年齢低そうですけど、まあそれくらいの時に読んだものなので、まあまあ。
こういう本たちのおかげで大人になっても本を読みたいなって思わせてくれる人生になったので、記憶から消えることはないだろうけど記録にしたくて書きました。
自己満足終わり。あー気持ちよかった。
また何か思いついたら記事書きます。テーマくれたら頑張ります。
「もし今日本に織田信長が生きていたら、どうなる?」
クイズの答えは、
「日本の人口が1人増える」です。
このクイズ舐めてない?舐めてるよね?
ではまた
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