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マイルCS全頭診断


土曜日の馬場、前売りオッズ、枠の並びを加味した最終的な予想は日曜日の予想記事に記載します。
ここでは個性から考える全頭診断となっております。よろしくお願いします。


ウインカーネリアン

速い上がりを要求されない持続レースで4勝してOP入りした馬。新潟2歳Sでラスト3ハロン33.6秒のラスト3ハロン瞬発戦でキレ負けしていたので瞬発力勝負×とメモしていたが、3走前低レベル戦とはいえラスト3ハロン33.4秒の瞬発力戦で勝利と進化を見せた。2走前はこれまで得意としていた持続力戦、前走は克服した瞬発戦での勝利。
3走前→48.6-45.0
2走前→46.3-46.6
前走→48.4-44.9
と全く違う流れになっても勝ちきるあたりは適応力、能力の高さだと思う。確かにレースレベルに恵まれたところはあるが、レース見ていると着差以上の余裕があるだけに相手強化でも個人的には楽しみの方が強い。

問題は、重馬場の弥生賞でタコ負けしているところ。この時の鞍上はレース後にメンタル面の幼さを敗因として上げていたが、その後の皐月賞での走りを考えると負けすぎでおり、少なからず道悪が影響した負けだと思っているだけに雨はマイナス要素として働きそう。

エアロロノア

持ちタイム1.31.6はシュネルマイスターと同じ時計でメンバー中2位のもの。
→速い時計の決着にはある程度対応できそう
スタートが速くない馬なので今年の安田記念を見ているとGIでの瞬発戦ではスタートの遅れで位置が後ろになってしまい他馬と同じ脚で差し届かない印象。
3走前のマイラーズCでは追い出しが少し遅れるもラスト伸びていなかった
→雨馬場そこまで好きじゃない?

サリオス

安田記念での好走理由を考えていたのだが、外スムーズ追走でエンジン着火できたことだと思っていたが(外スムーズでの好走が目立っていたから)、前走の安田記念で馬群を割っての勝利と自分が思っている以上に強く進化していた。
この馬自身距離延長ローテで(1-2-1-1)と好成績。半姉サラキアも府中牝馬S→エリザベス女王杯→有馬記念と距離延長で好走。気になったので調べてみると、サロミナの仔は距離延長ローテ(4-7-2-8)複勝回収率160.9%に対して距離短縮ローテでは(3-2-1-11)複勝回収率47.0%。
毎日王冠からマイルCSは(1800m→1600m)の距離短縮ローテ。強いか弱いかは一旦置いておいて、”個性から考える競馬予想”だと今回は買いにくい。

シュネルマイスター

前走は内有利馬場で8枠。直線伸びるぞ!という瞬間に挟まりバランス崩し終了。
→度外視
去年のNHKマイルCで持続戦の速い時計の決着をクリア。2.4走前で瞬発戦問題ないことが分かっておりマイルの距離では良馬場なら弱点見当たらず。
1200mを使ったことで普段より楽に前行けていつもの脚が使えるなら普通に来るやんと思っております。雨馬場がこなせるかどうかがポイント。

ジャスティンカフェ

良馬場でも含水率の高い東京芝コース。そこで上がり32秒台をマークして勝った馬ってすごいんじゃね?と思って今年上がり32秒台をマークして勝った馬を見てみると、
イクイノックス(32.7
サリエラ(32.9
ソングライン(32.9
ジャスティンカフェ(32.9
プラチナトレジャー(32.9
ルージュエヴァイユ(32.9
ジャスティンカフェがここで好走するようなら、サリエラ、プラチナトレジャー、ルージュエヴァイユの3頭もかなり楽しみですね〜。
マイルCSの話に戻すと32秒台の上がりをマークして勝つ=キレ◎だと思うので、キレを削ぐ雨は×の可能位高い。

セリフォス

前走の富士Sではノーステッキ(おそらく)勝利。2.3着馬とは斤量差あったとはいえこのレースでは着差以上に強い勝利に感じた。
2走前の安田記念では若干前半の位置取り争いでロスあり&上がり限界(32.8
→シュネルマイスター、サリオスとは0.1秒差4着
雨馬場未経験がポイントとなりそう。

ソウルラッシュ

前走の富士Sではセリフォスにキレ負け?
マイラーズCで2~4着馬は4コーナー通過1~3番手の行った行った決着を1頭だけ大外からレベチの末脚でぶっ飛んできたように雨の方が他馬比較優位に立てそう。

ソダシ

芝1600mでは、(4-0-0-0)と負けなし。
1.31.1の速い時計持っているうえにダートGIで好走のパワー持ちで一見弱点見当たらない。
だが、前走の府中牝馬Sでは、ゲート入りを嫌がってか全く動かない素振りが見られた。その後ゲートにちゃんと入ったもののゲート内でもうるさい面あり。この馬の母ブチコは4歳の時に2度ゲート破壊して競走除外の経験がある馬。今回大敗するなら、間隔が詰まることによる気性爆発が考えられる。

ダノンザキッド

去年のマイルCSでシュネルマイスターと0.1秒差の3着考えればここでも上位に評価されていい馬。
近走敗因は、
4走前→中山×と騎手コメント
3走前→外伸び馬場で内
2走前→上がり限界(32.6
前走→ゲート破壊で大外枠発走

ダノンスコーピオン

この馬が出走したマイルで4ハロン毎のレースラップを見てみると、
朝日杯FS→(46.2-47.3
アーリントンC→(46.3-46.4
NHKマイルC→(45.6-46.7
富士S→(46.0-46.0
後傾ラップの経験が無く、32秒台の脚が求められると?

ハッピーアワー

24走連続馬券外。さすがに厳しいか。

ピースオブエイト

前走の富士Sでは大外へ飛んでいくようなスタートでロスあり。レース後に三浦騎手が落鉄についてコメントしておらずそこまで影響無し?と考えると脚使いきった感ありのこの4着は良馬場では着差以上に能力差ある印象。
毎日杯で雨馬場クリアしており雨降っての逆転に注目。

ファルコニア

前走は内有利馬場を味方にしての勝利。
このレース組は次走全て凡走しておりレースレベルは低かった。

ベステンダンク

15走連続馬券外。完璧な形だったマイラーズCでラスト止まっての4着を見るとここでは力不足か。

ホウオウアマゾン

前走のスワンSでいいとこなく大敗したものの、自身の馬体重520キロは過去最高体重。レース前の陣営のコメントも余裕残しを感じさせるコメントでデブだった可能性が高い。
輸送でイレ込む面があり長距離輸送となる関東圏レースでは(0-0-0-3)と力発揮できない。
良馬場以外で(2-2-0-0)と好走するようにパワータイプ=キレ×
これらを踏まえると近走の大敗は全て敗因明確。
前走→デブ
2走前→関東圏レース
4走前→関東圏レース
6走前→キレ負け
8走前→関東圏レース
雨なら‼️

マテンロウオリオン

万両賞で使った上がり33.4秒を高く評価。
この週の阪神芝コースは全体的に上がりがかかっており33秒台を出したのはこの馬とミッキーバティーラ33.9秒の2頭だけ。阪神Cではグレナディアガーズの34.0秒が最速。このことからでもの馬が使った33.4秒は数字以上の決め手を感じる。
前走のスワンSではノーステッキでゴール。レース後の横山典騎手のコメントから先を意識しており、ノーステッキが理解出来た。
休み明けより1度使った方が○と陣営も過去コメントしており今回は走れる状態に上げてくると思う。
キレが武器な馬だけに雨どうか?と思っていたが、半兄ロードインファイトはダート馬で母パルテノンもダート馬。母母のレディパステルは重馬場の目黒記念で好走しているようにパワータイプの一族?
万両賞→本命
シンザン記念→本命
NZT→対抗
NHKマイルC→本命
日本ダービー→☆
スワンS→対抗
と重い印を打ち続けてきた馬。キレに磨きかけている今ほんまに大外から規格外の末脚でぶっちぎってほしい。

ロータスランド

この馬は距離短縮ローテでの成績が(3-3-0-1)に対し距離延長ローテでは(1-1-0-3)。折り合いに課題のある馬で距離短縮ローテの方が力を発揮する馬。
今回は距離延長ローテとなるが、良馬場以外では(3-2-0-0)と連対率100%で雨馬場なら軽視できない存在か。

※noteの無断転用・推奨馬情報を無断で流布することを一切禁じます。



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