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ワコール サクセスウォーク計測会レビュー

先日、ヌーディなベージュパンプスが欲しくて、百貨店に行ってきました。
売り場へ行ったらワコールのパンプス計測会なるものがやっていたので試しに計測してみたところ、自分の足のサイズが全く分かっていなかったことが判明して衝撃でした。
予約も不要でサクッと試せる割に丁寧に見てもらえて良かったので、レビューを書いてみました。

まず計測会の流れとしては、

①3Dスキャンで足の形をチェック
②スキャン結果の説明
③フィッティング

という順番です。所用時間20〜30分くらいかな?

①3Dスキャンで足の形をチェック

用意された機械に片足ずつ入れて、足の形を3Dスキャンで計測します。
モニターに結果が出るのですが、そのQRコードを読み取ればいつでも自分のスマホから結果が見れる、というものです。
私の計測結果はこんな感じでした。


②スキャン結果の説明

私の結果は、左足の方が僅かに大きく、足長だけで言えば左足24㎝、右足23.5㎝に分類されるそうです。なので普段は24㎝を買って、右足は中敷などで調整する必要があるとのことでした。

しかし問題は足の横幅!
なんとなくEが標準で、EEとかEの数が増えるほど幅広ということだけ薄っすら知っている状態だったので、計測結果のCって何ぞ??ワコール独自の基準か何か??と思ったら違いました。

ワコール公式HPより

標準のEに対してDが足幅狭めになるんですが、Cはそれよりさらに狭いとのこと。
シューフィッターの方から、足幅Cはかなり細身になるので靴選びが相当大変だと思いますと言われました。

しかし私は今まで、自分の足幅はずーっと幅広タイプだと思っていたのでめちゃくちゃ衝撃を受けました。
というのも、足長は多分24㎝だと自分でも思っていましたが、履くといつも爪先や足の横がパツパツで痛くなるので足幅が広いのだと思い、あえて24.5㎝を履いて踵に貼るタイプのクッションを入れて対応していたからです。

上記のことを話してみたところ、足幅が広くてキツかったのではなく、本当は足幅が狭すぎて前滑りしていたのが原因とのことでした。
本来なら足が側面にフィットして止まるところ、幅が足りず前滑りしているため、爪先で足が詰まってキツイ状態になっていたようです。
この足幅だと普通の24㎝でも大きめになってしまうので、24.5㎝はクッションを入れても全然合ってないようでした。
実際、靴のサイズ確認の方法で、つま先立ちを繰り返してみて踵が脱げるようなら合ってませんと言われ、試してみたところ踵がスポスポ抜けてしまいました。
というか、ちゃんとサイズに合った靴ならこの動作をしても踵が抜けないの⁈という方が個人的には衝撃でした。

③フィッティング

足のサイズが分かったら、今度は自分に合う靴のフィッティングです。
フィッターさんがいくつか靴を持ってきてくれるのでそれを履く→歩いてみる→サイズが合ってるかどうかを確認して調整する、というのを繰り返していきます。
とにかく今までのサイズ選びがダメダメ過ぎて、持ってきてもらう靴全てに対して「歩きやすいです!」と言う全然参考にならん客になってしまったんですが、フィッターさんは微妙な抜け具合などをちゃんと見ていて、中敷をその都度調整してくれたり、別の形の靴を提案してくれたりなどとても丁寧に対応してもらいました。
調整される度に「これ以上歩きやすくなるんですか⁈」っていう衝撃がすごかったです...。

ただ、やはり足幅Cはワコールでも1番定番の黒のプレーンパンプスしか商品が無く、今回私が欲しかったベージュパンプスや、デザインのあるパンプスだと足幅Dのものしか無いとのことでした。
因みにその足幅Dも1.2種類しか展開が無いとのことで、中々難儀な足のようです。

公式HPより

最終的に、足幅Dのベージュパンプスの色味がとても気に入ってしまい、フィッターさんに中敷をあれこれ調整して頂いて購入しました。
今回は無料の中敷で調整して貰ったのですが、履いていくうちに革が伸びて緩くなってきた場合は、もっと厚みのある有料の中敷やクッションでも対応して貰えるそうです。

あとはサクセスウォークのパンプスの特徴として、ヒールが内側に付いていることで体重の1番かかる場所を支えることができ、普段より高いヒールでも安定感があります。今回は5㎝にしましたが、体感−2.3センチという感じで、普段はかない7㎝ヒールもとても歩きやすかったです。

まとめ

今回、本当の足のサイズが分かって驚きましたが、思えば昔から身体が大きかったのもあり「細身の」という説明が付く商品は尽く自分には向いていないという思い込みが大きかったことを自覚しました。
ナチュラルに自分=平均より全て大きめ、の方程式が脳内にあったというか...。

あとは以前、友人から私の足音は特徴的なので後ろから歩いてくると分かると言われたことがあったことを思い出しました。
考えた結果、歩くたびに踵が抜けそうになるので、それを防ぐ為にいつも不自然につま先に力を入れて歩いていることに気付きました。
足の指をくの字に曲げた状態で、踏ん張って歩いてるような感じです。
中学生くらいから足のサイズは変わっていないので、15年以上ずーっとそんな状態で歩いてたのかと思うと、健康面でも今気が付けて良かった...と思いました。

今まではポインテッドトゥの靴が可愛いと思っても避けることが多く、意識してスクエアトゥを選んでいたし、歩きにくいのでヒールは太めの低いタイプばかりだったんですが、ちゃんとサイズが合えば歩きやすいことがわかりました。
サイズ選びが難しい足なのは変わりないですが、ちゃんとどんな形なのかが分かれば対策の仕方はあるので、これからは今まで避けてきたデザインにも挑戦していきたいです。

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