ちょっといやなこと
なんとなく嫌だなぁと思うことが最近結構あった。
パイレーツオブカリビアン出演俳優がサメに襲われて死亡したというだけでも痛ましいニュースなのだが、気になったのは「パイレーツオブカリビアン」を「パイカリ」と略していたこと。
題名の文字数を極力抑えたい気持ちはわかるのだが、目にした時、思わず「パイカリって・・・。」と、ちょっと恥ずかしい気持ちになってしまった。なんで恥ずかしいの?と聞かれても、それはそれで困ってしまうが。
「パイカリ」って略は「ハリポタ」くらい一般的なのだろうか?だとすると、だいぶ自分は遅れてしまってるなと感じる。
ブックオフで330円均一のクラシックCDの棚が、18禁コーナーのすぐ横だったのも、なんとも言えず嫌だった。
550円~の高めのクラシックのCDは全然別の場所で、もうちょっと安いのないかなぁと棚を辿っていって、見つけた先にのれんがヒラヒラしてたので、ちょっと怖気ついて、一度通り過ぎてしまった。
おいおい、別にやましいことしてるわけじゃないんだ。堂々と見に行けばいいじゃないか。と気を取り直して、見に行ってしまえば、なんのことはない。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲とかムソルグスキーの展覧会の絵がないかなぁと、ゆっくり探すことができた。
そうして私がクラシックCDを物色している間、3名が、のれんの中に消えていった。ブックオフで18禁コーナーに需要があるのか懐疑的だっただけに、この集客力には驚いた。
ちなみにクラシックCDの棚からのれんを挟んで、あ行の女優さんが陳列されているのがよく見えてしまっているので、もうちょっと目隠しをしっかりした方がいいと思った。
にしても、ブックオフの事件を知ってからいったせいか、いつになく店員さんが忙しそうにしているなと感じた。
あの膨大な数の品物を棚卸するなんて・・・。考えただけで恐ろしい。
ちょっと前の話になるが、映画館に「君たちはどう生きるか」を見にいった。アカデミー賞受賞効果なのか、案外混んでいた。
本当は公開時に見に行こうと思って、予定まで決めていたのに、その週から上映スケジュールが変更になって、行けなくなってしまった。「関心領域」もそうだった。ここの時間なら見に行ける!とワクワクしていたら、その日からその枠の上映がなくなり、レイトショーになってしまい断念。
何はともあれ、久しぶりに映画館で鑑賞できることを喜びつつ上映開始。
本編が始まってから、私を前を横切って真横に座ったカップル。前を通る時にすみませんの一言もない女の時点で不快だったが、まぁいい。映画に集中しようとするも、ポップコーンを食べては彼氏にくっつき、チュ。席を座り直すとともにチュ。楽しくて仕方がないんだろうな。そんなもの気にするなと心では思っているものの、私の関心領域は広めなので、見たくもないのにチラチラと気になってしまった。
そんなわけで不愉快だったのと、電車の時間もあったので、エンドロールが始まったところで退席してしまったのだが、去り際に「君たちはどう生きるか!?」と問いかけてやるくらいのことはしても良かったなと思った。
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