笑点

笑点の新メンバーが発表されるというので、5時20分にゲームやっていい?と聞いてきた子供を「うーん、ダメ」と制して、笑点を見た。

 正直、そこまで新メンバーに興味があったわけでもないのだが、暇にまかせてチラッとみたネットニュースでは、一之輔さんか女性の方どちらかだろう。ただ、一之輔さんは忙しくて、スケジュール的に難しいだろうから、世の中の流れ的にも初の女性メンバーが抜擢されるのでは?という論調だった。
 全く予想に入ってなかったけど、個人的には、三平さんが再抜擢されたら、面白くないけど、笑っちゃうだろうなぁなんてことは、ふと考えた。

 で、いざ本番。一之輔さんが出てきたときに、客席から軽く歓声が上がったのにつられて、こちらまでおぉー!と思ってしまった。知らんけど。
 落語も拝見したことがないし、色々なメディアを見ていて、割と「一之輔」という字を見るから売れている人なんだろうなぁという認識くらいしかなかったが、笑点を見ていて、なんだかこれから面白くなりそうな予感がした。良い人が選ばれたのではないだろうかと思った。

 一之輔さんに興味を持ったので、調べてみたらエッセイのような連載を書いており、それが文庫本になっているというので、近所の本屋に買いに行った。
 今までだったら、笑点メンバーに抜擢された人の本を、抜擢の翌日に買いに行くなんて、いかにもミーハーなことは意識して避けていたのだけれど、なんかこの熱を冷ましてはいけないと思って、Amazon、ブックオフのお世話になることなく、近所の本屋で買うことにした。特に「笑点新メンバーの本!」みたいなフェアにもなっておらず、たくさんある文庫本の一つとして置かれていたものを手に取り、レジの人に「あ、この人、ミーハーだなぁ。早速買ってるよ!」って思われているかなぁなんて思いながらお金を払った。  

 今度は生で見てみたいなと思って公演情報を調べています。今最もチケットが取れない落語家のチケットが、熱が冷めないうちに取れたらいいなぁ。

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