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冨 冨 武 人

先日、徳島県で自転車旅をしてきた小浦慶也です。(楽しかった)

初日は海辺の宿に泊まり、翌日は山深くの宿へ。
3泊目はまた別の海辺の宿へと泊まる。

そうして、海→山→海を往来し徳島県を存分に満喫してきたよ。俺は。

今回はその時のエピソードから一つお話しさせてほしい。

それはみんなにとってもきっと大事な話だと思うから…

亀がウサギを追い越す瞬間を見た時の俺

2泊目の宿へ向かうべく山間部を走っていたら、それはもう大層な石像が奉られていたのよ。

呆気に取られて思わず写真を撮り忘れてしまったんだけどね…(ごめんね)

全長2mくらいかな?
かなり恰幅がよく、とても重そうな甲冑に刀を携えて、頭には笠をかぶっているという、あまり見慣れない格好をしていたのをよく覚えているよ。(当時の流行りかな?)

足元にはウサギやリスといった小動物が何匹か寄り添っており、山そのものに好かれている事が伺える。

中央には小さなお賽銭箱があり、横の石碑に石像の簡単な説明が刻まれていた。

石門の如く重き甲冑を携え、遍路を往く。

その者の姿、偉大な武将の儘なりけり。

燦然たる偉業を讃え、ここに像を奉る。

慶應弍年 冨冨武人像

かっこいいね

どうやらバカ重い甲冑を着ながらお遍路を達成した激ヤバな武人らしい。(そんなことってあるのかな❓)

でもそんな厳ついエピソードとは裏腹に、めっちゃ優しい眼差しをしていたから、お遍路さんを見守ってくれているんだろうね。(優しい😃)

しばらく興味深く眺めてたんよ。
人通りも少ないし、こういうのはご縁だからね。

すると唯一近くにあった小さな民家からおじいちゃんが出てきたんだよね。

やっぱ見慣れない人が来ると気になるもんかな?

それとも俺が蛍光イエローの全身タイツを履いていて頭に寿司を乗せていたから、その眩さに寄せ付けられたのかな?

とにもかくにもおじいちゃんが来たからにはご挨拶をしなきゃならんわな。

大体ドラクエでもなんでもおじいちゃんに話しかければイベントが発生するってのはRPGにおけるセオリーだし。(このネタ今のコに分かるかな?💦)

現地の人とのコミュニケーションは勢いが肝要だ。

俺は元気よく

「ウィ〜ッ!
  ジジイ元気してっかァ〜アッ!?」

と問いかけた。

おじいちゃんは答えた。

「その武人が気になるようやな。
  かめへん、ワイが教えたら。」

俺は思わず

「ジジイッ!オレっちの質問に無視決め込んでんじゃあねェ〜〜〜よッ!

会話の『主導権』はいつだってこの“オレっち”なんだからよォ〜ッ!!
いいか?オレっちはジジイ……ッ!

テメェに「元気か?」って聞いてんだぜッ」

と怒鳴り散らしてしまった。

もう30歳だというのに。(年齢なんか関係ナイか❗️😅)

おじいちゃんはそんな俺に構うことなく

「この武人の名は
  冨冨武人(トムトムブジン)。」

トムトムブジン!?

えっトムトムブジン!?!!?

ほとんどポムポムプリンじゃねぇかよ!!!

確かに冨冨武人ってどう読むのかなぁって思ってたけど!!

でもまさかトムトムとは思わなくない!?

そう言われると頭に被ってる笠もポムポムプリンの茶色の部分ぽく見えてきたわ!!

足元に小動物が何匹かいるのもポムポムプリンのお友達みたいだね!?

そんな心の声を必死に抑え込み、俺はおじいさんに問いかけた。

「ジジィよォ……
  コレが“最後のチャンス”ってヤツだぜ……
  オメェは『元気か』…ッ?」

おじいさんは間髪入れず

「かつてこの地には小さな集落があったそうなんやが、ある日を境にずいぶん長いことモノノケに悩まされていたみたいやな。

雨は降らず、作物が枯れ果ててもうてからこの地を離れなあかんかもなぁなんて話が出てたそうや。

だが武人はお遍路の道中、ここにあった集落に立ち寄り、山のモノノケを退治してくださったそうなんや。

武人のおかげで雨は降り注ぎ、作物に恵まれた集落はより大きな土地を目指し、やがて海辺で市街地を創り上げたそうな。

それが今の神奈川県っちゅうわけやな。

エッライ遠くまで遠征したもんやで。

しかしまぁ、神奈川県民と言えば
『おでかけ大好き』、
『お留守番なんか大っ嫌い』
っちゅう県民性やからなぁ。
この集落がルーツってのも頷けるっちゅもんやでホンマ。

まぁワイは先月シドニーから引っ越してきたばかりやさかい、詳しいことは知らんけど。

ほな、気ぃつけて行きよ。


黄色の人。」

俺は過ぎ去るおじいちゃんに向かって最後の言葉を言い放った。

「オイッ!待てッ!ジジィィィッ!!!
  オメェはッ…“元気"…ッ…なのかァァッ!?
  なぁ……ッ!
  答えてくれよォ〜〜〜……ッッ!!!」

でもおじいちゃんは振り返らなかった。
振り返ってしまえば、別れがより悲しくなるから…(ナンチャッテ😁👊)

それはさておき。

冨冨武人は意外にもかなりの偉業を成した人なんだなぁ。
神奈川県に通ずるお話がまさか徳島県で聞けるとは思いもしなかった。(ヤッパリはイイヨネ❤️😍✋)

俄然、冨冨武人に興味が湧いた俺は石像の後ろにまわって眺めてみた。(ワザワザ後ろにマワッテ見る👀なんて相当ハマッチャッタのカナ⁉️(-_-;)💦😅)

すると冨冨武人の甲冑の腰元にはさりげなく菊の家紋が入っていたのだ‼️

奇しくもポムポムプリンもお尻に*のマークが刻まれている。こんなグーゼンッテある⁉️😱✨)

こんな偶然が果たしてあるのだろうか?

もしかして‼️と思った俺はiPhone(モチロン最新機種だヨ✋😁🍣)からサンリオに電話☎️🤙をかける。

でもザンネン❗️圏外でかからなかったんダヨネッ😱 💦(^-^;

だから読者のカワイコチャン❗️😁👊オレと徳島に旅行しよう‼️😃 ✨✨(助けてください)

冨冨武人のナゾ👀✨をサ、一緒に解明、しよう❗️👊😁💦✨(助けてください…!)

俺と一緒✨😃なら、ゼッタイに楽しい、旅行✈️になるって約束する‼️😁✋(^。^)✨💦

だから、ネッ⁉️一緒に行きたいヨ〜ッてオンナノコ😍✨❤️はコメントシテネ‼️✈️^_^👊💦(知らないオジさんに人格を乗っ取られました!!)

オヂサンと、徳島県✈️💦の美味しいお寿司🍣😋✨食べましょう❗️>_<❤️✨(もう意識が飛びそうです……誰か助けてください!!)

ウニばっかり、食べられるのは困っちゃうケド(^-^;💦😅(誰か…)
カワイコチャンなら許しちゃうカモ⁉️🤣❤️✨

コメント😍ドシドシ待ってるからネッ👊(^^)😁✨

田嶋 守男




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