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モグラは踊る(自問自答ファッションの話)


2024年は前半だけでおなかがいっぱいです。こんにちは。
おなかいっぱいな現象は下記

※2もある。

あとはこちらにもTwitter(と未だに言い張る私)にも書いてないけど、ポリープ家系である私は2回にわたる大腸カメラの結果ポリープが見つかり、数個ポリープも取った。(内1個が悪性と言われてヒヤヒヤしたが2ヶ月後に医師の言い間違えだったことが発覚)
そして未だに虫垂は腫れたままで手術予定は未定――to be continue……といった調子です。

入院ですっかり物事への考え方が変わってしまいました。
落ちた体力でなんとか日々の生活に戻るのが精一杯。化粧なんて最低限で、とりあえず入院中にボロボロになってしまった肌だけどうにかせねばという一心で基礎化粧品を塗りたくり生きていました。(これは単純に粉をふいて肉が落ちくぼんでしまって、鏡を見たときにしんどくなったため。死人かよ! ってなっちゃった)

服……「なんでもいいよ!」
化粧……「どうでもいいじゃん!」
社会的に外からどう見られるかな……「それこそどうだって良くない?」
毎日が上記のようなコールアンドレスポンスのくり返し(自分の中で、です。つねに心には空想の相方を住まわせている)

どうなったって死ぬよりも全部マシだよね。死ぬよりもね、と社会人になってはじめてノーメイクで会社に行きました。(日焼け止めは塗った)
なんか言われたら他人なんて処せばええねん。
だって私は生きてるんだからな!

正しく自分ファーストです。
この人生ではじめて、心の底から自分ファーストの生き方ができるようになっていたのです。

そんな中ふと見かけた下記の本に心を惹かれました。

◆靴は自己評価
◆バッグは自己紹介
◆アクセサリーはアイデンティティ

一年3セットの服で生きる-「制服化」という最高の方法-より


もうね、目次を見ただけで、目から鱗。
どういうこと⁈ となって即電子書籍で購入。

自問自答ガールズといった方々がいらっしゃる界隈があるのは知っていました。
手元がキラキラの、いろんな服を自由に着て自分の好きを主張できる方々だな〜別世界の人だな? と思っていました。
かたやこちらは生きる日陰のオタク。
物心ついたときからオタクとしてひっそりと生きてきました。ファストファッションで常人に見られそうな服を探し、いわゆる【普通】に見られたくて、なんとか溶け込みたくて、とにかく外れないよう(それでもまあにじみ出る程度にはオタクでしたが)服を購入していました。
それがまあ、この本の目次を見ただけで「そんな考え方をしていいのか⁈」 と新たな考え方に巡り合ったわけです。
私も心の相方もびっくり。

ところがどっこい、ぼかぁ元々自己分析などがめっちゃくちゃ苦手なタイプ。
不安もありました。
本買っただけで満足する時ない?
しかも飽き性です。

でもまあ、やるだけタダやしな!
上半期にかかった入院費より高いものはないし行動だけならば損は無し、生きてるなら新しいものをやってみるに越したことはない! と踏み出してみたわけなのでした。

①Plan(計画、という名の分析)

まずは着たくない&好みじゃないものを抽出しました。
•扱いに困る(洗濯できない・手入れできない)
•ドレスすぎる服
•スカート
•ヒールのある靴
•背中にファスナーがあるもの
理由が書いてないものがありますが、ひとまずここでは省略します。

次に今後に向けて様々なものを揃えていくにあたって、相反するものを集めました。
•自分で対応できる(洗濯できる・手入れできる)
•カジュアル•シンプル
•パンツ
•ヒール無しの靴
•前か横にファスナー
背伸びしなくても良く、今は心地の良さが大切なんだなと認識。

上記に差し当たって自分の手持ちを画像化したんですが、全体的に大体傾向が固まっていて、平日と休日の大枠の制服化ができていて新しい発見でした。
引越しの度、職場を変える度に断捨離していたのが功を奏したのかもしれません。(一番古いものだと小学生の時に着ていた服を20代で捨てました。早く捨てろという話なのですが)

――なんだ、もう固まってるじゃん。
そんな気が抜けた感想でした。

じゃあこれからDoするのは?
Actionするのはなんのため?
何が欲しいの? って思ったときに思いついたものは、そう。アクセサリーです。(こっそり勢いよく靴も! と一瞬思いましたがそんなでもなかったので頭から消しました)
私には圧倒的自己紹介力とアイデンティティーが足りない。
パワーだ。パワーが欲しい。

そこから一歩進んでコンセプトのワードを作るために嬉しい言葉・憧れの人を拾い上げました。

▲うれしい言葉・ときめきの言葉
・仕事ができる
・美しい
・かっこいい
・面白い

▲憧れの人
•江口のりこさん
 はっきり言える•軽やか•自由・体薄い
•リンダ•ハントさん
 権力を持っている•はっきり言える•軽やか•自由
•現職場の元上司
 権力を持っている•はっきり言える•自由
•平手友梨奈さん
 かっこいい•体薄い•自由•美しい・一途
・湯婆婆
 かっこいい・強い・ギラギラパチパチ

パワーやないかい。
気がついたタイミングで↓の欲望が詰まった呟きです。

パワー!!!!!!!!!!

思ってたより方向性がビシッとしてたなという感想。シン・コンセプトは上記のものにたどり着くまでに紆余曲折、ようやく最近これだ! と思うものが固まりました。
それは④にて。

②Do(実行、という名の試着)& Check(評価という名の集約)

Plan時点でわりと捨てる売るができていると気がついた私は実行を試着としました。
欲しいものの画像集、妄想クローゼットを作成しつつ(後ほど混乱しないよう、カテゴリごとにデータ分け済)、百貨店の売り場を余すことなく体験するといいと本にはありましたので実行。

良くも悪くも大人になったので昔ほど百貨店に怖気付くことはなくなりましたが、敷居の高さにはかしこまるところがあり、妹と2人で
「いきなり買うわけではないので大丈夫」と念じながら行きました。(主に念じていたのは私)
結論としてはめちゃくちゃ充実感のある試着旅でした。
セール等で時間と価格に追い詰められることがなく、アウトレットだと限定があるわけでもなく、買わなくてもいいという解放感。
身構えていたほど百貨店の店員さんたちは怖くなかったです。ありがたい。

私のJJGデビューとしての話を聞いた後、【ノームコア】という概念があるのを教えてくれた妹が好きです。

ノームコアとは? となったので調べたところ【究極の普通】と検索結果が出てきました。
トレンドを意識しない、究極にベーシックなファッション……なるほど!

確かに近頃の私はシンプルな形を好みます。
変形も少なめ。
ちょっと一部柄で遊ぶぐらい。(挿し色ならぬ挿し柄みたいな感じで使用しています)
あとは生地の厚さが変わるだけ。

そうか、私はシンプルが好きなんだな、と自覚した瞬間です。

そして興奮した私へ示してくれた妹の指標が良かった。

なんでも褒めちゃう。だってうちの妹は世界一かわいい。(こちらはちゃんと実在します)
昔から私を知っている方は納得されるのですが、シスコンなんですよ。私は。
目に入れても痛くないってやつ。何歳になってもかわいい妹ですよ。健康でいてね。


脱線しがちで長くなってきたので次から巻きます。

④Action(次回に向けてコンセプト作り)


これから買い足す・揃えていくことに向けて外せない要素は2つ。
・シンプル
・手元湯婆婆パウンド
さて、好みは分かった。
ここまで固まればあとは早かった。

鞄 
→シンプルな自分が好きと主張できるもの
 シンプルな革(挿し色は入れても1色)育つとくったりと体に沿う形になるの、いいですよね。

アクセサリー
→湯婆婆のきらめき
 好きなだけバチバチキラキラ(反射&キラっとしたものだと尚良し。ボリューム重ねづけが課題)

ノームコアファッションの若かりし湯婆婆

き、決まった…!!
今後好みは変わるでしょうが、上記が今の私です。今後の買い物の方向性が定まりますのでいいですね!

やってよかった、自問自答ファッション。

次はコンセプト作りです。
ここで②で騒いでいた下記呟きに至ります。
(長かったでしょうがあとすこし)

コンセプト決めの変遷を記録がてら書きます。

⭐︎人生でこうありたい姿
•常に歩み続けたい。
•強くありたい。
•自由でありたい。

→キーワード
軽やかに歩み続ける、強くてかっこいい人
(湯婆婆とか好きな人がここに出てますね)

⭐︎好きなこと
•モネみたいな写真を撮る
•古いレンズのゴースト最高
(お金の心配がなければなにをしたい?)
 →カメラを持って毎日旅行。常にゴーストバリバリキラキラの幻想的な写真を撮る(風景•人•囚われず)
・手元がキラっとするのが好き

⭐︎コンセプト(仮)
24.07.22 旅する印象派カメラマン
 服は汚れてもいい。
 現場で着替えがなくて古着を買いがち
 パンツはジーパン多め
 カバンは黒いリュックか、たまにくたっとした革の斜めがけ
 (カメラと軽やかさを求めていた)
⇨24.08.05 表彰式に出席するカメラマン
 (手元キラキラから)
⇨24.08.07 不屈のカメラマン水を撮る
 (水を求めていると気がついて)
⇨24.08.09 水越しの湯婆婆
 (湯婆婆も水属性では? と気がつき湯婆婆は見えていたけど、湯婆婆と自分の立ち位置が分からなかった)
⇨24.08.11 滝越しの湯婆婆

シン・コンセプト決定!
【滝越しの湯婆婆】です!

年月を重ねながら歩いていく。
上でも下でも無く平坦な道。
常に目の前には水が上から流れていてカーテンのように被さっている。
水の向こうにはそう、憧れの人。
湯婆婆が。(大真面目です)
いつか彼女が自分と重なる日まで、軽やかに気持ちよく、強く生きていきたいという表れになります。

人生も身の回りもがらりと変わった2024年。
つよく、きらきら、かろやかに。
時には水をかき分けながら。
生きていきます。

よし、まずはアクセサリーだ〜〜!

以上です。
また変化&メモが溜まったらまとめます。
お付き合いいただきありがとうございました。

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