ロジカルシンキング 第1章
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大事なのはあなたが伝えたいことでも、大切に思ってることではない。
相手にとって伝えられることが期待されているかどうか
必要なことは2つ
①課題(テーマ)を確認する。
②相手に期待する反応を確認する。
まず、①
企画書を書く時でも、短い説明でも、長い会議でも、相手に応えるべき課題はなんだろう?と自問自答をする。これから説明するのは〇〇というテーマについてだな。と確認。
②コミュニケーションの後に相手からどのような反応を引き出せたらそのコミュニケーションは成功といえるのか。この質問にあらかじめ答えを用意しておけば「自分しか見えない病」予防の処方箋になる。
Ex.上司と30分のミーティング。
Aさん👩🏻🦰 上司に説明することで精一杯でミーティン グに臨む。
Bさん👩🏻 上司が30分後に席を立った時にあなたがいったA.B.Cという選択肢の中では私はBがいいと思う。次にはコスト分析と関係部門のヒアリングをやってみたらどうか。という上司自身の考えや指示を引き出そう。
→ミーティングの成果や説明の中身自体も変わってくる。
相手に期待する反応は主に3つ。
1.業務連絡。事務連絡。
2.ヒアリングやテストマーケティングで顧客のニーズを引き出す場合。社内会議や報告も該当。
3.商品サービスの販売促進、拡販施策の説明、キャンペーンの参加依頼。アンケートに答えてもらうなど。
まとめ
相手に応えるべき「課題•テーマ」が認識され、そのコミュニケーションの結果、相手にどのような「反応」を期待するのかを確認。
⬛︎この作業のあとからようやく答えの中身を考えられる。
結論が伝わらない時の落とし穴
1.結論は答えの要約であって、自分の言いたいことよ要約ではない。
根拠が伝わない時の落とし穴 p.31
1.事実なのかあなたの判断•仮説なのか分からない。
2.前提条件や判断基準、言わずもがな、当たり前と思っているのは伝え手だけ。
3.方法が伝わらない時の2つの落とし穴 p.34
1.戦略というものの定義そのものであり、普遍の心理だから。どの企業でもどの時代にも通用するもの。自分の企業に置き換えた時に、具体的に何をすべきかを伝えなければ意味がない。
2.修飾語で物事が具体的になることはない p.35
Ex.当社は収益性の強化を当社の最重要課題と位置づけ、トップのリーダーシップとともに全機能横断的に取り組んでいく。 →全社一丸となって頑張ろうしか言ってない。具体的でないと思った時、
その場合、問題がそもそも解けていないことが多い。
だいたい上から三段までで終わるが、それでは具体策のない薄い提案になってしまう。
使われがちな言葉。
要は、「自分でやってみろ」と言われたときに何をすればいいかわかっているか?ということ。
MECE もれなくダブりなく。
〇3C/4C
〇マーケティングの4P product price promotion place
〇流れとストップは、過去現在未来展短期中期長期
ビジネスシステムやバリュー•デリバリー•システム(価値の選択) (価値の創造) (価値の伝達) 3つのステップで考え、プロセスを整理したもの。
〇効率を考える時効果も考える
〇質ー量
〇主観ー客観
MECEを活かした情報の整理
グルーピング
自分の結論を説得するために役に立ちそうなネタを洗い出して、そして課題の答えである自分の結論を説明する上で分かりやすく、意味のあるMECEの切り口を意識しながら情報をMECEの切り口ごとに整理してみる。最後に、各グループのタイトルを集めた時に答えるべき課題の答えを説明する上で、答えの全体像を示し、かつ大きな漏れ、重なり、ずれがないか。
Ex.
So what / Why so
日頃から要するに何が言いたい?このはなしでだいじなことは?を意識。
飲み込みが早い人はso what習慣がある。
新聞や雑誌を読んだりするときもso what
why so習慣を身につける良い機会。 so whatして出たものが事実の要約。具体的でもいい p.99
横方向にも同一階層内の複数の要素がMECE
だれくらい縦方向に階層化するか。
Why soに答えられるだけの要素を過不足なく階層化する。
どれくらい横方向に階層化するか、
多くて4つか5つ。
情報増えすぎるから p.135
論理パターン 第6章
①根拠並列型
②方法並列型
③根拠解説型
④方法解説型