見出し画像

阿久根に行けなかった

μFMに入社して2年目からずっと担当している「Sea Side Station in 阿久根」。

コロナ禍でスタジオからの放送が最初から決まっていた年はあったけど…
さすがに当日の朝、中止が決定したのは初めてだった。

起きてスマホを見た瞬間、阿久根市には「土砂災害警戒情報」と「避難指示」の文字が。
これはどうしたもんか…と、ゲストの皆さんの出演をどう形態を変えるか考えながら支度。
いろんなスタッフと連絡を取りながら出社し、放送形態に関係なく必要な準備から取り掛かる。
そうしているうちに、ビーチバレー大会中止と放送形態変更の指示が。

そこから怒涛の連絡、連絡、連絡…
構成変更、キューシートの書き換え、やっぱりこうできない?というオーダー…

ディレクター兼任だったからこそ、とにかく自分ができる方法を…みんなで協力しやすいスタイルで…と。
多くの方々にご協力いただいて、なんとか放送開始時間に滑り込み。

スタジオからも楽しかった。
楽しかったけどさぁ…ねぇ?

涼しいは涼しかったけど…ねぇ。

とはいえ、このバダバタで改めて感じたのは、阿久根の皆さんの温かさ。
奔走してくださった皆さんには頭が上がりません。
形は変わったけれど、ステキな皆さんと番組を作ることができたということだけは変わらない事実。
ありがたかった…