かりがね的名盤紹介2020 前編~アニメ・ゲーム・声優編~

皆さんこんにちは

かりがねです


早いものでもう12月に入りましたね。

いつも気づいたら年末になってますが、今年はイベント等がなく日付を気にしない生活をしてたからというか、とにかく例年より過ぎるのが早い年だった気がします。


さて今回は今年発売された新譜の中で個人的にこれは!と思ったものを紹介する記事にしようと思っています。

12月発売のものもまだ控えていますが、後回しにすると「年末の掃除が~」とか言って書くことを放棄しそうなので早いうちに書いていきます。()

前編は「アニメ・ゲーム・声優編」ということでテーマに分けることにしました。ちなみに後半は「ロックバンド編」の予定です。

それではさっそく、ご紹介してまいりますよ~。


①Mashumairesh!!/TVアニメ「SHOW BY ROCK!!ましゅまいれっしゅ!!」
Mashumairesh!!挿入歌『エールアンドレスポンス』

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まずこちら、

神コンテンツです。


いや今年も色々あったんですけどね、結構大部分占めてたのってSHOW BY ROCK!!との出会いなんじゃないかなって思うんですよね。

特にこのね、一番手前にいるね、ほわんちゃんとかいうきつねの子がありえん可愛さなわけですが今回はその話ではないので楽曲について話します。

収録曲は3曲ありますが、個人的に推したいのはやはり「エールアンドレスポンス」

この曲はアニメの中で上京してきたほわんが偶然路上ライブをしていたヒメコ、デルミン、ルフユと出会う時に演奏していた曲なんですよね。

この曲のエモポイントはサビの展開とアニメの展開が重なっているところです。詳細は省きますが、1サビ「キミの夢が叶う場所~」ではほわんとメンバーが出会い、Mashumairesh!!となるまで、2サビ「キミのための歌がある~」ではほわんがMashumairesh!!を離れ、そしてまた戻ってくるまでを、3サビ「キミの為に歌う唄」以降では、Mashumairesh!!として高まっていく様を描いていると思っています。

アニメの話の内容とか歌詞の「キミ」とか「ボク」の解釈の話を始めると2021年ですら終わってしまいそうなので控えますが、まじで楽曲としても王道バンドサウンドで、非常に聞きやすくおすすめなので、ぜひ一度聴いてみてください。


②中須かすみ/無敵級*ビリーバー

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自分これまでラブライブというコンテンツには手を出したことがなかったのですが、アニメイトとかで宣伝でずーっと流れててちょっと気になって聴いてみたところ、ぶっささり。

そしてこの曲いいな!って思って調べたらなんかDECO*27さんじゃないですか。


なるほどな?


もはや必然でした。

キャラについて全く知らなかったので、中須かすみについて調べたところ、どうやら自分かわいい系の子だということで、

え、それでその歌詞なの??

となってしまったわけです。

もう「私は私を信じていたい」でもうダメ。

他の楽曲もあまりに良かったので継続して勉強しておりますが、来年は虹ヶ咲もライブ行きそうな予感がしますね。。。


③インディゴ・ベル/THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER for the NEXT! 10 ほほえみDiary

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アイマス枠からはこちらを

もはや他の追随を許すはずがありません。

というか、多分担当案件ではこれを超える曲はおそらくもう来ないでしょう。

2人が手を取り合いながらユニットとしての思い出を作っていく楽曲です。

そしてなんといっても2番、藍子ちゃんはゆったりと、歌鈴ちゃんは軽快に歌い上げるソロパートがあまりに2人らしいです。

ちなみに同種のオタクはラスサビ前の「吉日になるよね!」の「ね!」で死にます。死にますよね?(確認)

ちなみに我が家ではこちらと「Sunshine See May」を2大聖歌として崇拝しております。


④夏川椎菜/アンチテーゼ

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お待たせいたしました。

夏川椎菜の「アンチテーゼ」です。

「怒り」がテーマという少し変わったシングルですが、これは今年の諸々の自粛に対するフラストレーションが込められています。

夏川さんといえば、一躍(*>△<)<クショがーーーーーー!!!がトレンドに出たりもしましたが、何もかもが自粛になっていく中ブログの中で気持ちまで自粛する必要はないと仰っていたのが印象的です。

そんな夏川さんは、今回の「アンチテーゼ」で感情を大爆発させてくれました。

「アンチテーゼ」の作詞作曲には以前から個人的に聴いていたらしいクリエイターのすりぃさん。最近のボカロシーンはあまり詳しくないのでその時までは存じ上げなかったのですが、だいぶメジャーなPさんみたいですね。

ボカロPさんらしく、というか感情むき出しの強めの言葉が並んでおり、さぞかし歌う本人は気持ちよいんじゃないかなあと...w

カップリングの「RUNNY NOSE」は作詞が夏川さんですが、やはり目を引くのはこの曲名。「カッコいいのは好きだけど、カッコいいまま終わるのはなんだか恥ずかしい」そんな夏川さんらしい楽曲になっていると思います。

ちなみに個人的に夏川さんの悪ふざけ(褒め言葉)だと思っている417Pチャンネルにはこの「RUNNY NOSE」のMVのようなものがアップされていますが、好き勝手やってて最高に好きです。

ちなみにこれまでことあるごとに田淵智也をちらつかせてきてましたが、次のシングルはついに作曲で参加されるということで夏川さん全く止まる気配を見せませんね。(夏川さんのライブまでにユニゾンのツアー終わるらしいからライブ参戦してくれ(圧倒的願望))


⑤内田真礼/ハートビートシティ/いつか雲が晴れたなら

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内田真礼の「ハートビートシティ/いつか雲が晴れたなら」です。

こちらの見どころは何といっても制作陣の豪華さ。


ハートビートシティ 作詞/作曲:TAKU INOUE 編曲:kz(livetune)

いつか雲が晴れたなら作詞/作曲:kz(livetune) 編曲:TAKU INOUE


何これは


となるわけです。7月のオンラインライブで発表になりましたが、この時衝撃すぎて永遠にこの話してました。

個人的にkz先生を崇拝しておりますので、好きなまあやちゃんに楽曲を書いてくれるだけで勝ちなのですが、イノタクタッグですかそうですか。

聴く前から既に優勝しましたが、個人的に特に推したいのは「いつか雲が晴れたなら」。

まあやちゃんは自分のことをファンに照らす「太陽」だと仰っていますが、今年は「太陽」でいることが難しくなってしまいました。いわば雲がかかった状態なわけです。

歌詞ではこの会えない期間を「雨」に表象し、いつかまた太陽として照らせる日が来るように願う、そんな曲になっています。

曲中の音についても、最初雨の音からスタートしていきますが、雨上がりを思わせる軽快なギターの音と時間の経過を思わせる時計の針の音が続き、サビに入ると晴れ間が刺したように音が広く展開していきます。もはや音の配置が巧妙すぎて頭が上がりません。

これ、ライブで聴いたら絶対泣くわ

今年7月の横浜アリーナでのライブはオンラインに切り替えとなりましたが、こんなに早い段階からオンラインライブを決行した声優さんもなかなかいないんじゃないかと思いましたし、内容も本当に素晴らしいライブになりました。

私にとっては、会えないとか関係なく内田真礼は今年もずっと「太陽」でした。次横浜アリーナに行けるのがいつになろうとも、私はずっと待ってます。


⑥上田麗奈/Empathy

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続いてこちら、上田麗奈の「Empathy」です。

上田麗奈さんは2016年に1stアルバム「RefRain」をリリースして以来のアルバムになったわけですが、実は「RefRain」以降彼女の中では”次”のアルバムのイメージがあまり湧かなかったそうです。

それを変えたのはスタッフさんなど、周りの人たちの後押し。

写真集のインタビュー記事なんかを読んでると思うんですけど、上田麗奈さんって知れば知るほどに周りの人に愛されてて、そんな人たちに背中を押されて行動するタイプなんですよね。(もちろんいい意味です)

応援している人たちの存在がこれほどまでに見えてくる方もそんなにいないんじゃないかなと思うんです。

そんな上田麗奈さんの新アルバム「Empathy」のテーマは”共感”です。

”共感”というのはこれまで演じてきたキャラクターたちとの、”共感”した部分を楽曲として表現していく、そんなコンセプトになっています。

ラジオとか聴くと、上田麗奈さんって本当に感受性が豊かで、感じたことを自分の中で考えながらしっかりと言葉に落とし込んでいるように思います。声優だからこそできる、制作手法ですよね。

実は自分は普段アニメをほとんど見ないので、上田麗奈さんの出演作品を追いたくなっちゃいました。(ちなみにEmpathy後にハナヤマタを視聴しました)

ちなみに「RefRain」のほうは”自己紹介”がテーマになっていて、全体を通して曲調や歌詞もどこか淡く儚いアーティスティックな感じ(伝われ)に仕上がっています。そんな「RefRain」はぶっちゃけ万人受けする感じではないかな(それが刺さったのですが)とは思いますが、"共感”をテーマにした「Empathy」では曲調や歌詞もバラエティに富んでいて、色々な方にお聞きいただけるのではないかと思います。

じゃあアルバム全体としてバラバラなのか、と言われると、そうでもないのが「Empathy」のこれまた凄いところなんです。各所に曲と曲を接続するインストを差し込んでおり、これが驚くほどにマッチしているんですよね。

個人的に「インストの入るアルバムは名盤」だという謎の確信があるのですが、今回もこれに漏れない、圧倒的名盤になりましたw


ちなみに来年のライブどうしても行きたいんですが、チケットがありませんので、だれか助けてください(涙目)


⑦麻倉もも/Agapathus

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最後はこちら、麻倉ももの「Agapanthus」です。

アルバムとしては2018年の1stアルバム「Peachy!」から2年ぶりのフルアルバムとなります。

このアルバムは、これまで歌ってきた恋の歌の集大成として、シングル曲を含めながらも個性豊かな新曲を詰め合わせた、なんというか本当に「アルバム」という言葉が似あうような1枚に仕上がっていると感じています。

各楽曲ではもちさんが色んな女性を”演じ”ており、「秘密のアフレイド」や「今すぐに」など、様々なバリエーションの楽曲を歌うようになりました。

特筆したいのは表題曲「Agapanthus」。

麻倉もも名義としては初めて作詞作曲に渡辺翔さんを迎えています。

個人的に渡辺翔さんの凄さというのは、ファンタジックな楽曲の進行とその言葉選びだと思っていて、「Agapanthus」ではその強みが遺憾なく発揮されています。

「低体温だった私がちょっと熱くて困ったな 広がっていく淡い 愛しい違和感に水を撒こう」

「とけないアイの真理は偉い人にパスで もっともっともっとラフに伝えよう」

いい意味でこんなにふわふわと肩の力の抜けた楽曲、これまでになかったなと。大人の余裕といえばいいんでしょうか、そんなものを感じます。

歌唱もウィスパーボイスがあったり、表現力が求められる楽曲ですが、そこは流石の力量です。力みすぎることなく、弾みすぎることもなく、歌詞の世界観に合わせて繊細に歌い上げています。

ちなみに11月にはアルバム「Agapathus」を引っ提げたライブを実施(ライブレポはお蔵入りになりました←おい)しましたが、この曲はMVのアガパンサスのお花畑をイメージしたセットで、1曲目に披露されました。ほんと、大事に演出してくれて感謝しかありません、、、

今回のアルバムは、もちさんの可能性を広げる1枚になったと思っています。


終わりに

以上7枚がで前半を締めたいと思います!

他にもいい新譜はたくさん出ておりますが、特に個人的に話題を呼んだものをピックアップしてみました。

今年新しく出会ったものもあれば、ずっと応援しているものもありますが、このラインナップは外れがないんじゃないかなと思っています。もし聞いたことのないものがあれば、年の瀬にぜひチェックしてみてほしいですね。

後編は「ロックバンド編」の予定なので、後日また更新できればと思っています。


それでは

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