思い付き企画(1)
キャラクターの運営を長らくやっていると、同じような境遇の人たちからアドバイスを求められることがたびたびあります。キャラ運営を始めて1年未満のユウ君、アヤさんと一緒に考えてみましょう。
ユウ「いまもえさん、変なクレーマーにはどう対処すればいいですか?」
いまもえ「?? 何に対する苦情?」
ユウ「キャラクターに対する苦情です。無視するのは負けた気がするのでなんだかイヤなんです」
アヤ「あんまり気にしない方が良いと思うけど」
ユウ「中には頭にくるツイートをもらうことがあって…」
アヤ「あらら(°_°)。私も『キャラクターが二番煎じ』とか言われてイラッとしたことありますよ!」
ユウ「そういう苦情なのかアドバイスなのか悪口なのか分からないことをつぶやいて逃げられることもありますね」
いまもえ「苦情と言えば、主に2つに分かれるかな・・・
1 こちらの発言などの過ちに対する苦情
2 キャラクター運営に関する苦言(ただの思い付きの悪口的なもの含む)
1の、自分がやらかしてしまったときの苦情については、とにかく相手の話をしっかりと聞くこと、とにかく真摯になるべく早く対応することです。
何について謝っているのか、再発を防ぐとすればどうするべきかをしっかりと述べることからですね。問題のツイートを削除すれば良い、というわけではなくて、何をどう申し訳ないと思っているかを表明することも必要ですね。
よくよく話を聞いてみて、もし相手の勘違いによる誤解であれば、自分の書き方やが悪くなかったか説明不足になっていないかなどを考えながら、ご理解いただけるように努力すべきです。
個人宛のリプ(返信)で書いているにしても、DMでない限りは他のフォロワーさんらにもしっかり見られています。悪い対応をしているのはすぐに知れ渡りますからね。
ユウ「なるほど…」
いまもえ「次に、2の運営に対する苦情・アドバイスへの対応ですが、これはできるだけオープンな形で対応するのが良いのではないでしょうか。つまり、返信ではなく引用RTや、現在だとコメント付RTで返事をするということです。
誤解の場合もそうですが、同じようなことを考えている人は複数おられると思うので、その方々に向けて、という意味もあります。
真面目なアドバイスであれば「今、何が出来て何が出来ないのか、何が足りないのか。何を今、努力しているのか。フォロワーさんには何を評価し、どう応援していただきたいのか」を皆さんに知っていただく考えていただく機会になりますから、これもオープンにできることであれば、他の皆さんに読んでいただいた方が良い場合もあります。
やっかいなのは、ユウ君が対峙した相手のように明らかにモンスターであった場合ですね。
やはり、相手とのやりとりをオープンにすること。フォロワーの皆さんは、苦情が不条理であればあるほど「絡まれてるな」と感じてくれると思います。しかし、相手もキャラクターに全く興味が無ければ何も書いてきません。逆に考えると、モンスターさんもキャラに興味を持ってくれているありがたい存在ですよ。無視したり、ましてやブロックするなんてもったいない! ちゃんとしたサポーターになってくれる大きな可能性のある人たちですから、お互いに理解し合うべきです。
最後の手段では、何も返信しない、相手のツイートを見ないという選択肢もありますので、ツイートすることを義務と思わないことです。
腹の立つ相手と1対1だと感情的になりがちですね。やりとりをオープンにすれば「ファンのみなさんの目ぇもある」と思って冷静にもなれるし、言葉も選べるようになるでしょう。別のフォロワーさんたちから様々なご意見をもらえることもあるでしょうから、自分の価値観やモラルが正しいの? 一般的にどの位置にあるの? を常に確かめておくことも、後のモチベーションにつながると思います。怒りや不安を独りで抱え込むのはあきませんよ」
ユウ・アヤ「次からそうしてみます」
いまもえ「まぁそれでも刀を抜かねばならんときはあるやんねー。くれぐれもダークサイドに堕ちんように(笑)」
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