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20/09/29 野呂ロッジキャンプ場

野呂ロッジキャンプ場

初のソロキャン

9月、ギリギリ滑り込みで行ってきました。今回は初めてのソロキャン!
行った場所はキャンプ場銀座として名高い(?)道志川沿いの野呂ロッジキャンプ場。
実はここに行くちょうど1週前、友人達と静岡、山梨辺りで遊んできまして。それはそれは楽しい旅行だったんですが、シルバーウィークだったということもあり道が鬼ほど混んでて通常ならば東名に乗れば2時間程度の道のりが渋滞のせいで最低5時間はかかりそうみたいなことになってしまい、土地勘のある先輩が出した答えが道志川沿いの道を抜けて中央道に乗る、でした。

道志川はキャンプ場をググっている最中何度も目にした名前。どれどんなもんか見たろかい、と思って車窓を眺めてたところ、まぁなんと素敵なロケーション。

え?素敵。

え?素敵。

え?(略

めっちゃいい場所じゃんこの辺!!となって大盛りあがりした結果、次の週になんとか滑り込みました。
しかしこの辺、本当にキャンプ場銀座状態で、右も左もキャンプ場。ちょっと行ったらまたキャンプ場、すぐそこのそれもキャンプ場、そこのそれもそう。みたいな感じでこんなにあるわけがある?というぐらいのキャンプ場の数。
ただし、徒歩キャンパーには優しくない交通事情。今回お邪魔した野呂ロッジキャンプ場もなかなかギリギリのアクセスでした。
電話で予約をお願いした際に、
「お車ですか?
「いえ、バスで。
「え?あ?バス??あ、そうですか。本数本当に少ないんで気をつけて起こしくださいね。
みたいなやり取りがあって、ああバスで来る人は多くないんだなと察しました。そりゃそうだよな、1日4, 5本しかバス出てないんだもんな、、
この時バスで訪れていたのは僕と大学生と思しきグループだけで、彼らはロッジに宿泊されていたみたいで、徒歩キャンパーは僕だけという状況でした。

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アクセス

都内からここまでのアクセスはサイトに書いてある通りです。
相模湖駅からと橋本駅からのアクセスがまとめてありますが、僕は橋本駅からバスで向かいました。
今回はとにかくバスの時間がシビアなのと、バスはその性質上かなり遅れる可能性があるということで、通常の倍以上余裕を持って家を出ました。
橋本駅までは小田急線やら京王線を乗り継いで家から約1時間程度、そこから北口のバスターミナルに降り、三ケ木行きに乗車。三ケ木行きはかなりの本数がありますし、最悪数分バスターミナルを眺めてたら1本は必ず三ケ木行きが見つかるぐらいには走っていました。僕も階段を降りて見つけた時にちょうど出発してしまったのですが、その乗り場に向かっている途中にはもう次のが来てました。なのでこのルート、三ケ木までは何の問題もなく到着出来ます。三ケ木もかなり郊外にあるため、そこまで渋滞などは考慮しなくても良さそうではありましたがくれぐれも余裕を持った行動をおすすめします。
「橋本駅北口」バス停の時刻表 三ケ木行

問題は三ケ木から先。
ここで乗り遅れると数時間待ちを覚悟する必要があります。
「三ヶ木」バス停の時刻表 月夜野行 東野行
僕が今回乗ったのは12:10の月夜野行きです。キャンプ場のチェックインが14時なので少し早いんですが、ここを逃すと16時とかになっちゃうのでこのぐらいがちょうどよいかなと。
もし余裕ある場合はもう1本早い10時のやつ乗ってデイキャンプからスタートするというのも良さそうですね!

三ケ木から出たら降りるのは青野原。
バスの表示が永遠に青野原に変わらないから警戒してたんですが、やっぱり表示の不具合だったので気をつけて見といてよかった、、降りる時運転手さんに確認しちゃったもんね。

バス停からキャンプ場までの試練

しかしこのキャンプ場、行くまでの道も青野原からまっすぐだし簡単でいいじゃん!と思ったんですが途中の道路を越えてからの道がやばかった。

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キャンプ場に行くまでの道のりほぼずっと坂!おそらく5-10分ぐらい下る。延々と坂。そして結構急。
初めて知る地図ではわからない情報。坂。
行くときはね、全然良いんです。楽だし。帰りよ帰り。ここを荷物持って歩くの?やばいって。とか思いながら下ってました。結果帰りはまじで鬼だった。

到着

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ようやく到着!!!やった!やったぜ!!!

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なかなか主張の強い看板が出迎えてくれました。
この写真には写ってないけどこれの左側が受付で、すごく感じの良いスタッフさんとオーナーさんが対応してくれました。
ソロキャンだと1泊1700円。安い。交通費の方が全っ然高い。
そしてそのままオーナーさんがいい場所あるよ!って教えてくれた場所にテントを設置。

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おすすめされてそのままテント設置したこの場所、実は結構斜めってそんな良いかな?と思ったりもしたんですが、他の場所と離れてて全く人の気配がない。受付の真ん前だからそっち側は人が通ったりするんだけど、そこから一段低いから殆ど見えない。結果周りのことも気にならずしっかりと楽しむことが出来たのでした。音楽とかかけても平気。快適。
オーナーさんナイスチョイスあざした!!

サイト

地面はここも氷川キャンプ場と同じで大体岩が埋まっててペグが通らない。
刺さる箇所探して頑張るしかないのでペグはくれぐれも強めのやつを。
風がなければ岩に固定でも全然行けるとは思います。見ての通り岩だらけなので。

道志川

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このキャンプ場の個人的素敵ポイントは何と言っても川。水。見てこの美しさ。今が夏でないのが残念でならん、というぐらいに透き通った水。
そして氷川キャンプ場とかに比べると流れがゆっくり。ここは来年夏絶対にくるぞと固く誓ったのでした。ほんとに泳ぎたかったけど流石に無理。
近くにいた大学生グループはめちゃくちゃ泳いでた。いや若さ。マジか。気温20度とかだし水温めっちゃ冷たいぞこれ。

オートサイト

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奥側はオートサイトになっていて、平日ど真ん中だった割に10組いないぐらいの人たちが。この環境に車で来れるの最高すぎでは?ほんとずるい。

ゆっくりソロキャン

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あとは火を起こしたら鉄板でソーセージ焼いたり肉焼いたり、アスパラのホイル焼きやったりしながらビール飲んでシガリロ吸って音楽聴いて。
今回は難しい料理とかやるほど手が回らないだろうしなと思ってちょっといい塩だけ持ってきました。オリーブオイルと塩あればもう何もいらんまじで。
今回の食材は牛の塊肉(部位忘れた)と牛タンとソーセージ、そして太めのアスパラと万願寺とうがらし、エリンギ。あとは袋ラーメンなんだけど普通のインスタントラーメンじゃなくて束になってるやつにしたのでクッカーにも収まりが良くて大成功だった。
米も洗米したやつを持っていったんだけど、なんかうまく行かなかった。芯が残っている感じ?メスティンの自動炊飯をやったんだけど、火が消えてるのに気づかずにしばらく放置しちゃったから蒸らしがあんまりうまく行かなかった?この辺は今後の課題とします。

肉は当然美味いんだけど、ソーセージが手軽かつ美味かったので今度はソーセージ多めでも良い気がした。ソーセージは橋本の駅前のスーパーで買った。
あと太めのアスパラに軽く塩を振ってアルミホイルで包んで火の中に放り込むホイル焼きがマジで美味しくて絶対に次もやると決意しました。マジで美味かった。
徐々にキャンプ飯のレパートリー増やしていきたいなー。

ちなみにこのキャンプ場、氷川キャンプ場とは違ってゴミも全部持ち帰りなのでその点はご留意ください。食材の包装とかは家で全部捨てて、野菜は野菜、肉は肉みたいな感じでまとめて持ってきました。

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暗くなってお腹も満たされたら火力増強してガンガン焚き火。
初のソロキャンということもあって思ったよりもあれこれ動いてた気もするんだけど最後はゆったりとただ焚き火。焚き火がやりたくてキャンプを始めてるみたいなところがあるのでやはり焚き火は最高。
と思って調子に乗ってありったけの薪をくべていたら想定より1時間ぐらい早く薪がなくなってしまい、炎がなくなってからはしっかり寒かった。気温は確か14度ぐらい。
昼は半袖でも全然大丈夫だったけど、さすがに山は寒暖差が激しいなと実感しながら、次のキャンプではより一層の防寒対策を決意したのでした。

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この日はうっすら曇っていて星が見えなかったのが残念。雲間からかろうじて2個だけ見えた。

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朝起きたら快晴も快晴。気持ちの良い天気になっていた。
でもテントがビッチョビチョに結露していて、サイト全体にもうっすら霧がかかっていた。僕のテントはインナーがメッシュなのと、貼り方が下手くそで少しテンションが弱かった関係で、起き上がった瞬間に冷たいのが顔にぶつかって一瞬で目が覚めたw
この瞬間ダブルウォールのテントが欲しいなと思ってしまった辺り、やはり物欲に踊らされている気がする。

あとは結露したテントや寝袋、グラウンドシートなんかを乾かしながらバスの時間までゆっくりと過ごす。

今回もまた最高の時間だったわ、と思いながらキャンプ場を後にしました。
ちなみに坂道は休み休み進みながら10分ぐらいで登り切れました。しんどかった。まぁ良い運動になりましたw
また来ます!!

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